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差別化と利便性と

 運送会社の宅配荷物などで、各社でいろいろなサービスをしていたりする。受け取りのときにメールで知らせてくれて、受け取り時間や場所をそのまま変更したりできるサービスとかもなにやら広まってきているらしい。現状でいえばすべての会社ではないし、やっているところでもそれぞれのシステムだろうから使い勝手みたいなものも違うのかもしれないし。

 一番の問題は受け取る側に運送会社を指定することができないということかもしれないなあと思ったり。たとえばネットショップで買い物したりしても、運送会社はその店で決まっているのであって買う側がここを使ってという指定はまずできない。「A社だと登録してあって便利なのだけれど」、と思ってもB社で配達ということになるケースも多いのでは。

 さらに言うと、地域によって運送会社を変えるということはあるので、他の地域だとA社で配送しているが、自分が住んでいる地域にはどうあってもA社では届けてもらえないという事態になることもあるわけで。

 つまり、運送会社が「わたしたちにはこんなに便利な受け取りサービスがありますよ」と宣伝しても、受け取り側が「それはいいなあ」と選ぶことはできないのだよなあと。送る側が決めてしまうので。まあ、あまり自由に決められても送る側としては大変で困るとは思うけれど。

 運送会社としたら自社を選んでもらうべく、いろいろの付加価値を考えるわけだけれど、結局送る側の論理でしか選ぶことができないというのが現実なのだなと、ふと思った次第。受けての利便性を用意しても、それは必ずしも享受できるとは限らないのだなあと。いっそ、受け取り側のそうしたサービスは共通化されたらよいのかもしれないけれど、さすがにそれは各社納得しないだろうし、無理な話にも思うし。

 などと蒸発しそうな頭でふと思ったのだった。

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