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今年も大根を煮る

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 今年の大根の煮物。あとから凍み豆腐を追加した。やはり長野では凍み豆腐と言いたい。あるいは、みすず豆腐といってもいいのだけれど。よもや京都の葬祭場の乾物としてみすず豆腐を見ることになろうとは思いもよらなかったわけで。

 穏やかな天気で助かる年の瀬。日本海側の山間部ではかなり積雪があるものの、ここのところは比較的穏やかな天候のようなので割りと楽な暮れかもしれない。

 今年の振り返りはまあ明日にでも回して、のんびりと過ごそうか。

#きっと、そう言ってそのまま忘れるのだろうなあ。振り返り。ふん、「坂の上の雲」なのさ。

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内陸の塩害

 近年、雪が降りそうだとか、冷え込みが厳しそうだとか、下手をすると冬の間中はとか、とにかくやたらと主要な道路に塩化カルシウムをばらまくようになった。おかげで路面の凍結が少ないとか、融雪が進むとかあるのかもしれないけれど、やたらと大量にしかも広範囲に飛ばすので(回転させながら飛ばしている)かなり遠くまで飛んでいる。

 道路から 2 メートルほど離れた歩道。向かって右側に縁石をはさんで道路がある。
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 縁石をはさんだ歩道部分と植え込み。白くぽつぽつと見えるのは塩カルの粒。
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 縁石にあたったり、車の通過による風とかで集まるとはいえ、あられや雹でも降ったのか? と思うほどの塩カルがたまっている。
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 正直なところ撒く必要などなかろうというときでも撒いている嫌いはあって、つまりは予算額を消化するためにせっせと使っているというのが本当のところではないかとも。路側の植え込みの樹木にも当然影響があるし、個人の住宅や田畑に影響を与えることだって少なくないのでは。

 どこまでいってもお役所はお役所。政治家は政治家。なんとかならんものかなあ。

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2011年現在の主な抗リウマチ薬

 2011 年現在において主要な抗リウマチ薬は、次のようなもの。概ね段階的に効果を見極めて使われるという状況。(2010 年のものに 2011 年に承認されたシンポニーを追加。基本的に 2010 年のものと同じ)

ブシラミン(リマチル)
日本生まれであるのが特徴。効果はやや弱い感もあるが、最初に処方されることも多い様子。

メトトレキサート MTX(リウマトレックス)
最大 8mg/週 を最大 3 回に分けて集中して処方するパルス療法がとられる。 1 回ごとに 12 時間の間隔を空ける。たとえば、月曜の朝、夜、火曜の朝といった具合。欧米並みに 15mg/週くらいまで最大量を増やすべきではないかという意見もある。基本としていきなり処方できないのでリマチル処方後というパターンが多いかも。
葉酸の働きを抑えるので健康食品などの摂取には要注意。

生物学的製剤
エタネルセプト(エンブレル)
TNF-α 阻害薬。炎症のもとのひとつであるサイトカイン TNF-α を阻害して、炎症を抑える。週 2 回の皮下注射。訓練を受けた後に家庭において自己注射が可能。

インフリキシマブ(レミケード)
TNF-α 阻害薬。原則 8 週間に一度の点滴。はじめの 3 回のみ変則で、 2 週間後に 2 回目、その 4 週間後に 3 回目、その後は 8 週間ごとに。点滴時間はおおむね 2 時間。

トシリズマブ(アクテムラ)
2008 年から使用できるようになった IL-6 阻害薬。サイトカインをターゲットとしている点は前二者と同じだが、インターロイキン6( IL-6 )という異なるサイトカインをターゲットとしている。このため、あまり効果がみられなかった患者に対しての有効性が期待される。 4 週間に一度の点滴。時間はおおむね 1 時間程度。

アダリムマブ(ヒュミラ)
2008 年から使用できるようになった TNF-α阻害薬。皮下注射。

アバタセプト(オレンシア)
2010 年から使用できるようになった。これまでのサイトカインを阻害するものとは異なり、 T 細胞の働きを抑えるもの。点滴による投与で、3 回目までは 2 週間間隔。以降は 4 週間間隔。

ゴリムマブ(シンポニー)
2011 年から使用できるようになった。TNF-αモノクローム抗体。4 週間に 1 回の皮下注射。自己注射ではなく院内でということらしい。間隔は点滴薬なみでありながら短時間ですむので負担が少ないというメリットはありそう。

 いずれにおいても炎症を抑え、異常に活発化した免疫を抑制する働きをするため、風邪をはじめとした感染症への罹患に通常以上に注意をする必要がある。少しでもそられの兆候があれば担当の医師に相談し適切な治療をすることが望ましい。

 また、治療にあたっては結核の罹患経験の有無など感染症への対策が十分になされるので、それらに注意すれば決して危険な薬ではない。どのような薬にも副作用はあるもので、それを十分に把握したうえで適切に使用されることがもっとも大切なこと。いたずらに風評に惑わされることはない。

