阿闍梨餅
京都土産というと八橋と誰しも思うほどすっかり定着しすぎてしまった感。もっとも今ではすっかり”生八橋”が主流で、あの硬い雨樋みたいな形のせんべい状のほうはあるにはあるものの、すっかり影が薄くなったという印象も。そうはいっても生八橋登場はすでにして数十年前かとは思うのだけれど。
といって毎度それでは芸がないのでうわさに聞いた”阿闍梨餅(あじゃりもち)”を買ってみた。やわらかい餅皮にほどよく焼き色がついていて、中はしっかりとした粒餡。うまいなあ。
しかし、生八橋よりも賞味期限が短いので、ちょっと忙しく食べてしまうようにも。まあ、賞味なので数日過ぎたからといってどうというわけでもない。ちょっと焼いたりして食べてもまた美味ですのよ、とわざわざ説明まであるのだから。あえてそれを試すというのも一興。
あんこ好きとしてはこちらのほうが食べ応えがあってうれしいかもしれないなあ。
#硬い八橋も嫌いというわけではないな。ずいぶん食べていないけれど。
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