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不正

 地図ソフトを使って、不正な通勤手当申請を摘発とかいうニュースがあったらしいのだけれど、それってちょっと違うような気もすると感じた。例として、自転車で最寄の駅までが 2.3km と申請されていたのに、地図ソフトで最短距離を調べると 1.7km だったというのだけれど、それは本当に不正のためだったのかどうかと。

 どんなソフトかはわからないけれど、まずもってそれが道路の距離として、正確にルートの最短距離を計算しているのかどうかということもあるし。ものによっては単純に直線距離でしか見ていないかもしれない。

 仮に、しっかりと道路の最短距離を計測できたとしても、それが不正を働こうとしたものかどうかは一概に言えないのではないかな。2.3km という数字はあまりに具体的なので、感覚的にこのくらいだと思うというのとは違うかもしれないけれど、多くの場合はまず厳密に計測したりではなくて、だいたいこのくらいという数字にすることはあるんじゃなかろうか。そして、あまりにかけ離れているのでなければ、そのあたりは許容範囲ってことで処理していることは少なくないようにも思う。

 さらには、自転車ということで、最短ルートをあえてとれない(とらない)という事情だってあるかもしれない。道路事情に不便があって(自転車的にはという意味で)、やや遠回りではあるもののそちらのルートを通っているということは十分考えられる。信号の状況であるとか、歩道の状況であるとか(もちろん、自転車は原則車道通行であるのは前提としてだけれど、通行可の場所も条件もある)。

 そうした不正のためにという事情でないものまで十把ひとからげで捉えてしまうのは、ちょっと違うような気がする。

 本当に正すべき不正ってのは、もっとほかにあるんじゃないかなあ。

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