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ガメラ

 GyaO! で無料でやっていたので、「大怪獣ガメラ」など見てしまった。むかし昔のその昔に見ているような気がするのだけれど、正直言ってまったく記憶にないから、案外見てなかったのかもしれない。

 それにしても、シナリオが意味不明で無茶苦茶すぎるなあ。最初はこんな感じだったのかあと、まあ、そこはそれなりに楽しめるという。

 北極でアトランティス大陸にいたという巨大な亀を研究しているという日高博士。なにやら未確認飛行機がどこぞかに撃墜されて落ちたらガメラが目を覚ましたという。で、乗ってきた船が破壊されて、乗員はみな死んでしまって、生き残ったのは調査に降り立っていた博士と(たぶん)”美人”助手と新聞記者の三人だけ。「実は、記者のなかの誰が降りるのかくじで決めたんですよ。あなたは僕の女神なんです」とかいう記者とか。

 核爆弾を使ったので(そうだったのか?)、ガメラは死んでいるでしょう、とテレビで答える日高博士。現場にいたあんたらはどうして無事なんですか!とか。

 なぜか北海道に現れるガメラ。灯台付近に出現したら、そこの子供がわざわざガメラの近くの灯台に登り、ガメラが灯台を壊す。宙吊りになって「たすけて~」と叫ぶ子供。手が離れて落ちるとガメラが手で受け止めて助けてくれる。「ガメラはやさしいんだよ」って、ガメラが壊したんだよね? 灯台。

 学校の先生は、その子供が学校に亀を連れてくるのはやめるようにと姉に話すし。ガメラが地熱発電所に現れるというので、日高博士が「わたしに考えがあります」といって、最大出力でガメラに放電(というかガメラが電線にさわる)するが、ダメージがないので「だめだ、すぐ攻撃してください!」と自衛隊だかに言う。しかし、まったく歯が立たないとなると、「米軍に核ミサイルの使用を依頼しましょう」と話し合う。核密約なんてものではないなあ。

 しかし、日高博士。「いや、それではガメラにエネルギーを与えるようなものです。駄目です」とかいっているし。

 最後の切り札「Z プラン」が登場するのは、残り 10 分くらいだったかなあ。あまりにトンデモなプランだし。ガメラを殺さないでと頼む子供が、Z プランで満足しているって、いいのか? Z プランがわかっているのか、などと突っ込み所満載で楽しい。

 うーむ、こんな映画だったのかあ。ってことは、「つよいぞ、ガメラ。つよいぞ、ガメラ。つよいぞ、ガーメーラー」って歌は別のガメラ映画のものだったのかなあ。昭和は本当に遠くなりました。

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 巨大な亀といえば、

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