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今日のダーリン、クリップ

 ほぼ日刊イトイ新聞のトップページにあるコラム(というのかな)「今日のダーリン」。いつも気づきを与えてくれて、ハッとさせられることがあるのですが、この大震災以降についても実に変わらない目線と心でつづられていて、落ち着くことが多いです。

 残念ながら日替わりで更新されるだけで、基本的にはアーカイブされてというわけではないので、このところクリップしておいたものを、ここにもメモとして残しておこうと思います。

でも、おそらく、今度ばかりは、「探す」んじゃなくて、最初から「つくる」というすごく遠回りの道しかないことばかりでしょう(2011/3/29)
それほどひどいことになっている、と、ぼくらは覚悟していく必要があるでしょう。比較するのはおかしいかもしれませんが、太平洋戦争が約4年です。ぼくは、それ以上の時間を想像します。うれしいことじゃないけれど、その長丁場、しぶとく生きてみてやろうと思います(3/29)
「泣いている人ほど愛が深い」なんてことはないです。そして、泣いたり騒いだりは、他の人がなにかを堪えているような場面では、とてもうるさいばかりです。泣きたがりの人は、それも知っておくほうがいいです」(3/30)
ぼくの場合は、泣くのが好きで、よく泣きますが、表現として「わたしは泣いているぞ」というふうにならないように気にしてはいます(3/30)
このごろは、泣いたり騒いだり鐘を鳴らしたりの音が、あちこちから、ひっきりなしに聞えてきますが、こころの内側で深く泣いている人のことを、すこし想像しましょう(3/30)
そんななかに、まるで、ぼくらを励ますように「私たちは、希望が欲しいのです。涙ではなく、私たちを思うなら笑顔を」と書いてあったりもします。その通りにしようと思います(3/31)
ただ、あの日からずっと、「たいしたことのないもの」として活動する、という方針は変わっていません。すごいことは、やりたくてもできません。やれることで、迷惑にならない役に立つことを探します(4/1)
それぞれの現地、現場、そのバックヤードで、献身的に仕事をなさっている方々に、心から感謝します。立場や思いは異なる人もいるのでしょうが、現実と戦っているすべての人に、ぼくは敬意を払います(4/1)
激しく危機を煽りたがる人よりも、煽られたくない人のほうが、危機感は深いと思うんです(4/1)

 こうした大きな事態が発生したときには、Twitter をはじめとして、もろもろのメリット・デメリットといったものが見えてくるなあ。そしてそれは、サービスとしての特徴や、利用しているユーザーから、人の特性といったものまで見せてくれる。ある意味、自らの姿を映す鏡といってもいいのかもしれない。

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