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RNAルネッサンス 遺伝子新革命


490296807XRNAルネッサンス 遺伝子新革命
田原 総一朗
医薬経済社 2006-06-08

by G-Tools


 本が好き!経由で献本していただきました。ありがとうございます。

 ヒトゲノム計画などがメディアにも取り上げられたり、事件のニュースなどでもなにかとお目にかかることの多いのは DNA ですが、本書で取り上げるのはどちらかというと日の目をあまり見ないともいえる影の存在 RNA 。

 実際、理科の授業で覚えていることといっても mRNA だの tRNA だのという言葉くらいで、その実どういう役割であったとかはあまり覚えていない。

 ところが本書を読むと DNA なんかよりも格段に興味深い秘密が隠されているようだとわかって非常に面白い。

 たんぱく質を合成するさいに、DNA そのものがわざわざ出向いていってということはできないので(たとえるならばお寺などによくある絶対秘仏で、唯一無二なのでしっかりと安置されたままになっている)、その内容を伝えるために働くのが RNA (秘仏の代わりにそっくりに作られた仏像を普段は祀ったりする。ここでは伝達するので mRNA )。

 ところが、 DNA の内容は必ずしも必要な部分だけが連続しているのではなく、いくつか細切れになっていたりして、間には余分な部分がはさまれており、そのまま転写しても役に立たない。そこで転写のさいに mRNA は余分な部分をカットして必要な部分だけで完全な情報を転写する。

 さらには、その中のすべてを転写するのではなくて、ときによってはそのうちのいくつかを取捨選択して新しい形を作ることも行うという。

 そうした様々な能動的な機能を RNA がもっているということはこれまで知らなかった。

 そもそも RNA には世界の研究者はあまり目を向けてこなかったらしい。それまでは DNA が王様みたいなもので、やはりメインストリートは DNA 研究だろう、といったような認識が研究者はもちろん、世間的にもそんな意識があったのかもしれない。

 ところが、ヒトゲノム計画に関して日本は立ち遅れてしまい、結果としてほとんどの権利はアメリカなど欧米が持っていってしまう形になり、なにかしようとすれば必ずロイヤリティーを払わなくてはならないようになってしまったという。

 その同じ轍を踏んではいけないと、やっきになっていまこそ RNA に関して国としても企業としても予算をつぎ込んで研究していく時期だと、手をつくしてはいるらしいのだが、どうにも日本は腰が重いらしい。

 今、RNA を利用して新薬開発に大きな期待がもたれているらしい。RNA には非常に能動的な能力があるということとも関係しているようで、たとえばウィルスなどに対して増殖を止めるためにたんぱく質をつくれなくするということなどが考えられているらしい。ウィルスのたんぱく質合成にあたって作られる RNA にたいして転写の向きを逆にした遺伝子を写し取った RNA (アンチセンス RNA )を作り出し、この二者が結合して二本鎖の RNA となるともはやたんぱく質が合成されなくなる。それによって無害化してしまうのだそうだ。

 これが特定のがん細胞であったり、ウィルスなどに対して作ることができ、他の健康な細胞などには影響をあたえずに送り込むことが確実にできるようになれば、飛躍的な医療の進歩になりそうだ。

 抗体を使った薬が効くかどうかは受容体があるかないかで決まるという。これは人によってさまざまなために、同じ薬を使っても全然効かない人と、劇的に効く人とがでてくるという。その意味では、数多くの抗体で薬が作られることが、多くの人を救うことにつながるのでしょう。

 わけてもアプタマー RNA によるものは、モノクローナル抗体に比べて、より有効でより安全・安価で供給できると期待されているということで、難病治療に対して大きな期待が持てる。

 期せずして「万物を駆動する四つの法則」と重なったのが、アデノシン三リン酸( ATP )の話。アミノ酸からたんぱく質を合成するときにはエネルギーが必要なのだが、そのエネルギーの直接の供給源となるのが ATP 。ATP が切り離されてアデノシン二リン酸( ADP )になるときにエネルギーを出す。このエネルギーについて熱力学の法則できちんと説明される。まさに万物を駆動しているということを実感する。

