「ティン・カップ」
恋は盲目という映画。といってしまうとあっさりすぎるけれど、最後にはどうしても自分の生き方をゆずれなくて(我慢できなくて)突っ走ってしまって、自分としては「どうして我慢できなかったんだ」と悔やんでみせたりもするのだけれど、まあ、それでいいんじゃないのという。「優勝者の名前なんて覚えてないだろうけれど、あなたの 12 打は絶対に忘れられない」といった感じの台詞があって、まあ、そういうことってあるよねと。この台詞にこの映画のすべてがあるような感じかなあ。
まあ、最後の展開はできすぎでもあるけれど、中途半端なそれではなくて、徹底したそれであったのを思うと、映画なんだしこのくらいあってもいいじゃないのと素直に思える。なんとなくわが事に重ねてみたりするわけでもある。
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