 現在も治験が行われている薬も多数あり、新薬承認のプロセスも優先的に行われているゆえ、数年間隔程度に新薬が使用できる可能性も十分にある。現状の薬が十分な効果をあげなくても、さらなる希望があるということを忘れずに治療に取り組むことが肝要かと。

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2012年の黒豆一号

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 この冬はじめての黒豆を煮た。なんとなく昔よりも出来上がりの量が少ないように思うのはなぜだろう。やっぱり売られているひと袋あたりの容量が少なくなっているのかな。

 昨年は黒豆の出来がよくなかったということで、店頭に並ぶ量もずいぶん少なかった。今年もやや少ないようだったけれど、なんとかいくつか購入できたのでもう何回かは煮ることができる。まずはおひねの先の正月に購入したものを使って。

 丹波黒であるかどうかはともかく、でき合いの黒豆を買ってくるとわずかの量で 200 円 300 円とするけれど、自前で煮ればその値段で豆を買ってくるだけであとは簡単にできる。この冬人気になっているという灯油ストーブであれば鍋を乗せておくだけ。砂糖の代金といってもさほどじゃない。

 そしてまた「黒豆 煮る」の検索が増える頃になったのだった。

 おいしいけれど、食べすぎ注意。お正月になくなってしまう。

 煮方は以下を参照のこと。黒豆を煮る: つらつらぐさ

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「下剋上」

 あるスポーツライター(ジャーナリスト?)の方がこの頃の日本のフィギュアスケート界を称してこういっていた。「下剋上」だと。それはどうなのだろうと思ってしまった。性別を問わずフィギュアの選手層は近年厚いという感じは多くの人が持っているであろうし、時々の好調・不調はあるにせよ競い合っているというところであって「下剋上」というのは違うと思うのだけれど。

げこくじょう【下剋上】

地位の下の者が上の人をしのいで勢力をふるうこと。

ぐんゆう【群雄】
互いにその勢力を競う多くの英雄たち。【--割拠】多くの英雄が各地にたてこもって互いに勢力を争うこと。

新明解国語辞典第四版

 あえて言うなら「群雄割拠」といったところかなあと。まあ、そんな言葉を使わなくても十分だというのはさておくとして。

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猫の細道

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 今年はまだ本格的に雪かきが必要なほどの積雪はなくて助かっているこのあたり。新潟県境のほうではそこそこ 1m を超える積雪になっているところもあるのだけれど。総じて低気圧の位置が北海道あたりにとどまる傾向が強いためか、寒気がやってきても日本海側の高山を越えて中までやってくるということはまだないような。

 いくらかうっすらと積もった雪の中、近所の黒猫が残していった獣道。首輪があるようなので飼い猫かと思いきや、妙に人間不信であるようなので案外ノラなのだろうか?

 猫はこたつで丸くなるというのは、正しいのか正しくないのか。いや、ノラだから強いってことかもしれないなあ。

 このくらいの積雪でこの冬が終わってくれるとうれしいのだけれど。そうもいかないかな。

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見れども見えず

 NHK 「ワンダーXワンダー」がひとまずの終了を迎えた。同時期にはじまった「追跡!AtoZ」のひどさとは違って格段によい番組だったので残念ではある。まあ、取材のための費用や時間が膨大で大変であったろうことは想像できるので仕方ないかとも。

 初期のころの(初回だったようにも思うのだけれど)結晶洞窟とかすごかったものなあ。

 さて。

 その流れで見ていた「ミラクルセンス」という特番。アメリカからはまったく見えない男性がみずから発する音で回りの状況を認識する姿であるとかを紹介していた。形や材質まで見抜いてしまう姿にはただただ驚くばかり。二人目はソムリエさんだった。最後にサッカーの中村しゅんすけ選手。

 広くフィールドを認識するのはどうやっているのかといったあたりを分析していた。で、中心に視線はあるものの周囲がよく見えているらしいということからいろいろやっていたのだけれど、このあたりはよくわかる。天体観測のさいに望遠鏡の視野を目を凝らしてみていても、光量の少ない天体をとらえるのはなかなか困難なのだ。

 こうした場合にどうするのがよいかといえば、見ようとしないということになる。逆説的なことではあるけれど、つまり何かを見ようと意識せずにまんぜんと、ぼんやりと全体を見るようにするとむしろ目の端のあたりがよく見えるということがわかる。そうすることで淡い天体も認識しやすくなる。

 目の中心で見ようとせずにぼんやりと全体を見るようにすると視野の周辺が意外とよくわかる。いや、わかるというとやや語弊はあるかもしれないけれど、認識はできるのだ。

 つまりはそうした、何かを見ようと集中するのではなくて、あえて見ようとしないような状況にすることで全体が見えてくるということがあるということなのだろうなと。

 目を凝らしていたのでは決して見えないもの、というのも世の中にはあるのではないかと。

#しかし、案内人の細川さんが「エコロケーション」というのは、どうなのか? と気になって仕方なかった。

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アメリア

 NHK スペシャルのスティーブ・ジョブズを見る。

 まあ、総じてよかったかなとは思うのだけれど、なんとなく物足りない感じがしたのも確かで。時間もあるけれど、なんとなく上っ面をまんべんなく紹介しましたよというところに終わってしまったような印象もあって。

