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くまびき

 いくつかの連載記事とたまに特集をパラパラと見る程度なのに、毎月買っているのでついつい買いつづけてしまう雑誌とか、はじめから見ていたわけでもないのに、たまたま見てしまったテレビドラマをついつい最終回まで見てしまったけれど、はじめのほうを見ていないので話がよくわからないままだったとか、特にどうという気はないのだけれどつい習慣になってしまってということは多い。

 似たようにこのところ習慣になってしまっているのが、ほぼ日。主に読むのはトップの「きょうのダーリン」と連載になる対談記事なのだが、たまに目をひいたものは見たりもする。

 そんな中に「ほぼ日のくまびき」というのが最近あって、なんだかよくわからないが興味もとくにわかないので放っておいた。とはいえ「くまびき」ってなんだ? とは思っていたのだけれど、このごろになってよくよく見ると「くびまき」だったことに気づいた。

 どうやら今風にいえばマフラー、昔風にいえばえりまきのことらしく、製品を作って販売しているらしい。

 しかし、どこをどう間違えたら「くびまき」が「くまびき」に見えたのだろう、と不思議に思うが、まあそういうものだから仕方ない。頭の中では正しく理解しているのに言葉にしたら違うものになっているとかはよくあることだし、ことほどさように人の頭のなかというのは謎に満ちているのだ、ということにしておこう。

 それはともかくとして、くびまきという表現もなんだか不思議だ。いやまあ「えりまき」よりも今の時代にはしっくりくるとは思うけれど、実際首にまくわけだしとは思うけれど、えりまきでもよいのじゃないか? とも思ったりする。

 一方で、襟元に巻くとはいえ実際には首だろうから、そもそものえりまきが不思議だったのかなどとも思う。

 「首」とつく部分を温めてあげると保温性が高まるというのはよく言われることで、ことに首は体と脳とをつなぐための大事な部分なのだからしっかり温めてあげたいところ。寝るときも首が温かいとだいぶ違うのは近年実感しているし。

 この夏は総じていえばやや涼しかったともいえて、日中は無論のこと真夏日や猛暑日もあるという暑さもあったのだけれど、割りと早い時期から朝晩の涼しさは秋のようだった。このまま行くとこの冬はずいぶんと寒くなるのではないか? といった予想もあるけれど、さてどうなることやら。

 昨年よりは安くなっているとはいえ、灯油もこのところじりじりと値上がりしているし、あまり寒くないとよいがなあと思うばかり。冬は冬らしくとも思わないではないけれど、やっぱりあまり寒くない冬のほうがありがたい。雪も少なければなおのこと。

 まだまだと思っていても、あっという間に秋になっていて冬はもうすぐそこまでという季節。一年のなんと早いことか。なんとかしないとね。

 [ ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日のくびまき 2009 ]

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コメント

ぼくも「くまびき」ってなんなんだ?
っと思ってgoogleしてこちらにたどりつきました。

よくよく見たら確かに「くびまき」だ。
ありがとうございます。

投稿: だい | 2009.12.11 03:38

だいさん、こんにちは。
同じように勘違いされる方はいらっしゃるのですね。
もっとも「くまびき」というのも実際あるそうで、新しい発見にはなりました。

投稿: ムムリク | 2009.12.11 10:46

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