今こそNUMOじゃなイカ?
NHK クローズアップ現代にて放射線の都市濃縮の問題を取り上げていた。都市であるとないとを問わず、環境のなかで自然と拡散と濃縮(あるいは集中?)といったことが繰り返されていくわけではあって、それは自然なことともいえるのかもしれない。
紹介されていた当該市長は正直なところどうしたものか悩んでいるといったことを言われていて、同時にまたなにかしなくてはならないのも事実なのだけれどと補足されていた。偽らざる本音というところかなあと。
実のところ 10 月くらいの信濃毎日新聞だったかのリポートで、ベラルーシだったかチェルノブイリ関連の現地への取材のひとつで「除染をしてはいけない」という声をあげているのがあったのだった。詳細はもう覚えていないのだけれど、ひとつには除いたものをどこに処分するのかという問題だったかもしれないし、それが根本的にならないからということだったかもしれない。残しておけばよかったなあと悔やんでいる。
震災以降さまざまなものがパタリと音沙汰なしになったものだけれど、そのひとつが「NUMO」じゃなかろうか。地下深くに原発廃棄物を”安全”に処理するための活動をしている機構のようだけれど。今こそ、NUMO の出番なのではないの? と思うのだけれど、さっぱり動きが見えないような。
安全といいつつも東京からできるだけ離れた田舎の山奥の貧しい自治体を狙い、調査するだけでもお金をあげるからどう? と札束をひらひらさせるかのような活動をされていたわけだけれど、安全なのだから国会議事堂の近辺とか公務員宿舎の替わりにとか、議員宿舎の替わりにとか作ったらよいのに、などとも思ってしまう。
もちろん今すぐ完成するわけでもないだろうけれど、そのためにこそある機構なんじゃなかろうかと。除染したものを引き受けるということもこれから視野にすべきなんじゃないか。どこに処分するかまったく決められず、どの自治体でも困っているのであるし。
「わたしは必要だと思います。地層処分」とか CM していたのに。今こそ活動するときじゃなイカ?
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