 余談としては、学術誌の話がでてくる。どうしても「サイエンス」や「ネイチャー」といったところに英語での論文を出さなくては、どうにもならない現状というのがあり、それが日本人の活躍にひとつの障壁になっている部分は少なからずあるだろうというもの。
 もともとは日本にも世界に認められた学術誌があったそうなのだが、次第にみな「サイエンス」などに発表することを重視していってしまい、ついには消えてしまったという。
 もちろんそんなことにばかり責任をおしつけてはいけないのだろうが、欧米以外の人々にとっては、いろいろ簡単にいかない事情というのも避けられないのは確かなのだろうなと。

 12 ポイントの活字が行間を十分にとって印刷されているので、本としてのボリュームにしてはあっという間に読むことができます。インタビュー形式ということもあります。とはいえ興味深いエッセンスの部分を存分に味わえ、さらなる興味をかきたててくれる内容にしあがっていると思います。

 できればもう少し小さ目の活字でもよかったのではと思わないではないですが。ページ数はグッと減ったでしょう。とはいえ、読みやすさも考慮すればこれで正解だったのかもしれません。

 極端に難しすぎないので、多くの人におすすめできる一冊でしょう。


#あわせてどうぞ

4152090073万物を駆動する四つの法則―科学の基本、熱力学を究める
Peter Atkins 斉藤 隆央
早川書房 2009-02

by G-Tools



#旧本が好き!サイトのドメイン処理の不備により、意図しないリンク先となってしまうということで旧アドレスへのリンクを消去しています。(2012/02/12)

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LE PETIT PRINCE

 24 日夕刻付けで次のようなメールが担当者様より届きました。

ブログを拝見しました。こちらとしては、紙面を読んでいただき、貴重なご指摘をいただきましたので、誠意を持って対応してきたつもりです。

それだけに、送信した文面を無断転用するといった対応を取られたことは非常に残念です。
そうした目的であるなら、やりとりは打ち切らせていただきます。
ご指摘は今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
信濃毎日新聞社報道部 ○○○○


 「そうした目的」がブログに書くことをさしておられるのか、はたまた違うことを想像されているのかはよくわかりませんが、次のようなメールを送信しておきました。

拝啓 ○○様

これまでお忙しい中にもかかわらず、長期にわたり、誠実にご対応いただきまして、誠にありがとうございました。

敬具


 メールを送信されるに至った経緯については、おおかた分っているのですが、それをここで触れることに意味はないのでやめておきます。

 責任を放棄されてしまったため、残念ながら、もう「答えにいたるためには問題が不十分であった」ことも、「そもそもの答えにいたった出題者の考え方・論理が科学的に間違っている」ことも、説明されることはないのでしょう。

 出題者様としては、今ごろはホッと胸をなでおろされているところでしょう。これで自らの非をなかったことにできるのですから。

 ということで、なんの解決もないままにこの件は終わることとなりました。

 実験をしてくださった方、いろいろのご意見をいただいた方のおかげで、思考を深めることができましたことに感謝します。


 恐らく、もうわざわざこのページを見るなどということはされないと思いますが(お忙しいようでもありますので)、信濃毎日新聞社に在籍されておられるからには当然ご存知かと思われる桐生悠々の言葉を、ぜひともお贈りしたいと思います。きまぐれにでも読んでくださるとよろしいのですが。(いずれも青空文庫より引用しました)

言いたいことを、出放題に言っていれば、愉快に相違ない。だが、言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である。何ぜなら、言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばならないことを言うのは、義務の履行だからである。

