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記憶の夏(2)

 NHK の原爆投下の情報を日本軍の情報部がとらえていたという番組。しかしそれが活かされることはなく、そんなことがあるわけないということだったのか、はたまた別の理由だったのかはわからないけれど、なんの警報も発せられることなく投下された。長崎でのそれは 5 時間という猶予があったにも関わらず。

 近くの飛行場で待機していたパイロットが、これが日本なのか、とすればまたこうしたことがおきるのではないですかね、といったことを言っていたのが重くのしかかる今年の日本。政治家や役人はこの意味と真剣に向き合って欲しいなあとも。

 日本でも原爆の開発を進めていたものの、断念していたとか。その理由がアメリカでも不可能だからやめることにしたという根拠のない理由であったとか。やはりなにかが狂っていたのかなとも。

 ニュースでは広島の小学校で若い世代の教師が原爆について教えることの難しさを取り上げていたけれど、教室でぐだぐだとやっているよりも、広島・長崎の資料館をまずは見ることなんじゃなかろうかと。そして、近年多数記録されるようになってきた被爆者の生の声を聞かせる。加えて、どのような経緯で戦争が起きていったのかといったところをきちんと教えるということ。

 昔から近現代史の教育はおろそかにされすぎてきたわけで、そのあたりをしっかり履行することがまずは大切なんじゃないかなあと。それが、上っ面の教科書の中のはなしで「戦争はよくないと思います」と言わせないための方法なんじゃないかなあと。

 今年も NHK ではいくつかのこうした番組が予定されているようで、興味深いところではあるのだけれど、もう本当に証言をとれる最後になっているのだと思うと、いささか残念な気持ちもしないではないあな。

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