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メルティ

 先日の NHK スペシャル。原発事故発生時からメルトダウンにいたるまでの状況を多くの証言や資料、専門家を集めてのシミュレーションや議論によって実際にはどのような推移をしていたのかを考えていた。それによれば 3/11 当日の夜にはメルトダウンをすでに起こしていたと考えられると。そしてあっという間にメルトスルーしていたとも。

 もちろんこれが実際の推移そのままであるかどうかはもはやわからないわけではあるけれど、ひとつの確からしい推定であるとはいえるのだろうなと思いつつ見ていた。

 水位計の不思議な挙動についての検証などもあって、電源を確保して水位計を確認しはじめてからどんどん水位が上がっていった現象は、驚きというよりも恐ろしさを感じるばかり。循環して冷却する最終機器についてもきちんとした運用についての知識にかけていて(使ったことが一度もないとか)わずかの時間起動しただけで止めてしまったとか。

 そもそもの各種非常電源装置などがすべて同じレベルに置かれているなど、そもそもの基本的なリスクマネジメントというものが完全に欠如しているなあと。

 そうしたもろもろがないがしろのまま運用されていたのであれば、なんとも恐ろしい時代なのだなと。是非についてはひとまず置くとして、運用する以上は基本的なことすらできていなかったという事実は揺るがないのではないかなと思うと、やはり背筋の寒くなる思いというのはあるなあ。

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