メモとしての長野の別地震(その3)
記録的な意味で。
[ 長野地震(M)6・7被害の様子【長野県 栄村】 - NAVER まとめ ]
まあ、後者については、半分ネタ的にみないといけないかなとは思ってますが。長野県としての初動はきっちりしてましたし、地域的な大きさでいえばなんとか周辺自治体や県内を主とした支援の手が入っていることもあり、比較的復旧がすすめられているというところも。
雪深いがゆえにまだまだな面もあるため、避難生活されているかたも 700 人あまり(3/26現在)おられるものの、少しずつ進んでいるというところ。
東北や関東の大震災においては、初期の津波の映像の印象が強すぎ、さらにはそれを何度もなんども繰り返すテレビによって被災者にも、そうでない人々にも、宮城方面ばかりが注目されることとなり、福島や茨城、はては千葉・浦安などの状況はすっぽりと抜け落ちるような形になってしまったのが、被災者支援に格差を生んだ第一因。
加えて福島原発の問題が発生してしまったがために、放射線という怖さへのイメージだけが周辺に広がってしまい、支援する側もできれば避けたい印象を生んでしまったし、現地での報道も少なかったために震災の被害の程度について希薄な印象を持つようになってしまったのが第二因といったところかもしれない。
震災にしろ原発問題にしろ、いったんは現地を離れなくては、街を再生させるのは難しいのではないかなあ。帰れるのかと不安を口にされる被災者の方もあるけれど、帰れるのかではなく、必ず帰るために、今は離れるということが、生きるために必要なのではないかなと。
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