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どんとなった花火だ

 本来の体育の日。やっぱり 10 月 10 日はよく晴れる。そしてさわやかに汗ばむくらいに。明日は少し気温も低めで気持ちひんやりかもしれないけれど、この暖かさのあとではほどよいというくらいかもしれない。もっともそれはずっとそこにいるからかもしれないけれど。

 移動祝祭日となっては本来の記念の意味もどこかに吹き飛んでしまい、それはやっぱりよろしくないよなあとは思うものの、どうすることもできず。

 とまあ、それはそれとして、運動会シーズンともなると早朝の花火がつきもの。開催するときには花火をあげますと。まあ、雨であったりしたら花火というわけにはいかないだろうから、無理からぬことという感じではある。

 で、学校や地区でそれぞれ日が違うので、毎週のように早朝に花火があがる。そして夜は夜でどこかで花火があがる。お祭りの季節、イベントの季節でもあるのだろうけれど、昔はこれほどまでに花火を打ち上げるということはなかったような記憶が。温泉街などで誘客のために毎夜花火をあげるところなどもあるようだけれど、こうまで日常化してしまうと、なんとも節操がないような感じもしてしまう。

 やはり節目のときにあるからそれを楽しみにもするし、うれしいものなのではないかなあと。近頃はいろんな理由はあるにせよ、あまりに頻繁にあげられすぎるような嫌いがなくはないかと。そうなるとこちらとしても、花火を楽しむとかではなく、もはや騒音に近い印象しかもたなくなっていたり。

 ちなみに長野市では晩秋から初冬の時期である勤労感謝の日あたりで必ず花火大会が開かれる。少し寒い空のなかで打ち上げられる花火が、昔は楽しみのひとつだった。”えびす講”というのだけれど。商店は年末や冬に向けての売り出しに忙しく、みなこぞって買いにでたものだった。今ではそういう雰囲気も少なくなったものの、花火だけはそれなりに残っている。

 時期的に珍しいということもあって、最近はよそから来られる方もあるやに聞くし。それもこれもたまにだからいいのだよなあ。

B000NA27QCCD「ドンと鳴った花火だ」
岡崎裕美 杉並児童合唱団 森みゆき 小林哉子・東京荒川児童合唱団 鈴木幾代・東京荒川児童合唱団 井出真理 勝田達夫 東京放送児童合唱団 前田美智子 天地総子
音楽センター

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