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PC-BSD8.0を試してみる

 7.x で日本語で使おうとするとクラッシュ頻発で、これは駄目だとしばらく放置していたけれど、いよいよということで 8.0 を試してみた。というよりも、日本語 IM の PBI が提供されるのをまとうと思っていたのだけれど、なかなか気配がないのでとりあえずというつもりだった。ところが、ようやくにして日本語入力がロケールについてくるようになった。インストールが完了すると、IM がすでに使える状態になっている。漢字キーがあれば、それで使用できるようになる。使い勝手はこれまで通り。7.x で頻発したクラッシュ問題も解決されているようで、ほとんど問題ない。もちろんまったくクラッシュしないわけではないものの、かなり使えるレベルかなと。


■ 日本語入力関係

 IM が標準で使え、標準ではいっている KOffice 関連はメニューも日本語化され、もちろん日本語文書などの作成も行える。全体的に日本語化されているものの、ダイアログなどのボタンのキャプションだけがなぜか英語のままだったりはするが。

 インストールイメージに付属する PBI にある OpenOffice.org3 は、メニューなどの日本語化はできないものの、日本語文書の作成は問題なくできる。

 音楽ファイルのデータベースからの取得情報の文字化けもないような印象。まだ、完全に試せてないのではっきりとはわからないけれど。


■ DVD

 PC などで焼いた自前の DVD Video ならそのまま再生できる。市販の DVD Video はそのままでは再生できない。libdvdcss ファイルが必要になる。コンパイルしたり、いずこかから探してくるという方法もあるが、手っ取り早いのは、インストールイメージにある PBI のなかの K3B をインストールすること。K3B の中に libdvdcss.so がインストールされているので、これを /lib 以下にコピーしておけば、再生されるようになる。
 もちろん、ports などからコンパイルしてインストールしてもよいけれど。


■ 音楽 CD

 メディアをセットすると、音楽 CD とは認識しているようだが、うまく再生されない。デフォルトの KsCD で再生させようとすると 6 秒までを繰り返そうとするだけ。ファイルマネージャーで直に見るとファイルは確認できる。個々の wav ファイルなどをクリックして再生しようとしてもやはりだめだが、HDD にコピーしてやれば再生はできるようだ。
 また、アプリケーションを指定して開くにしても、再生できる。

#すべての環境で、ということではないのかもしれないが、海外のレビューなどでも同じ事例が見られ、さらには Ubuntu でもでているようなので、あるいは共通して使用されている、関係のライブラリファイルにバグがあるのかもしれない。とはいえ、情報が少なく、これという明確なものは見えてこない。

PC-BSD 8 review — LinuxBSDos.com

For audio CDs, KsCD is the only audio CD player in the audio dialog prompt. However, it is broken. It will only play the first six seconds of an audio CD and then stop.


Bug #469179 in gvfs (Ubuntu): “can't play audio cd's”


■ VCD

 今更ではあるけれど、もっているので試してみるが、audiocd 同様認識しない。こちらはさらに悪くてまったく認識できない。メディアがあることが認識できないので、直接ファイルをどうこうということすらできない。以前、1.3 とか 1.5 の頃には再生できていたはずなのだが。


■ Virtual Box

 Pbi.dir にあるのをインストールし、Windows2000 をいれてみた。問題なく動いている。思ったよりも快適。


■ 時計の設定

 インストールの際に地域として「東京・日本」を選択しているはずなのだが、どうも標準では UTC になってしまっているかもしれない。この時間を修正しようとすると実に面倒なのが、こまりもの。タスクバーにある時計部分をクリックして修正できればいいのだが、それはできない。設定をいくつかいじれるが時間の修正はない。

 結局、スタートメニューからのシステム設定の日時のところで修正するしかない。ここでもローカルと実際の東京などとを区別して設定しなおさないと、正しく反映されない。このあたりはちょっと不便。


■ ソフトウェアの管理

 インストールされているソフトウェアをアップデートする時に使用する、ミラーサイトの設定を変えておくほうがよい。標準では自動で設定するようになっているが、日本のミラーサイトを設定しないと遅すぎて駄目。

 インストール DVD に含まれているソースファイルと ports は、インストール時に入れてしまうほうが簡単。あとから入れようと思うとやや面倒だ。もっともソースなどが必要になるような人にとっては、さほど面倒なことではないかもしれないし、それに伴う情報も持ち合わせているかとは思うけれど。使う使わないを別として、標準としてインストールしてしまうほうがよいようには思う。


 いくつかおかしなところもあるものの、全体としてはずっと安定して使える環境になったのではという印象。ようやく Ubuntu などと競える土俵に上がれるかもと思えるような。おかしなところは 8.1 以降で修正されることを期待して。

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