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てにをは

 [ http://www.kt.rim.or.jp/%7ekbk/zakkicho/09/zakkicho0908a.html#D20090807-1 ]

でもさー "ついに YAPC Asia 2009 のチケット販売が開始しました。 ( http://imepita.jp/20090806/566260 )" って表現がすげー気になる。 「チケット販売を開始しました」とか 「チケット販売が始まりました(開始されました)」じゃないのかなあ。

 この手のは結構見るんですよね。「探していた本が売っていたので買ってきた」とか。で、本はいったい何を売っていたのかな? と尋ねたくなったりして。

 言いたいことはわかるんだけれど、やっぱりきちんとするべきだろう、とは思うなあ。いえまあ、あと 50 年もしたらそれが正しいことになっているかもしれませんけれど。この頃はちょっと指摘するのも疲れた感じ。


 [ http://www.kt.rim.or.jp/%7ekbk/zakkicho/09/zakkicho0908a.html#D20090806-3 ]

「ご教授願います」って言い回しがキライ。 教授は教示の間違いだろうというのはおいといても、 せめて「ご教授をお願いします」くらいは書いてほしいと

 これもずっと同じように感じていて、ただ、時代劇とかに「三味線教授いたします」みたいな看板を出していることがあって、まあ、そういうことでもあるからよいのかなあ、などとも思っていたのでした。

 もっとも改めて調べてみると、

きょうじ【教示】 -する

 具体的にどうしたらいいかを教えること。「ご-願いたい」

きょうじゅ【教授】 -する
 1.学問・技芸を一定の順序で教える・こと(人)

(新明解国語辞典第4版)

 ということなので、「右へ行くべきか、左へ行くべきか、どうしたらいいでしょうか?」ってのは「教示」だろうし、Ruby について 1 から 10 まで教えてください、は「教授」かなあといった使い分けはあるらしい。

 まあ、たいていの教えて君は「ご教示いただきたく、お願い申し上げます」ってところだろうかなあ、などとも。

 いずれにしても、お願いする立場が上から目線の言葉使いだたったりするのは、そもそもがどうなのというところだったりするわけですよね。いえまあ単に使い慣れてないだけってことではあるのでしょうけれど。

#それにしても昨日あたりから五月雨が使えないようで不便だわあ。

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