 それはともかくとして。アップルに復帰したときに作ったという CM 映像が気になったのだった。歴史の偉人たちが続々と登場するのだが、その中にアメリア・イアハートの姿もあって、「ああ、やはりアメリアはいまだ(当時)偉大な人物として記憶にあるのだなあ」と。

 その頃であれば、まだどこかで生きているのではないか? と思っている人も少なくなかったのかもしれないなあと。

 ふと、漢字 Talk でもひさびさに動かしてみようかと思ったりした夜だった。

4878931833ラスト・フライト
アメリア イヤハート 松田 銑
作品社 1993-07

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 洋書ならある。

1906393141Last Flight - Amelia Earhart's Flying Adventures
Amelia Earhart
Trotamundas Press 2009-01

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ラスト・フライト: つらつらぐさ

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「アメリ」

 たぶん劇場公開時あたりにテレビで CM していたのであろうものを見たような記憶はあるのだった。さらにはなかなか評判はよかったらしいという記憶もあるのだった。ただ、なんとなく見ることなくきていた。でも、オドレイ・トトゥだし、やっぱり見てみなくちゃ。

 ということで見た。空想癖の強い女の子。いや、そもそも父親とか家族がちょっと変だったから異様に箱入り娘状態で育てられてしまったということのほうが影響が大きいのかもしれない。そんな空想をまじえつつくどくない軽い感じのコメディなので、見ていて心地よい。どうもアメリカの好む異常にしつこいコメディは嫌いなのだ。

 ただ、アメリ。ほとんど空き巣じゃないかというようなことまでしているのはどうなのだ、と思いつつ展開を楽しんでしまえるのでよしということにしよう。

 非常に不思議な空気が流れている映画で、なんとも夢うつつみたいな時間を過ごしているとあとで気づく。最後はきっちりと幸せな結末が待っているというのもうれしい。やや直截すぎる表現もあったりするので、そのあたりは微妙に思う人もあるいはあるかもしれないけれど。

 寒い冬のなか、少しだけ暖かくなれるかも。

B003UTHU92アメリ [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2010-08-25

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冬至南瓜

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 冬至ということで南瓜を煮る。もっとも昨夜のうちにストーブの上で煮てしまったのだけれど。

 南瓜の煮物というとあれにもこれにも調味料に砂糖がはいっているのだけれど、いっさいいれずに出汁と醤油少しばかりだけで煮てやれば、南瓜そのものの甘みをしっかり味わえて、ただただ甘いという煮物にならないのです。醤油だって大さじ1程度で十分。

 まあ、南瓜は冷凍ものなんだけどね。便利なんです。

 さて、この冬も風邪を引かずにすごせるかしら?

#柚子湯はありません。そして、いよいよ黒豆にとりかかるのでした。

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メルティ

 先日の NHK スペシャル。原発事故発生時からメルトダウンにいたるまでの状況を多くの証言や資料、専門家を集めてのシミュレーションや議論によって実際にはどのような推移をしていたのかを考えていた。それによれば 3/11 当日の夜にはメルトダウンをすでに起こしていたと考えられると。そしてあっという間にメルトスルーしていたとも。

 もちろんこれが実際の推移そのままであるかどうかはもはやわからないわけではあるけれど、ひとつの確からしい推定であるとはいえるのだろうなと思いつつ見ていた。

 水位計の不思議な挙動についての検証などもあって、電源を確保して水位計を確認しはじめてからどんどん水位が上がっていった現象は、驚きというよりも恐ろしさを感じるばかり。循環して冷却する最終機器についてもきちんとした運用についての知識にかけていて(使ったことが一度もないとか)わずかの時間起動しただけで止めてしまったとか。

 そもそもの各種非常電源装置などがすべて同じレベルに置かれているなど、そもそもの基本的なリスクマネジメントというものが完全に欠如しているなあと。

 そうしたもろもろがないがしろのまま運用されていたのであれば、なんとも恐ろしい時代なのだなと。是非についてはひとまず置くとして、運用する以上は基本的なことすらできていなかったという事実は揺るがないのではないかなと思うと、やはり背筋の寒くなる思いというのはあるなあ。

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ぼやけた妖精

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 少し冷え込んだ朝。なにやら妙に固まった雪がころころとしていた。雪なのかあられなのか、はたまた道路脇であったなら塩化カルシウムかと思うような小さな塊。(いや、塩カルの粒ならもう少し粗くて大きめなのだけれど)

