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ライトスタッフ

 映画「ザ・ライトスタッフ」(ライトスタッフとはなっていたけど)を見た。長かった。でも、その長さをあまり感じなかったというのもある。数年前に NHK で放送されたドラマの「宇宙へ」は、米ソのロケット開発者を軸とした話だったけれど、こちらはアメリカの最初の宇宙飛行士となった人々の話。

 いかにして宇宙飛行士候補となる人々が選出されていって、どんなふうに宇宙開発競争に関わることになっていったかが人間味たっぷりに描かれていて、なかなかいいなあ。猿が先か、人間が先かとか。ハッチの存在しないポッドとか。いや、ポッドなんて呼ぶな、宇宙機と呼べ、とか。

 終盤。ジョン・グレンが周回飛行を試みるという発射待ちのところでは、まったく政治家ってやつは、って感じになるけれど、グレンの言葉にスカッとしたり。

 打ち上げ準備の最中に、グレンの自宅では、飛行士仲間の妻たちが集まって、一緒にテレビ中継を見ている。外には多くの報道陣。そこへ、男がやってきて副大統領が夫人と会いたいというが、夫人はテレビにでるなんて嫌だと断る。「わたしは、副大統領だぞ? NASA の上の奴らに言って圧力をかけさせろ!」と言い出す。打ち上げが中止になって、ロケットから降りてきたグレンに、NASA の責任者が近寄り、「電話に奥さんが」と知らせる。グレンが電話にでて、事情をきくと、「いいか、副大統領だろうと、テレビだろうと、きみが嫌ならでなくていい。きみにはぼくがついているよ」みたいなことを言って電話を切る。責任者が怒って「テレビは大事だ。言うこときかないと、飛ぶ順番を遅らせるぞ!」といきまくと、周りにいた宇宙飛行士たちが「順番を遅らせるだと?」と詰め寄ると、「いやまあ・・・」という感じに尻すぼみ。思うようにテレビを通して世間にアピールできなかった副大統領は、車の中で地団太を踏むという。

 もっとも、その後打ち上げが成功し、周回して帰還を果たしてから、副大統領による接待を飛行士たち家族が全員受けるわけにはなるのだけれど。

 というか、そのあたりが事実だったのかどうかを知らないので、よくわからないわけではあるけれどね。

 イエガーの生き様は、それはそれで素晴らしいと思うよ。

 世紀の事業である宇宙飛行でなくても、あらゆる場面で、ライトスタッフというのは試されるんだろうなあ。

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