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WADACHI

 NHK のドラマ「とめはねっ!」のおしまいはサザン・オールスターズの「希望の轍」の歌詞がからんできた。なるほどそういう歌詞だったのねと、あらためて思う。桑田佳祐の歌い方は何を言っているのかわからないところが多いので、印象に残る歌ではあったものの具体的な歌詞を知ったのは今回がはじめてだったという始末。

 今では”轍”という言葉も死語に近いのではとも思うくらい、実際に轍を目にする機会は失われているし、若い世代であればまったくということでもあるのだろうなあ。かつては少なくとも農道などは未舗装が多かったので轍を実感することも多かったし、雪国ともなれば雪道の深い轍をまるで軌道車のごとく走るしかない車両の列も、今となっては見かけることが少なくなった。除雪や融雪の充実はもとより、積雪そのものの減少も加わって。

 「希望の轍」というタイトルだということも恥ずかしながら知らなかったのだけれど、同じ轍でも「夢の轍」だったら強く印象に残っているし、思いいれもある。たびたびではあるけれどさだまさしのアルバムタイトルとして。いくつもの夢が実現したりあるいはかなわなかったり、それでもいつも夢を追いつつ進んでいけば、それらが果たせなかったにしても、その後ろには轍くらいは残っているだろう、といった言葉があったように記憶しているのだけれど、どこでだったか。

 どのような人生であれ、自分なりに精一杯生きていたら、きっとなにかしらの轍が残っているのかもしれない。あるいはそれは自分にしか見えない轍かもしれないし、逆に自分には見えないが回りからはくっきりと見えるかもしれない。

 ”轍”という言葉は現実的ではなくなっているかもしれないけれど、死語にしてしまうのは残念な言葉でもあるような気がする。


#「希望の轍」が 1990/9/1 リリース。「夢の轍」が 1982/12/11 リリース。

B00003Q43V海のYeah!!
サザンオールスターズ
ビクターエンタテインメント 1998-06-25

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 某裁判で裁判官が口にしたので有名になった感もある「償い」もよいけれど、「極光(オーロラ)」とか好きだなあ。朱鷺が自然に放たれる日がくるなんて、当時は思いもしなかった。

B00024Z7Y8夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤
さだまさし
フォア・レコード 2004-06-30

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 歌詞の書道を見ていたら、昔作ったものをふと思い出す。
Traveler


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