 やっぱり雪だった。よく晴れていて冷えていたので小さくキュッと固まっていたのかも。

 じっくりと見ていたら苔の上に 6 つの枝を伸ばした結晶の姿が。残念ながら携帯電話のカメラしかなかったのできれいには写らなかった。うーむ。かろうじて中央やや右よりのものがそうであると判別可能な写真が上のもの。

 解像度ばかり高くても分解能が低いということかなあ。

 気がつけば冬寒の頃になってしまった。夏の暑さも懐かしい。

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借りか、狩りか

 なんとなく自分のなかではジブリ幻想が解けてしまった感があって、もうずいぶんと映画館で見ることのなくなったジブリアニメ。それでも相対的な品質としてはよいものもあるので、テレビ放映されるときには未見の最近作を見るというパターンが続いている。

 ということで「借りぐらしのアリエッティ」を見た。いろいろなくはないけれど、アニメ映像としたら「ゲド戦記」よりはよほどきちんとしているので評価されているのも頷ける印象。もちろん、物語の展開という意味においては脚本に無理がありすぎる嫌いもあって、作品を十分に描けたかというと問題は残ったようす。

 男の子がアリエッティに突き刺すきつい言葉の意味するところであるとか、なぜ家政婦のおばちゃんが執拗に小人に対するのかとか本当はきちんとしたバックグランドがあるらしいのに、それがないままになっているので非常に嫌な感じが残ってしまうところが多々あるところなどは。

 「借りぐらし」と言っているが実際は盗みでしかなく、というか食料などをとってくることを称して「借り」というのはやや奇妙で、見ていて台詞から感じたのは「狩り」と言っているのかと思ったくらいなのだった。原作についてはわからないのでなんともいえないけれど、床下に家を持って暮らしているのは、まさに「借りぐらし」であろうかと思う。住居を借りているだけで、他は借りるという表現には合わないのではというのはある。

 総じて時間はそこそこあったにも関わらず、描いていたのは中途半端な状況説明と、自分が人間に見つかってしまったので引越ししなくてはならなくなり、引越しするまでを描いただけで、もう少しどこをどう描くのかを明確にして内容を取捨選択しなおしていたらという感じも。まあ、いずれにしても 2 時間あまりのなかであれもこれもは無理ではあるので。ややピンボケになってしまった感は否めないかと。

 ただ、それでもなお映像作品として、アニメとしてはよくできていたのではなかろうかとは思うわけで。やや控えめなところではあるけれど。

 その意味では評判がそこそこよかったらしい「コクリコ坂から」も来年あたりのテレビ放映でもみて考えてみたいかなと。

B00361FLDQ借りぐらしのアリエッティ [DVD]
スタジオジブリ 2011-06-17

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まだ大人ではない・・・

 先日の NHK スペシャルで震災遺児を特集していたのを冒頭だけ見ていたのだった。つい、映画「ゲットスマート」を見ようなどと思って替えてしまったのだけれど、後になって思うとそのままにしたほうがよかったかもしれない。あの手のコメディは次第に苛立ちが大きくなってしまって、結局途中で見るのをやめたので。

 それはそれとして見ていた分で、8 歳の女の子が両親と姉を津波で亡くしてしまい、祖父母のもとで暮らしているのを紹介していた。母親は姉を車に乗せたあとに妹のほうを探していて津波にのまれたのだという。彼女はたまたま友達のお母さんが迎えにきたところに一緒に乗せてもらって避難できていたのだとか。見つからない妹を探してうろうろしているうちに避難が遅れたということらしい。

 祖母がそのことを話したそうなのだが、それは 8 歳の女の子には酷であろうなあと素直に感じたのだった。祖母としたら特に意識もないままに事実を話しただけというつもりかもしれないけれど、彼女は自分のせいで母親と姉を死なせてしまったという思いを抱えて生きていくことになる。

 8 歳がそこまで考えない、と思う向きもあるかもしれないけれど、そういうことはない。子供は大人ではないけれど、なにも考えないわけでも感じないわけでもない。むしろ、素直に感情や意見を出せないだけに心のなかに抱え込んでしまうもの。現に描いた絵には父母姉がお月見をしているのに、ひとり女の子だけが扉をはさんだところにいて泣いているという場面が。

 本人は知らないだれかの絵。わかんないけど勝手に描いちゃった。といっているけれど、あきらかに抱え込んだものの現れなのだと思う。

 といって、ではいつなら話せるのか。いつまでも黙っているべきなのか、というとそうもいかないであろうし、難しい問題なのもよくわかる。ただ、少なくともこのタイミングで話してしまったのはうかつであったのではないかなあと素人ながらもみずからに省みれば思うのだった。

 程度の差はいろいろだろうけれど、今後いろいろな問題をはらんでいくことは間違いないのだろうなと思うと、どうにかこの子たちをきちんと支えていける社会であらねばなあと願うばかり。

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「インサイドゲーム」

 ジャン・レノということもあって見てみる。車泥棒やら、強盗やら悪事で稼ぐフランスの一族のお話。悪事を働いているのはわかっているのに、警察もなかなか手出しができないという感じの設定。

 最後の大仕事として莫大な現金輸送を狙ってみるが、行き違いのあった息子に寝返られるかと思ったらそうではなくて、逆に息子が刑事に撃たれて死んでしまうという結末。

 特別よいとも悪いともいえない。なにがあるというほどの映画でもない。まあ、悪は悪でも親子の間はやっぱり難しい問題を抱えているものだ、という程度かなあ。

#原題はどういう意味だろう?

