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マイナス

 「」ということで言うと別の連想もあって、気温で「氷点下 10 度」などといったりするけれど、民放などだと多くは「マイナス 10 度」だったりする。それ自体はどちらでもかまわないのだけれど、氷点下という言葉も昔は「零下」と言っていたのではなかったかなあと。今はあまり聞かなくなったように思うけれど、いつごろからなんだろうかと。

 ということでいつもの「NHK 最新気象用語ハンドブック」(といっても 1986 年刊行だけれど)を見ると、なるほど「零下は使わない。場合によってはマイナスといってよい」とある。考え方によっては零下というのは読んで字のごとくなので、零よりも下の数字、すなわちマイナスの数字というイメージがわかりやすいようにも思えるし、そういう意味なら氷点下だって氷点よりも下なんだからというイメージはある。氷点って何度? というところは、あるいはあるかもしれないけれど。

 で、関連して思うと、「0 度」をなんと読むかといったら、「れいど」なんだろうなと。最近の子供がどう読むかはわからないけれど、「ぜろど」と読むのはあまり聞いたことがないような。「0.1 度」なんてときも「れいてんいちど」とは読むのだろうけれど、「ぜろてんいちど」とはあまり読まないかもしれない。

 テストの点数とかでも「0 点」を「れいてん」とはいうけれど、「ぜろてん」とはあまりいわないかもしれない。いや、これもまた最近の子供たちとかは「ぜろてん」というのかもしれないけれど。

 あくまで「れい」が残っているところと、「ぜろ」に変わってしまっているところとがあって、その境界みたいなものが見えるとちょっと面白いかもしれないか。

#軍事的な方面とかで「0」を「まる」と読んだりするのは、特殊な例なのでまた別。

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コメント

手元の記者ハンドブックだと、零下は気象用語、氷点下は物理化学用語と書いてあります。ただ最近は過冷却水も有名になったし、氷点そのものがあいまいな言葉になりつつあるような。

そういえば、アメリカの人と特に電話で話していると、数字の羅列を伝達するときなど向こうにつられてゼロをオーという癖が伝染することがたまにあります。

0歳児はレイ?ゼロ? 私はゼロ。

投稿: Zazel | 2010.11.07 22:34

記者さん等文章を書く人、御用達ともいえる「記者ハンドブック」がありましたね(朝日新聞だったかしらん)。なるほど、そういう分野的な違いというのもあるんですね。

日本語的には「零下」でも「氷点下」でもいいから残しては欲しいというのもありますけれど、プラス・マイナスといったほうがすでに理解も座りもよい時代なのかもしれませんね。

「0歳児」は確かに「ぜろさいじ」といういうほうが多いかも。言いやすいような気も。とはいえ、医療関係の方々はどう言っているのかも興味深いですね。

投稿: ムムリク | 2010.11.08 10:35

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