七白鳥原住民丁日記
Windows7 への環境移行に伴って、Cygwin 上で使っている tDiary の設定で、いろいろ困ったのでメモしておく。
そもそも、以前 XP 環境に移したときのことを覚えていないので、なんとなく Cygwin フォルダを単純にコピーしていたような気がしたのだが、そういうわけでもなかった。まして Windows7 への対応は昨年 2009 年暮れになってだったようで、やはり新規にインストールするのが正しい。おそらくは、前回 XP のときもインストールしなおしていたのだろうとは思うのだけれど。
ということで、まずは Cygwin サイトから最新の setup.exe をダウンロードして、インストールする。ただし、この際に、ミラーサイトの選択に気をつけないと、apache がないとか面倒なことになる。ftp.iij.ad.jp あたりからインストールするのが、フルにあってよさそう。もっともすべてをインストールしようとすると、接続環境によってはダウンロードに時間がかかり、とんでもないことになるので注意が必要。
apache 起動のために
ここで apache を起動しようとすると、Bad System Call とかいって起動できない。検索して調べてみると、以下のサイトに詳しかったので、それにしたがって設定したところ、使えるようになった。以下はメモ程度なので、詳細はリンク先を参照のこと。(最初に環境変数の設定もあったのだが、設定なしでもとりあえず使えている様子)
http://www.cs.shinshu-u.ac.jp/Lecture/NetworkComputing/apache/
■Base の再構築コマンドプロンプトで、
>c:\cygwin\bin\ash.exe
開いた Cygwin のコンソールから、以下を入力
$ /bin/rebaseall -v
...(経過表示)...
$以上で、再構築終了
■cygserver を Windows サービスとして登録Cygwin アイコンを右クリックし、[管理者として実行]
$ cygserver-config
[yes/no] を求められるので、yes と入力
$ net start cygserver
CYGWIN cygserver サービスを開始します。
CYGWIN cygserver サービスは正常に開始されました。以上で、登録終了
一度ログオフ後、
[コンピュータ] - 右クリック - [管理] - [コンピュータの管理] - [サービスとアプリケーション] - [サービス]
CYGWIN server サービスが、「開始」「自動」となっているのを確認。
■apache2 起動$ /usr/sbin/apachectl2 -k start
■apache2 停止$ /usr/sbin/apachectl2 -k stop
httpd.conf の修正
#ServerName www.example.com:80
↓
ServerName localhost:80
#AddHandler cgi-script .cgi↓
AddHandler cgi-scritp .cgi .rb
#Include /etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf↓
Include /etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
/extra/httpd-userdir.conf の修正
<Directory "/home/*/public_html">
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes
Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec
↓
<Directory "/home/*/public_html">
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes Options
Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch Includes ExecCGI
AllowOverride に Options を追加。
Options の IncludesNoExec を Include ExecCGI に変更。
これまでの日記データなどコピーしてしまえば、あとは実行するだけ。実のところ、今まではきちんとわかっていなかったので、.htaccess ファイルが機能していなかったけれど、今度は大丈夫の様子(と、思う)。以前よりも快適に使えてしあわせ。
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