B003WTHP04インサイドゲーム [DVD]
Happinet(SB)(D) 2010-11-04

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無線LANルーター G301N

 基本的に無線機器を持っていないのもあって無線 LAN ルーターとかとは無縁だった。ノート PC が無線対応しているのだけれど、普段は有線で使っている。そもそもモデム自体使うときにしか電源をいれないという使い方なので、特にそれで困るということがなかった。

 さらには無線はセキュリティを考えないといけないからなあという旧態然とした意識が強かったのもあって、有線で済むならそれでという感じでいたのだった。

 とはいえいまどきはセキュリティも標準でしっかりしているよという話を聞いたり、とある用途であると便利だなということをふと思ったので評判はよいのに投売り状態かという価格設定の G301N を購入。接続を試してみると本当になんの問題もなくつながってくれた。ADSL で使っている分にはまったく困らないなあ。光とは比べるすべはないのだけれど。

 ということでひとまず購入して使えるようにはなったものの、基本はやはり有線なので普段は箱入り娘状態ということで。なんたって電源が余計に必要というのがなんとも許せないし。まあ、これでもしも iPad とかの類のものを購入しても接続できると思えば安い買い物かもしれない。

 しかし、この価格(3000 円弱)で購入できるのなら文句ないなあ。

B002X79784BUFFALO おまかせ節電 11n/g/b対応 無線LANルーター Air Station 単体 WHR-G301N
バッファロー 2009-12-05

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今こそNUMOじゃなイカ?

 NHK クローズアップ現代にて放射線の都市濃縮の問題を取り上げていた。都市であるとないとを問わず、環境のなかで自然と拡散と濃縮(あるいは集中?)といったことが繰り返されていくわけではあって、それは自然なことともいえるのかもしれない。

 紹介されていた当該市長は正直なところどうしたものか悩んでいるといったことを言われていて、同時にまたなにかしなくてはならないのも事実なのだけれどと補足されていた。偽らざる本音というところかなあと。

 実のところ 10 月くらいの信濃毎日新聞だったかのリポートで、ベラルーシだったかチェルノブイリ関連の現地への取材のひとつで「除染をしてはいけない」という声をあげているのがあったのだった。詳細はもう覚えていないのだけれど、ひとつには除いたものをどこに処分するのかという問題だったかもしれないし、それが根本的にならないからということだったかもしれない。残しておけばよかったなあと悔やんでいる。

 震災以降さまざまなものがパタリと音沙汰なしになったものだけれど、そのひとつが「NUMO」じゃなかろうか。地下深くに原発廃棄物を”安全”に処理するための活動をしている機構のようだけれど。今こそ、NUMO の出番なのではないの? と思うのだけれど、さっぱり動きが見えないような。

 安全といいつつも東京からできるだけ離れた田舎の山奥の貧しい自治体を狙い、調査するだけでもお金をあげるからどう? と札束をひらひらさせるかのような活動をされていたわけだけれど、安全なのだから国会議事堂の近辺とか公務員宿舎の替わりにとか、議員宿舎の替わりにとか作ったらよいのに、などとも思ってしまう。

 もちろん今すぐ完成するわけでもないだろうけれど、そのためにこそある機構なんじゃなかろうかと。除染したものを引き受けるということもこれから視野にすべきなんじゃないか。どこに処分するかまったく決められず、どの自治体でも困っているのであるし。

 「わたしは必要だと思います。地層処分」とか CM していたのに。今こそ活動するときじゃなイカ?

B005M0IKTG侵略!? イカ娘① 【初回限定特典(侵略者ステッカー/クリアシートコレクション)付き】 [Blu-ray]
ポニーキャニオン 2011-12-21

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高専ロボコン2011

 すでに大会は終了していて結果もわかっているのではあるけれど、見に行ったわけではないので「高専ロボコン全国大会 2011 」を見た。今年は珍しく長野高専が準決勝まで勝ち進んだけれども、判定負けで決勝進出を阻まれたというので、どんな試合であったのかも興味があった。

 結局今年の大会は審査員判定という例もいくつかあったようで(タッチダウンの時間を競ったので、同タイムの際は審査員3人による判定になっていた)、どちらかというと震災バイアスが働いた面は否めないかもしれない。もちろん、震災によっていろいろの状況が困難ななかで見事なマシンをつくり戦った東北の高専チームのすばらしさはゆるがないので、これはまあ今年の場合多少はやむをえないところがあるのだろうなと。

