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デジタル化のメリットを実感しないままに

 まもなくテレビの地上放送の完全デジタル化ということで、なにやら騒がしくなっているのだけれど、なんだか実際の放送そのものはデジタル化のメリットをどんどん失っていやしないかとも思ったりするのです。当初は画面がきれいになるとか、データ放送があって、いろんな情報や番組の情報も見られて便利ですよ、みたいなことを言っていたのだけれど、現実はどうなのか。

 テレビ局によってデータ放送の内容はまちまちなのではあるけれど、だいたいニュースや気象情報程度というのが多くて、なかにはお勧め番組の案内を画像で出すので重くていかんというのまで。さらに、詳しいことはネットにつないでねというのも多くて使えない。いや、まあ LAN ケーブルつないでないのはわたしですが、ある程度はネットなして完結して欲しい。

 視聴中の番組の情報にしてもないものが多く、たとえば映画でも日本テレビとテレビ朝日ではスタッフやキャスト、あらすじといった情報を提供してくれているのだが、フジテレビはいっさいなし。この役者さんの名前はなんというのだろうとか、この声は誰? というのがわからない(もちろんすべてわかるわけでは必ずしもないけれど)。ドラマとか情報番組とかでも、もう少し提供してもよさそうなのに進展する気配が見られない。

 NHK の「ためしてガッテン」では昨年度まではデータ放送で情報を流していたのに、今年度からなくなってインターネットを見てねと変わり、メリットが減った。テレビでインターネットしてどうするのかと。その間は番組見られないわけだし。画面が小さくはなるものの同一画面で両者を確認できたからよかったのではないかなあ。

 などなど正直デジタル化のメリットといっていたものが、あまり感じられないのが本音。双方向といっても、電話線か LAN ケーブルをつないでなければ駄目なわけで、そうした番組もほとんどない。いったいあの四色ボタンはなんのために存在しているのかなあ。いや、必要ないからもうなくして欲しいとは思うけれど、四色ボタン。

 サブチャンネルにしても有効に活用している例は少ないようだし。これを使えば基本的に番組延長ということはしなくてよいはずなのだけれど。まあ画質が落ちるので、録画したいというときにはその間の画質に不満をいわれる可能性は否定しないけれど。

 まもなく(というか実質的にはきょうあたりで)アナログ番組放送は終了するはずなのだけれど、デジタル化のメリットというのを本当に実感できる日はくるのかしらん。いや、そもそもそんなことを期待してはいけないのかもしれないけれど。あくまで国策でしかないのだからと。

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