「言いたい事と言わねばならぬ事と」


科学の雰囲気が一般的に理解されなければ、近代の社会は崩壊する。将来の社会は恐らくば科学の各分派に於ける雰囲気と、主要なる事実を簡単に示し、そして記者の意見に拘泥しない非個人的新聞を必要とするだろう。科学者に接触したものは、如何なる者でも、最近の科学的仕事の一般的説明が、如何に屡研究者の態度ではなくて、如何に事実を与うるにあることを知るだろう。


宇宙を語り、そしてこれを伝えるには、固よりかかる科学的新聞記者たることを必要とする。だが、世俗的なる普通の新聞記者も、将来に於ては、これと同様科学的であらねばならない。
「科学的新聞記者」


#これにともない回答待ちのために公開を遅らせていたふたつ(これこれ)を公開しました。

#実際、その後はまるっきりアクセスはないですね。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
LE PETIT PRINCE: つらつらぐさ

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問題の問題と回答の怪と

 あらためて問題を示します。(実際の画像はこちら


水を七分目ほど入れたグラスと空のグラスに、八つ折りにしたティッシュの帯を二本掛けます。五、六時間置くと水は半分だけ空のグラスに移ります。次に、グラスを三個、台を使って段違いにして置きます。最上段のグラスにだけ水を入れ、それぞれのグラスにティッシュの帯を二本ずつ渡します。五、六時間すると、さて、今度は水はどうなっているでしょう。

A 中段のグラスにほとんど移り、下段は空のまま。
B 中段、下段のグラスに半分ずつ移っている。
C 下段のグラスにほとんど移っている。


 出題者の解答は次のとおり。

C「水は、ティッシュの繊維の毛管現象で、まず上まで吸い上げられます。上まで引き上げられると、水は高い方から低い方へ流れます。この原理で、ティッシュが吸収した水を除いたほとんどの水が、次々と下段のグラスに移るというわけです」


 「すべての水が一番下のグラスに移る」という結果になるように実験することは可能です。ただ、そのためにはいくつかの条件をきちんと満たすことが必要です。しかしながら、それらのことが明示されていないなかで、各家庭にあるグラスを用意し、適当なもので段差を作って実験することが想定されている今回の状況において、誰がおこなっても「すべての水が一番下のグラスに移る」という結果になることはかなり難しいことです。

#そもそもこの実験には結果を左右する重要な要素の設定が欠けているわけなのですが

 そこで、この問題の解答は間違っているのではないか、という問い合わせをしたところ、出題者から帰ってきた回答が次のものでした。


 「どうなる?グラスの水」について、ご質問をいただきました。

 この実験は毛管現象のおもしろさについての実験です。圧力の違いで水が流れるサイフォンの原理と混同しがちですが、この場合はティッシュの繊維をグラスの水が表面張力によってはい上がり、ティッシュの折れたところからは重力で流れ落ちるという仕掛けです。ですから、ティッシュの長さが関係するとすれば、はい上がる高さの方で、2番目、3番目に垂らしたティッシュは長くても短くても構いません。水位とも関係ありません。
 私が行った実験では水は3つ目のグラスにほとんど移りました。貴殿の検証ではうまくいかなかったようですが、何が原因か分かりません。もう一度行ってみてください。水の移動が目に見え、ご理解いただけると思います。


問題点1:ティッシュの折れたところからは重力で流れ落ちるという仕掛けです

 ティッシュが折れ曲がって隣の空のグラスに落ちていくときも重力ではなく表面張力です。解答のなかでも「上まで引き上げられると、水は高い方から低い方へ流れます」と書かれていますが、同様の間違いです。

問題点2:2番目、3番目に垂らしたティッシュは長くても短くても構いません。水位とも関係ありません。

 ということは先の標準モデルとした実験も本来であれば「すべての水が一番下のコップに移動」しなくてはいけないということになります。(このモデルでも、このモデル(の二番目の失敗モデルのほう)でも成功しなくてはいけないらしい)

 また水位とも関係ないということなので、上にあるグラスの水位が、隣のグラスに渡したティッシュ先端よりも低く(実際には同じに)なっても、水は移動を続けるということになります。これはあり得ません。