 決勝は仙台と福島という対戦になるなどは、意図したわけでもないだろうが、さながら絵に描いたような予定調和に期せずしてなってしまったというか。

 どの試合もなかなかに見ごたえがあったし、どのチームも工夫を凝らしたマシンで楽しかった。負けはしたけれど、長野高専のチームも満足感は高かったのではないかなと。ことに操縦を担当した女の子の度胸のよさが勝利へと導いた感は強かった。

 今は ABU 大学ロボコンも世界相手に行われているのだけれど、どちらかというと初期の高専の試合が好きだったりはする。来年はどんな競技になるのかが楽しみ。

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Eclipse

 天候の加減でどうも無理ではないかと思っていた皆既月食。夕方にはすっかり雲ってしまって厚く覆われてしまったので、やはり無理かと。ところが 22:00 過ぎにふと外を見たら月明かり。これはと外に出てみると半分ほど欠けている。雲がほとんどなくなって、一部に残っている程度。ないことはないが、邪魔になるほどでもない。

 ということで無茶とはわかっているものの、撮影してみることに。とはいえ、10 数年前のコンパクトデジカメではやはり無茶であったなあと。

 21:36
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 22:58
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 23:06
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 と、まあこんなところがせいぜい。夜空が移せるカメラが欲しいなあ。

 皆既月食をきちんと見たのはかなり昔のこと。あの時は夜半過ぎまで見ていたのだなあ。赤銅色がきれいだった。

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カミノヒモ

 行政での資源回収や育成会などの資源回収の際をみていても、新聞紙やダンボールなど紙を束ねているのは大半がビニール紐。回収業者としてもそれはそれでかまわないという声を聞いたこともあるものの、近頃の人が大好きな「エコ」を標榜するのであれば、ビニール紐なんかではなくて「紙紐」を使うってものではないか、などとは思っている。

 もう十数年来紙類を束ねるのには紙紐を使っているけれど、強度もまったく問題ないし、価格が特別高いとかいうわけでもない。なにより同じ紙としてすっきり処分できるようにも思うのだけれど、実際に古紙業者さんがどういう処理の仕方をしているかは詳細を知らないのでよくはわかってない。

 とはいえ、一括して再生紙にするだけ(漂白してきれいな紙として利用するとかでないなら)ある程度混在しても困らないのであろうし、紙紐そのものは再生紙の純粋なものでしかない様子なので、下手な紙を混ぜてしまうよりはよほど面倒も少ないのではないか、と想像したりはする。

 エコエコ言って資源回収だなんだという割りに使おうとしないのは、知らないだけなのか、そうはいってもビニール紐でなければ駄目だというよくわからない思い込みなのか。もう少し普及してもよさそうなものなのだがなあ。

B0010TKYLA紙ヒモ クラフト M‐151‐7 約2mm×約50M
ユタカメイク

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B005PTOIH2サトウ 紙ひも#8パック無し 100M
サトウ

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 とんでもないものまでヒットしてしまった(^^;

B005LFMQ9Wペーパーブラ/ひも留め(フリーサイズ) 50枚入 ブラウン
株式会社ワールドジェイビー

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ハッシュの値に配列を使う

 ハッシュの値に配列を入れたいなあと思い、

 h = Hash.new([])

 などと初期化してからやってみたら、h.each しても {} と表示されるだけで何も出てこない。不思議に思って key を指定してみると表示された。あるようだけれど見えないという感じ?

 不思議だなあと思いつつも諦めて他の手段を使っていたところ、ふと「レシピ本」を見たらブロックで初期化するようにとのお告げ。

 h = Hash.new{|h, key| h[key] = []}

 などとすればよいらしいとわかって、やってみたら確かにいけた。理由はよくわからないけれど、ひとつ覚えたということでメモしておく。

 いやまあ、レシピ本見ればよいのですが。

4797359986Rubyレシピブック 第3版 303の技
青木 峰郎 後藤 裕蔵 高橋 征義 まつもと ゆきひろ
ソフトバンククリエイティブ 2010-08-28

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 最新版は 40 あまり技が増えているのか!

