テケテケな日々(Ruby/tkメモの3)
主な(というか実際に使ってみたものを中心に)オプション(属性?)のメモ。標準のものとかウィジェットなどに固有のものとかいろいろなので、場合によっては使えないものも。
■pack 関連
side
top, bottom, left, right
ウィジェット配置のための領域確保の向き
fill
x, y, both, none
他のウィジェットとの関係で確保した領域に空白が生じてしまったようなときに、ウィジェットの表示領域を拡大する方向を指定。
anchor
center, n, ne, e, se, s, sw, w, nw
ウィジェットの表示領域よりも pack 領域が大きい場合にどの位置にウィジェットを表示するかを指定。上方向を n (北)として方位のあらわし方で指定。
padx, pady
ウィジェットは通常、余白をもたずに配置されるため pack 領域ぴったりにボタンなどが配置されてしまう。配置の余白を設定するのが padx pady 。ipadx ipady などもあるらしいが、基本としてこちらを覚えておけば不便はなさそう。ピクセル数で指定。
■ウィジェット関連
text
ウィジェットに表示するテキスト
anchor
ウィジェット内でのテキストの配置指定。pack のものと同様。
wraplength
テキストを折り返し表示する時の幅を指定。(少なくとも TkButton においては文字数ではなくピクセル数で指定だった)
textvariable
ウィジェット内に表示されるテキストを格納する変数の指定。TkVariable で用意しておく。
justify
center, left, right
テキストの位置揃え。
width, height
ウィジェットの幅、高さ。テキストであれば文字数単位、そのほかはピクセル単位。
borderwidth
ウィジェット周囲の境界の幅。
foreground, background
前景色、背景色。(たとえばボタンの場合、ボタン表面の色は background、ボタンに表示された文字は foreground )
padx, pady
pack と同様。
relief
raised(凸), sunken(凹), flat(平坦), ridge(凸線で囲む), groove(凹線で囲む), solid(線で囲む)
ウィジェット周囲の枠の形。もともと枠の幅を持っていないウィジェットの場合は borderwidth との併用が必須。
fill
pack と同様。
色の指定
blue、red、black などの名前を指定する方法と、#0000ff、#ff0000、#000000、など 16 進数で指定する方法と。
より詳しくは「Rubyアプリケーションプログラミング」を。
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