Sample1

 毛管現象は表面張力によって起こります。これは出題者も理解しているようです。これにより水面よりも上に水が吸い上げられるような形になっています。実際は、微細な管壁や繊維にへばりつくことによって吸い上げられているのです。この毛管は上から横に伸びようと、さらに下向きに伸びていようと毛管現象に違いはありません。毛管が存在しさえすれば、進みうる限界まで伸びつづけようとするだけです。その限界は次の計算式で求めることができます。(Wikipedia を参考にしました)

h = 2Tcosθ/ρgr

 ティッシュに使われているパルプ繊維の直径は一般的には 0.02mm から 0.04mm 程度とのこと。また接触角θはおおむね 0 度として問題ないと考えられます。先の Wikipedia のページにガラス管と水の組み合わせの諸数値がでているので、それを参考にして計算すると、液面の上昇は約 74cm となります。仮にθをガラス管と同じとしても約 69cm となります。これは重力に逆らって上昇できる限界の高さをしめすものです。

 ティッシュの大きさはおおむね 20cm 四方なので、使用されている他の材料の影響を考慮したとしても、はしからはしまで表面張力によって水がいきわたるには十分であることがわかります。

 たとえば水撒きなどに使うホースではあまりあがらないでしょうが、ストローであればいくらかあがり、さらに細い管であればさらに水は吸い上げられます。管が細ければ細いほどその高さは高くなります。(実際にはその材質も関係します)

 ティッシュの場合、微細な繊維が毛管となって水は吸い上げられます。では、この水がそこから垂れ落ちるかというと、水面との位置関係で異なってきます。

 水面よりも上にティッシュの先端があるとき、水が吸い上げられる理由となっている表面張力によって垂れ落ちることを阻まれます。

 ちょっと考えれば分かることですが、水が上に吸い上げられていくということは、重力よりも表面張力のほうが勝っているわけです。下向きになったからといって表面張力と重力との力関係が変わることはありませんから、そのままの状態で重力によって水がでてくることはありません。管の終わったところ(繊維が終わったところ)でへばりつく壁がなくなるので、それ以上進まなくなるだけです。

 では、水を垂れ落ちさせるためにはどうすればよいかといえば、エネルギーを加えてやることになります。そのためにはティッシュの先端を水面よりも下におく必要があります。これによってその高低差による位置エネルギーにより水は先端から垂れ落ちはじめます。

 このため当然ながら水の移動が進み、水位とティッシュの先端との高低差がなくなった時点で水の移動は止まります。
Ab_rs


 同様に、真中のコップから一番下のコップに水が移るには、真中のコップの水位が一番下のコップへと渡したティッシュの先端よりも高くなる必要があります。それまでは一滴も水の移動はありません。(下図で E が D より高くならない限り「中」から「下」への水の移動はない。)
Base_sample


 出題者のいうように、その後も引き続き水が移動するとしたらそれこそサイフォンの原理が働いているわけですが、出題者みずからが「毛細管現象によるものでサイフォンの原理ではない」と書かれているとおりです。すなわちその後、水が移動できる原理は働いていないのです。

 にも関わらず、表面張力による毛細管現象で持ち上げられた水が、その水位よりも上にある出口から垂れ落ちるということは、下の水を上にくみ上げることができるということを意味します。

 ひとまず、それが可能としましょう。ここで、次のような実験装置を作ってみます。上のコップ(あるいは水槽)からは水路で下のコップ(水槽)に水を流します。これはまさしく重力です。その途中に水車をおきます。水車にはモーターをつないで発電させます。下のコップの水は毛細管(実験ならばティッシュでもよいでしょう)を上のコップにまでもっていき、水が落ちるようにします。これで水の循環ができます。永久機関が完成しました。

 出題者はそれができるという意味のことを言われているわけです。

 現在、熱力学の法則などによって永久機関は実現できないというのが共通の認識であり、これは避けられません。(そもそもこのような毛細管を利用した永久機関のアイデアは遠い昔からアイデアとしてはあったものの、実現できないことはすでに証明されています)

