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ページという概念

 かれこれ何度目なのかという昨年の一大電子書籍ブーム。今回はかつてとは少しばかり様子は異なるようで、端末にしろ書籍そのもにしろその物量はそこそこ維持されているようであるし、なおかつ今も新規が登場したり。サービスにしても「今ここで流れに乗らなくては」という焦りにも似た空気を傍目には感じたりもするわけですが。

 それはさておき。昨年春頃にブクログが誰でも手軽に電子書籍を作って販売できるサービス「パブー」をはじめたのだけれど、今も毎日書籍が生まれている様子。もっとも名も無い市井のひとびとによる出版ばかりかというとそうでもなく、著名な著者や出版社などが利用する例も多く、有料書籍の話題になっている多くはそうしたものなのかもしれません。

 ま、それもさておき。

 今頃になって自分でも利用してみて思ったのは「ページ」というものについて。パブーの書籍一覧でカーソルを合わせるといくつかの情報がポップアップされるのですが、ページ数というのもあります。ただ、中には 1 ページとか 2 ページといったものも多くあります。書店に並んでいるようなものの電子書籍版のような場合には、それ相応のページ数が表示されるものもあるのですが、意外なくらいに少ないものも少なくありません。

 まさかそんなページ数で、と思って閲覧してみると状況がわかってきました。これはすなわちウェブページ数。書籍としてのページ数とイコールではない。というのもパブーのはじまりの基本はサイトにログインしてブログを書くように編集してもらうという手法だったから。もちろん実際にそれしかない書籍も中にはあります。

 これを仮に PDF として閲覧すると数ページ程度のものになったりするわけなのだけれど、作成された基本となるウェブページ(いわばブログ形式)では 1 ページや 2 ページ程度でしかないという状況であると。当然、このウェブページは量がまちまちなので文字数の多いページもあれば、少ないページもある。

 極端なことをいえばページ数が 1 ページであっても、実際に PDF などで見たら 100 ページ以上あったということだってありうるのかもしれない。ページ内の文字数に制限がなければ。

 で、こうなると実際に見るまではどの程度の分量の書籍なのかが判断できないという弊害があるなあと。どうしてもわからなくてはいけないというわけでもないけれど、普通書籍を見たときにその厚さは気になるであろうし、購入の目安のひとつになることだってあるのではないかなと。その点ではこのページ概念でしか表示されないのはどうも不便な気がしているのです。

 印刷出版された本をもってきたものの場合には、PDF あたりからインポートしているのかと思われるので、おおむねページ数は実際のそれと同じになっている様子。せめて PDF になったもののページ数を表示するようであればどうかとは思うのですが。ePUB の場合は基本として可変ページ数なので、これを基準にというのは無理があります。

 ただ、PDF からインポートしたようなものの場合、これをパブーのウェブページとして閲覧すると、1 ページごとにページを遷移しなくてはならないということになるので、あるいは煩雑に思うかもしれないけれど。とはいえ、それは PDF として閲覧することと同じでもあるし問題ないのか。

 いずれにしても同じページ数という概念ではあっても、パブーでは複数のものが含まれており、書籍の分量をはかる指標として使うにはウェブページ数ではやはり実態と離れてしまうのではないかなあと。

 まあ、そんなことを思ったのでした。

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