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録画奉行

 このところソニーのブルーレイレコーダーの CM に修正が施されるようになった。「ねえ、お父さん」といった部分がカットされた。で、さらにはお父さんと弟がブラビアをネットにつないで楽しんでいるという新しい CM をさかんに流すようにもなった。

 当初のものは録画の失敗をお父さんにつめよるバージョンばかりだった。「ねえ、お父さん。どうしたよりによってドラマの最終回だけ録画できてないの?」とか、「え、まだ会社? まさか録画予約忘れてないよね?」とか。5つのパターンすべてでお父さんに責任を求めるような内容だった。

 弟はまだ小学生のせいぜい中学年くらいかという感じなのでまだしも、姉は高校生くらいだろうし、そうでなくても最近の子供は仕組みとかは関係なくデジタル機器の操作そのものは抵抗なくこなす子が多いように思う。なんでもかんでもお父さんのせいにするのはちょっとひどいんじゃないかなあ、と思っていた。

 そしてしばらくして先月半ばくらいからか、内容が変わってきた。多少はクレームがついたのではないかなあ、などと想像もしているのだけれど。

 さながら鍋奉行のように、「録画はお父さん以外許可せん!」とでもいうのなら、お父さんに文句をつけるのもわかるけれど、いくら CM とはいえなんでもかんでもお父さんの責任にされてしまうのはあんまりな気がしていたのだった。

 そんなこんなで台詞冒頭の「ねえ、お父さん」といったあたりをカットして、最近は使われているのだった。

 さて。

 このところ録画逃しをしないといううたい文句でチューナーを3つくらいつけました、という機器がでてきたけれど、そこまできたらもう全部録画マシンじゃないかなあとも。3つもつけるくらいならいっそそのほうが安上がりだし、それこそ録画ミスはなくなると思うので。なんてね。

 わたしの録画マシンは携帯ワンセグです。ま、現状困らないです。

 こういうやつね。

B005WN0JC4BUFFALO 8チャンネル自動録画 HDDレコーダー <全録 ゼンロク> 2TB DVR-Z8
バッファロー 2011-12-23

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 8チャンネル8日分をまるまる録画で 8 万円台となれば、光ディスク再生とか考えなければお買い得な感じはするなあ。

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黒豆の季節

 通年ではあるものの、やはり暮れともなると増えてくるのが「黒豆 煮る」といった検索キーワード。今年もすこしずつ増えてきた感がある。

 当然のごとくひと夏過ぎると自分でも「えーっと、どのくらいだったっけ?」となるので、あらためて確認する。

 昨年は黒豆が不作だったということで、入手が難しかったところもあるのだけれど、さて今年はどうなのか。以前置いていた店では今年もないのだけれど、豆類そっくりないので、地元農家さんとの取引がなくなってしまっただけなのかもしれない。別の店にもあまりないのだけれど。

 ひとまず二回分は在庫を持っているものの、もう少し煮たいのだよねえ。さて、また黒豆探しの旅にでますか。

黒豆を煮る: つらつらぐさ

本家の黒豆をはじめて見る: つらつらぐさ

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「シーズン」

 先日ある地元テレビ局でアナウンサーがニュースを読んでいわく、「本格的なウィンターシーズンの到来です」。なんだか背中がぞわぞわします。ウィンターシーズンとするのはどうなのだろう?

 シーズンが季節(四季)をあらわすのはもちろんのこと、そうした季節以外でもなにかが活発な時期を称していうことはあるわけです。意外にも寒くなってくるとマラソンの季節だったりするとかあるわけです。

 しかし、ウィンター、冬はまさにシーズン、四季のひとつなので、「冬の季節到来」というのはやや奇妙な印象が。

 これが、「ウィンタースポーツシーズンの到来」であればまだよいかとは思うのだけれど。冬のスポーツだからその季節は冬であってあたりまえではあるものの、季節そのものではないものの時期がきたのだという使い方としてはおかしくなないのだと思う。

 はてさて。

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人魚

 日本テレビで「ルパン三世」の新作。今回から一部声優陣が交代ということもあったので、さてどんな感じになるのだろうと思いつつ見たのだった。結果としたらドラえもん以上に長年担当していて前任者の呪縛は予想以上に大きかったなあというもの。まあ、無理もないかとは思うけれど。

 銭形警部をやった山寺宏一も相当納谷さんを意識されているようだったし、それは峰不二子や五右衛門を担当された方も同様な雰囲気が。さすがにここまで長いと意識するなというほうが無理なところはあるかもしれない。もっともサザエさんみたいにそういった気負いがあまり感じられないものだってあるし、ドラえもんだって当初はかなり抵抗感を覚えたようにも思うものの、新しいスタイルでやっているような感じはする(ドラえもんはやや意識されたままかもしれない)。

 もっとも、一番はじめのアニメ化の際には峰不二子も五右衛門もまた別の方が担当されていたわけなのではある。新シリーズで担当するようになって長いので、それが定着したというだけで。まあ、ルパン役の栗田寛一に限っては事情が少々異なっているので、むしろこの先どうするのかという不安がなくはないのだけれど。

 さて、物語のほう。八百比丘尼をひきあいにして人魚伝説をネタにしたわけで、まあまあ面白く見たのだった。もっとも、人魚伝説でといったら「人魚の森」(高橋留美子)のほうが好きかなあというのはあるけれど。比べるようなものではないので。

4091277411人魚の森 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ)
高橋 留美子
小学館 2003-10-18

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 続きが出ていたのね!

