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VTRをしばし延命

 昨年、テレビだけはデジタルに買い換えたものの、レコーダーはそのままだったので、いよいよ録画できるのも終わりだなと思っていた。もちろん、買い換えたらよいのだろうけれど、よく考えてみるとさほど録画してというケースがないということに気づいてしまったら、なんとももったいないような気がしてしまうのだった。平均してみたら、月に一度あるかないかくらいでしかない。

 そうなると買うのはちょっとなあと。それでいてたまに遅い時間の番組で気になるものがあったりはするのだけれど、そうなるとまあ諦めるという。それでも済んでしまうことのほうが多いわけだけれど、それでも見られたらまたよいだろうなとも思うわけで。

 ところが、たまたまテレビのマニュアルを見ていたら、地上デジタルチューナーを搭載していないレコーダーで、テレビのモニター出力を録画できるというので試してみた。入力端子のひとつがモニター出力と兼用になっていて、設定で出力固定にできるので、録画させるときにはそちらに変更。録画したい番組を番組表で選んで録画を設定。

 少なくともアクオスでは、録画の項目で「VHS で録画」といった項目があるのでそれを選択(というか接続機器の関係でこちらしか選択できない)。リモコンで電源を落としておく(普段は主電源はもちろん、コンセントまで抜いてしまうので、却って注意が必要だったりする)。

 ビデオ側では録画したい時間を予約して、チャンネルは外部入力に。そしてこちらも予約にして待機状態にしておくと。シンクロ機能がある機器だと、時間設定などは必要なかったりするらしいけれど、そういうものがない古いタイプなので手間がちょっとかかる。

 結果としてはデジタル放送のワイド画面の左右が、アナログサイズにぎゅっと圧縮されて録画されていたので、それを広げて表示させるとやや荒い感じになってしまう。とはいえ、アナログをそのまま録画してより小さい映像になるよりはまだましというところ。とりあえず見られれば問題ないのだということならば、手軽に継続して使える。

 実際、保存したいとかではなくて、見ることが目的なだけなので、当面はこれでいけるなと。

 デジタル放送のため、接続機器の設定によってはうまく録画できないということはあるようで、HDD 録画などでは録画モードをアナログ品質に落としておくほうがよいらしいといった話も。VTRにするのが一番面倒がないかもしれないけれど。

 ということで、レコーダーは地上デジタル化してないし、そう頻度も高くないので買い換えるのもちょっと、という人は、テレビのモニター出力があるのであれば試してみるのもよいのではないかな。詳しくは、それぞれのマニュアル参照ということで。

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