(4)毛管現象を利用したもの

 水の中に中空の細い管を突込むと、水は、管の中にひとりでに昇っていく。水とガラスの付着力が大きく効いているこの現象を、毛管現象(あるいは毛細管現象)といっている。ここでは、昇った水の落下を利用して水車をまわそうというのである。
 これも空想だけで、実際には不可能である。水が細い管の中を昇っていくのは確かであり、たとえば手拭いなどでは繊維のすきまを通って水が昇る。だから手拭いをつるして、その下部だけを水に浸せば上の方までぬれてくる。
 しかし、このようにして毛管現象で昇った水は、たとえ穴があっても落下しないのである。水が、ガラス管や繊維にあくまでへばりついていると思えばいい。絵の、ステッキ状の管の中は水が一ぱいにつまるだろう。しかし先端の穴からは、水はこぼれようとしない。(P.58-59)
「マックスウェルの悪魔」都筑 卓司、講談社ブルーバックス


Capillary_action_maxwell


 本当に実験をされたのでしょうか?

 もちろん、Cの答えを実現するモデルは存在します(こちらの上にある実現モデル)。それは事実です。問題は「いかなる条件下でもそれが可能かどうか」というところです。

 重要なのは、この実験にはいくつもの重要な設定が欠けているにも関わらず、答えが特定されているということです。

 すなわち、コップの大きさ、段差の高さ、コップに渡したティッシュの先端の位置、などの条件が異なると結果もまた異なってくるからです。条件次第で A 、B 、C 、いずれの結果を導きだすことも可能ですし、いずれの結果にならないこともまたあります。

 C の結果を得ようとするには次の図のような位置関係を用意する必要があります。
C_model


 コップの水をすべて移動させるのですから、ティッシュの先端はコップの底と同じかやや下にまで達しなくてはなりません。ティッシュはおおむね 20 センチメートル四方ですからコップの深さは 10 センチ程度である必要があります。

 また、7分目まで水をいれるのですが、この水が最終的に一番下のコップにすべてはいるためには、段差がこの水位とほぼ同じくなければなりません。なぜなら、一番下のコップに水がたまっていく途中で水が垂れ落ちるティッシュの先端に水面がきてしまい、以後は真中と下のコップとの水面が同じになるところで移動はとまってしまうからです。(実際にはティッシュが吸収している分などがあるので、一番下まで移動した水の量は、はじめのものよりもやや少なくなります)

 また水位とティッシュ先端との高低差が次第に小さくなるにつれて、位置エネルギーが小さくなるので、水の移動速度も遅くなっていきます。

 これらについてはウェブ上の次のページなどからも推測することができます。


Let's Try 理科実験 その100

2001年5月号/容器の中から逃げ出す?水! | NGKサイエンスサイト|日本ガイシ

毛細管現象で風呂の水が全部屋根に上がる? - BIGLOBEなんでも相談室

毛細管現象 - Wikipedia


 以上のように、この実験クイズにおける答えは、家庭にある適当なグラスや段差になるものを用意して行った結果、答えとして示された C のように必ずなるということは、必ずしも言えません。また、その理由として示されている内容は科学的に間違っています。


 結論:
 「この問題で、この答えを期待するには、必要な条件が明示されていないため、無理があります」
 「答えにいたる説明・考え方が科学的に間違っています」

 と、わたしは考えますが、間違っているでしょうか?

