閉ざされた扉
人生の時計は一度しかねじをまかないその針がいつ止まるか
遅くか、早くか、
誰も知らない
今だけがあなたの時間だ
生きよ、愛せ、
そして力をつくして働け
明日があると思ってはならない
なぜなら、
その時あなたの人生の時計は
止まっているかもしれないから
昔、図書館の印刷物に載っていたもの(記憶のなかのものなので多少の差異はあるかも)。出展は「The Book of Life」となっていたように思うけれど、当該書籍は見つけたことがない。
ぜんまい仕掛けの時計というのも、今では珍しくなり、電池式の時計しか知らないという人も多い時代ではあるけれど、電池にしたところでよくて 5 年程度。ま、ソーラーパワーで充電するものもこの頃は増えてきているけれどね。
ふたたび人生の扉を開くことが、もはやないのだと思い知るとき、懐かしさと無念さといくつかの後悔と、さまざまな思いが去来する。
しなきゃよかった後悔は二度としないことで生かされるが、しておけばよかった後悔は満たされることはない。
どんなに精一杯生きようとしても、後悔のない人生は多分望むことなどできないのかもしれない。せめて自分に謙虚で、相手に対して思いやりをもてたなら、なにかしら諦められるのかもしれないか。
いや、諦観ではなくて、仏教的にいうのであれば無常観か。
言葉をつくしても、伝えられないことはある。
一生に見ることができる桜の花なんて、ほんの一握りなんだよね。
![]() | Denim (通常盤) 竹内まりや ワーナーミュージック・ジャパン 2007-05-16 by G-Tools |
| 固定リンク
コメント