すずめ
普段は見ない NHK 「ダーウィンがきた」を珍しく見る。スズメということなので。がしかし、視聴者から多数寄せられた質問に答えたりという形で構成された内容は、ほとんど知っていることばかり。うーむ、世間的には知らない人のほうが多かったのねと、あらためて思ったり。
いわく、スズメはなにを食べていますか。いわく、スズメが地面に穴を掘っているようですが、なにをしているのですか。いわく、スズメはどこに巣を作るのですか。などなど。スズメがとっくみあいでやりあっている姿なんてのも、しょっちゅうとは言わないものの、稀には見ることがあるのでさほど珍しくも思わなかったのだけれど。
そもそもが我が家の屋根のすきまには、毎年スズメが巣をかけるし、付近にもそれこそ鈴なりのスズメを見ることがあるので、あまり珍しいとかいった印象もないという。まあ、そういう意味でいえば恵まれた環境ということなのか、はたまた都会化されていないというのか。
実のところてっきり佐野先生が登場されるかと期待したのだけれど、いつぞやスズメが近年数を減らしているというニュースにもでてこられた仙台だったかの若い大学の先生がご登場しただけだった。残念。ご存命だったかとは思うのだけれど、ご高齢であるのは確かであろうし、なかなか難しいのかもしれないか。とはいえ、かつてスズメ研究の第一人者といえば佐野先生だったのだがなあ。
もっとも、番組でほほうと感心したのは、スズメが子育てを終えるとまたすぐに繁殖行動に移るという話。多いつがいでは三度あまりは子育てをするとか。いやはや。
![]() | わたしのスズメ研究 (やさしい科学) 佐野 昌男 さえら書房 2005-01 by G-Tools |
そういえば待望のすずめバスのシリーズ(正しくは違う)の文庫落ち新刊が出たのだったなあ。
![]() | 厄病神も神のうち 怪異名所巡り4 (集英社文庫) 赤川 次郎 集英社 2010-10-20 by G-Tools |
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