追記:6/27
 何度も手を加えたにもかかわらず忘れていたことがあるので追加。

 それは時間の問題です。何人かのかたが実際に実験された結果を見ても、わたし自身の結果を見ていただいても、いずれも 5、6 時間でというのはなかなか難しかったのが現状でした。

 もちろんそれが可能となるモデルは、あるいは存在するのだろうとは想像されますが、なかなか至難の業であるのではないでしょうか。

 そもそも平らなところにおいたふたつでの実験でその時間を要し、段差をつけたとはいえ三つに増えたことを思うと、なかなか同じ時間でというのは厳しいものがありそうではありました。

 逆にいえば面白い自由研究の課題にもなるかもしれません。最適解を見つけ出して欲しいものです。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
LE PETIT PRINCE: つらつらぐさ

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Cのための2つのモデル

 答え C を実現するためのモデル。


 そこからひとつの条件を除いてみたモデル。


 友人が同様に試したときには、ティッシュでは長さが足りないためにペーパータオルを使用したとのこと。水はコップの半分くらいでしたが、かかった時間は 12 時間ほどだったそうです。


 「 2 台のピアノのためのなんとか」みたいなクラシックの曲とか練習曲とかありそうな、あったような。いえ、単に響きが似ているなと思っただけですが。

追記:2011/4/21
 @niftyビデオ共有サービスが 2011/6 で終了ということなので、Youtube に変更しました。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
LE PETIT PRINCE: つらつらぐさ

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無謀?

 検索ワードにあったもの、

windows7RC インストール方法がわからない

 やめておいたほうがいいと思います。

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コーヒーの処方箋


4902968258コーヒーの処方箋
岡希太郎
医薬経済社 2008-05-30

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 本が好き!経由で献本していただきました。ありがとうございます。

 コーヒーに含まれるさまざまな成分が、いろいろの病気の予防に役立つらしいということから、それぞれの病気にあった飲み方を処方箋という形にしてみよう、というのが本書ということになるようです。

 ただ、全般を通じてコーヒーを上手に飲みさえすれば、数多くの病気を予防できるというふうに書かれているのですが、こうした「これさえあれば病気にならない」的な人目をひく話題は常に繰り返し現れては消えしていて(欧米のタブロイド紙や国内の週刊誌、スポーツ新聞、健康雑誌などなど)、正直なところまことしやかではあってもよくよく気をつけるべきである、というのが冷静な判断ではないかとも思います。

 もちろん、本書でもコーヒーだけに頼るのではない。運動も一緒に行うのが望ましいとか、まあ多少はいろいろ書かれているわけではあります。とはいえおおむねコーヒーで OK という空気。

 また、いろいろの研究などで、確かに効果がありそうだと思われる成分がコーヒーにも含まれているという事実もあるでしょう。ですからコーヒーで病気を予防できるかもしれないということにことさらに異を唱えるつもりではないですが、かといってあまりに安易にそれを信じてよいものかと疑いの目を持つことも、ことに今の社会においては重要であるのもまた事実です。

 ちなみに本書で処方箋として書かれているのは次のようなものに対してです。

2型糖尿病

メタボリックシンドローム
高血圧
パーキンソン病
アルツハイマー病
レビー小体型認知症
大腸がん
肝臓がん
慢性肝炎・肝硬変
冠疾患・虚血性心疾患
脳梗塞の再発
鎌形赤血球貧血
通風・高尿酸血症
妊娠

 わたし自身もコーヒーは好きですから、一日に数杯は飲みます。もしもそれで多少なりとも健康に役立つのだとしたら、それはそれでありがたいことではありますが、それを鵜呑みにしてまるごと実践したいとは到底思えません。それは以下にしめすような、信憑性を損なうような記述があまりにも多いためでもあります。

つまり、カフェインには適量というものがあり、病気でもない人が多く摂るのは逆効果ということです。カフェインは摂った方がいいのですが、健康な人は摂り過ぎに注意が必要なのです。(P.22)
 病気の人は摂りすぎてもよいが、健康な人は摂りすぎてはいけないという意味にとれますが、どうでしょう。

 むしろ、健康な人が多少摂りすぎてしまったくらいなら問題ないが、病気の人は摂りすぎに十分注意しなくてはならない、ということなのでは?


