包丁を研ぐ
しばらくぶりに包丁研ぎ。このところ少し切れ味が悪くなっていたので。といってなにしろ自己流の域をでないので、職人さんのように見事な切れ味に仕上がるというわけではない。ただ、それでも一応の理屈といくらかの経験があるので、まあそれなりになるという程度ではある。
女性に多いようではあるけれど、切れる包丁は怖いということで、切れなくなった包丁をそのまま愛用している向きもあるとか。現に身近なところにもそうした人の存在を知っているわけでもある。しかし、やはり切れない包丁ほど怖いものはないのだけれど、その怖さを知らないということなのか。
切れる刃物でうっかり怪我をしたときと、切れない刃物で怪我をしたときとでは、その傷口の様がまったく違っているし、ひいては直り方にまで差が出てくるというもの。切れる包丁が怖いのではなくて、切れる包丁をきちんと使わないから怖いということなのかもしれない。
まあそうはいっても自分でも年に一度くらいは包丁で切ってしまうことがあるわけだけれど。
さて、これでいくらか快適になった。ついでに鎌も研いだ。鎌研ぎは相変わらず難しい。
近頃では刃を滑らせることで手軽に研げる機械も増えているけれど、あれはいわば急場しのぎの手段でしかないので、やはり砥石を使って時折研いでやるほうがずっと快適が長持ちするのではないかなと。結構楽しい作業でもある。料理人が作業前に包丁を研いで心を落ち着けるかのごとく。まあ、家庭では大仰にかまえることはないけれど。
うーむ、谷山浩子の入手はかなり厳しい状況のような。悔やまれるなあ(^^;
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コメント
女性ですけど、包丁は週に1度は自分で研いでいます。
切れない包丁を使う方が怖いので。
小さい頃から親が刃物を研ぐ所を見ていたこと、仕事で毎日包丁を研いでいた事が良かったようです。
都議の技術を習得するまで、随分指を切りましたが。
スパッと良く切れる包丁で野菜を切ると、なんとなく美味しさも増している気がします。
投稿: 某所でお世話になってます | 2011.11.17 11:03
それはいいですね。
確かに女性だからというよりも、仕事を除けば家庭で包丁を使う機会が多いのはどちらかというと女性のほうが多いという理由からでしかないのでしょうね。
(ちょっと思い込みを反省)
やっぱり切れ味のよい刃物はよいですね(^^)
投稿: ムムリク | 2011.11.17 12:18