409127742X人魚の傷 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ)
高橋 留美子
小学館 2003-11-18

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4091277438夜叉の瞳 (少年サンデーコミックススペシャル―高橋留美子人魚シリーズ 3)
高橋 留美子
小学館 2003-12-18

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霜月

 「中学のときの日本史で習いませんでした?」といわれたけれど、うーむ記憶がないなあと思っていたのでした。いや、もう昔のことなので実際に習ってないのか、はたまた習ったけれど忘れただけなのかは定かではないのですが。

 で、調べてみて、あーなるほどつまりは霜月祭りということかとか、湯切り神事ってことなのねと。長野県では南部である南信のあちこちで霜月祭りが今も受け継がれていて、この時期ニュースにもなる。全国のあちこちで行われているようでもあるし。

 実際学校で習ったことで記憶に残ることっていうのは、意外と本題とは離れた余分なことだったりするわけで、そういう意味では「人だま」の話であるとか、「正露丸」の話であるとかはいまだに記憶にあるのだった。

 ちょうどドラマ「坂の上の雲」も今夜からの第三部で完結。でも、正露丸はでてこないなあ。まあ、でてくるはずもないですが。

くかたち

 古来の用字は「{(盟神)探湯}」。

 新明解国語辞典第四版


 もう師走ではありますが。

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まねき猫

 最寄のお菓子屋さんの前を通ったところ腹が白くてほかが黒い猫がちょこんと座っていた。すっとしてじっとしている様は手(というか前足というべきか)こそあげてないもののまねき猫という趣。

 ところが、後ろのほうからどなたかやってきたらしく、その途端にフッと後ろを振り返ったのだった。本物だった。そんなところに座ってちゃだめだよ、とか言われたかどうかはわからないけれど。まあ、ショーケースの上だからなあ。

 しばらくして再び通ったらもういなかった。まあ、猫がそうそう長居するわけもなし。それでもなんとなく招かれてしまいそうな猫ではあったなあ。

 リアルまねき猫。

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「先鋒」

 [ 最先鋒?(2011年11月30日::ときどきの雑記帖 ぴゅあ ] <名称が!

 確かに「最先鋒」なる言葉は奇妙ではないかなあと。残念ながらまだネット界隈をはじめとして目にしたことはないのだけれど。

 いわゆる剣道とかで順番をあらわす「先鋒」とかは、一番はじめの選手という意味なので、ここに「最」をつけて「もっともはじめの選手」というのはちょっと奇妙な感じがしてしまう。仮にこれが「最前線」だと、前線そのものは図面上の細い線というわけではなくて、実際にはある幅をもった言ってみれば前線面(気象での寒冷前線とか温暖前線みたいな)といったイメージがあるので、前線のなかでも特に際立って前方である、ということで意味はあるかと思うけれど。

 もっとも、「急先鋒」という言葉もまたあって、これは先鋒とほぼ同じけれどもやや強い感じの意味とでも考えればよいか。あるいはこの「急先鋒」のつもりでなんとなく「最先鋒」と思ってしまっているのかもしれないか。

さいぜんせん【最前線】

 敵側に最も近い所にある陣地。[文脈により、積極的に何かを推進する最尖端の意にも用いられる。]

せんぽう【先鋒】
 部隊の先頭に進むもの。先陣。[ある運動・主張を他より先に行う人の意にも用いられる。]

きゅうせんぽう【急先鋒】
 [攻撃・運動などの時に]勢いよく先頭に立って行動する・こと(人)。

新明解国語辞典第四版

 懐かしのドラマは「特捜最前線」。

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13F

 以前にも気になったもののあいにくと見る機会を失っていた映画「13F」をようやく見た。シンプルではあるけれど常道なくらいにうまくひねりをきかせているので、まずまず面白かった。

 リアルに構築したコンピュータ上の仮想世界。人々はそこでリアルなまでの生活をしている。そこに開発者がいわばジャックインしてそこで体験するのだが、その開発者が殺害されてしまう。疑いをもたれたのは同僚でもあり、会社の経営を継承することになる技術者。そのときの自分の記憶がないことから、本当に自分が殺してしまったのではないかと、仮想世界にはいることにする。

 そこで仮想世界のとある人物が、自分がいるのは仮想世界であり、自分は作られた電子データでしかないと知ってしまう。やがて、ジャックインしたその男が仮想世界で死亡したことから、リアル世界の体に電子データの人格が残されたままになり、さて、という展開。

 難を言えばタイトルの「13F」があまりうまく使われていないあたりかも。もう少しそこに謎な雰囲気とか、特別な意味をきちんと表現できていたら、また違った面白さがあったかもしれないかも。

 フィニイの「ふりだしに戻る」などを彷彿とさせる仮想世界の 1900 年代初頭の雰囲気もまたよい感じで。たいくつしのぎにはほどほどではないかと。

B0036FPR7W13F コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2010-03-19

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4042735010ふりだしに戻る〈上〉 (角川文庫)
ジャック・フィニイ著 福島 正実訳
角川書店 1991-10

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