このとき、揮発性の香りの成分の他に、匂いのしない不揮発性の陽イオンが沢山できています。栄養学ではこのような化合物を「糖化最終産物(AGEs)」と呼び、(中略)現段階では悪玉 AGEs を飲まないようにするには、ろ紙でろ過するドリップ式が「最も安全なコーヒーの淹れ方」と考えられます。(P.22-23)

 不揮発性の陽イオンがろ紙でなら取り除くことができるという、納得できる説明がないのでにわかには信用しがたいです。布でドリップした場合はどうなのか? インスタントのフリーズドライはどうなのかとか、いまひとつ不十分です。


たった1つの食品でこれだけの作用が発揮されるものは滅多にありません。いや、「ない」と言い切れるほどです。(P.36)

 納豆でダイエットできると事実を捏造して番組そのものがなくなってしまった例もあるように、テレビの情報番組であるとか週刊誌、健康雑誌などで「これだけで、こんなにも効果が!」といった話題には枚挙に暇がありません。真偽の程はともかくとしてほかにないと言い切れるとも思えないというのが正直な感想です。


太古の人は、調理して食べなければ生きて行かれない程度の少ない食べ物しか手に入りませんでした。言い換えると、食べ物は調理するとずっと高い栄養価を持つようになるのです。(P.37)

 少ない食べ物しか手に入らないので栄養価を高めるために調理することを覚えた、というように読めますが、はたしてそうでしょうか?

 たとえば昔ながらの生活を守っているイニュイ(イヌイット)の人々は生肉をそのまま食べます。焼いた肉の匂いを嫌い、食べようとしません。肉食動物が獲物をしとめたときにまず食べるのは内臓です。みずからの体内で作ることのできないミネラルなどは内臓を食べることで得るしか方法がありません。

 狩猟生活時代においてどのような食料事情であったのかということと、火の発見と調理のはじまりについて、食料が少なかったから調理するようになったというのはやや疑問です。


人は炎で調理することを知ってから脳を進化させましたが、匂いの感覚を失いました。(P.39)

香りこそ人間だけが知っている日々の生活を豊かにしてくれる炎の産物と言えるのです。(P.41)


 匂いの感覚を失ったのに、香りをなぜ人間だけが知っているのでしょう。焼いた香ばしい匂いをいいたいのかもしれませんが、香りはあくまでもよい匂いのことでしかなく、全般をさす匂いの感覚は失われたと著者は書いています。

 仮に他の動物に比べて感覚が鈍いということだとしても、もともと同じような鋭さを持っていたのか、はたまた他の動物が進化の過程で研ぎ澄ませていったのかはわかりません。そうしたあやふやなことにたいしてあまりにも断定的な気がします。

かおり【薫(り)】いつも身辺に漂わせておきたいような、いいにおい。「香り」とも書く。(新明解国語辞典第四版)


今世紀の生命科学はヒトゲノム解析で幕を開けました。結果が出てみると、ヒトの生命を維持するのに必要な遺伝子はほぼ2万個だけで、科学者の予想した10万個を大きく下回りました。(中略)人そのものの遺伝子はたった2万個かもしれませんが、人の皮膚や腸内には数え切れない数の細菌が住んでいて、人と共生しているからです。(中略)人と共生している細菌は100種類を超え、1つひとつの大きさは人の細胞よりずっと小さいので、共生細菌の数は人の細胞数を10倍も上回ると言われています。それら細菌の遺伝子を合わせて数えれば10万個を下らないと思われます。科学者の予想は正しかったのです。(P.47-48)

 人の体に住み着いている多くの微生物の遺伝子まで含めれば、総合計した遺伝子の数は10万くらいになるだろうから、科学者の予想は正しかったというのは、奇妙な論理だと思うのですが。


しかも、その数は他の哺乳類に比べるとずっと少ないものでした。ただし10倍も100倍も少ないわけではありません。数分の1程度と思われます。(P.48)

 「ずっと少ない」と断定しておきながら、「と思われる」と想像の話をされるというのはなぜ?


