つきぬける
なにやらさる方面で話題の「とめはねっ!」ですが、今月から NHK でドラマ放映されるとか。年末は盛んに番組宣伝してました。(余談ではあるけれど、NHK は年末になるとやたらと番組宣伝の時間枠が増えすぎるのがどうも。さらに年末特番の再放送を繰り返して時間を稼ぐのもどうも。結果としてニュースの時間が極端に短縮されるのは公共放送としてどうよ? という)
で、民放でもやたらと女子高生の書道部の扱いが大きくなっているわけですが、今朝の NHK でも埼玉の女子高校生が実演をしていた。いやまあいろいろあっていいとは思うのだけれど、なんか違うなあと思ってしまった。ダンスと書道が一体化できてないんじゃなかろうか。どうしてもダンスしないとすまないなら、書をかいているときもリズムに乗って書いて欲しい。書き出すととたんに動きが止まってしまうのは、かえって無駄なものを取り入れていると自覚しているようにも見えてしまって。
「手筋がよければよいというものでもなく、悪くてもよいのである。書に興味があったら誰でも書いたらよい。」といわれたのは中川一政さん。
書き続けていると、下手は下手なりにそれなりになってくるものだと、深夜のさだまさしも言っていた。実際、そのとおりだと思う。
しっかりとリズムに乗って終始楽しそうに書けたなら、本物なのかもしれないなあ、などとも思いつつ。
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中川一政画集88 (1981年) 講談社 1981-02 by G-Tools |
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