「表5.生豆と焙煎豆の違い」の図
「表5.生豆と焙煎豆の違い」の図

この表から想像できることを並べてみます。
1.日本では 100% 輸入品なので価格が変動しやすい
2.生豆はどこで買えるのかわかりにくい
3.生豆の品質を見分けるのは難しそう
4.焙煎豆に生豆をブレンドしても美味しくなさそう
5.生豆も病気によさそう
(P.70-71)

 この表から想像できることは、せいぜいがところ 1 と 5 くらいではないでしょうか。それとも想像力が足りないだけでしょうか。2 - 4 を想像することは難くないですが、少なくともこの表がなくても想像できることではないでしょうか。


コーヒーが病気を予防するからといって、コーヒーだけに頼るのは大間違いです。ファンダム博士も言っているように、運動もしながらコーヒーを飲む習慣が有効です。その効果がどれくらいのものかというと、「病気になったら直ぐに気づいて直ぐにくすりを飲んで治す」ことよりさらに優れていると言えるのです。(P.86)

 運動もしながらとは言っていますが、後段で示される運動はごく軽いものであったりでそれによってコーヒーだけに頼っているのではないといえるほどのものかは、はなはだ疑問です。

 さらに、効果について、それほどであるのであらば、この世から病気も医者も薬もまったく不要になっていてもよいのでは。あるいはコーヒーさえあれば病気のない社会が待っているかのような印象ですが、そういう発想を「フード・ファディズム」というのでは。

大腸がんの予防では、女性でコーヒーの効果が認められますが、男性に有効との数値は出てきません。

(中略)
●病気を予防できる確率
女性 1日3杯以上で  0.44
男性 1日3杯以上でも 1.0
女性+男性 デカフェタイプ1日2杯以上で 0.52
(P.131-133)


 処方箋内で書かれているものがすべてそうなのですが、この数値の書かれ方がおかしいです。

 たとえばこの大腸がんの例でいえば、女性が大腸がんを予防できる確率は 0.44 であり、男性が 1.0 である。すなわち女性はコーヒーを飲めば 44% は大腸がんを予防できるのに対して、男性は 100% 予防できるという意味に取れるのですが、これはわたしの読み取り方が誤っているのでしょうか。

 前段でも予防効果があるのは女性だと書かれています。

 とするならば、これは「予防できる確率」ではなく、「罹患する確率」すなわち「大腸がんになる確率」とされるべき数字ではないのでしょうか。

 こうした不思議な理解に苦しむ内容が、主張される信用を著しく下げています。真意がどこにあるのかがわかりませんが、もう少し明確な表現であるべきかと思います。


現在、NIH の指導により長期安全性試験が行われています。(P.156)

 NIH とは何? 本書の全体を通じてどこにも明記されてはいません。


「つわり」になると大抵の母親はコーヒーを飲む気がしなくなります。(中略)実は「つわり」がはじまると母親はお腹の子によくない食べ物を嫌うようになるのです。(中略)

疫学調査の中に、「コーヒーは妊娠前半の流産リスクを高める」という論文があります。しかしこれは、「つわり」を感じない母親、つまり流産リスクが高い母親がコーヒーを飲み続けた結果であり、コーヒーを飲まなくなった母親のほうは元々安全なグループだったと言えるでしょう。疫学調査の結果の判断は慎重でなければなりません。ようやく 08 年になってそれらしい調査結果が出たようです。「統計学的には、妊娠前半に飲むコーヒーと妊娠前半に起こる流産とは関係していない」という結果は、「つわり」による食べ物の自然選択(コーヒーを飲まなくなること)が、「つわり」を感じたグループでのコーヒーの害を消していると言えるのです。(P.163)


 ここは明らかに変。整理すると、
1.一般的に「つわり」がはじまるとコーヒーは飲みたくなくなる。
2.「つわり」を感じない母親がコーヒーを飲んだ結果、流産リスクが高まった
3.妊娠前半に飲むコーヒーと妊娠前半の流産とは関係ない
4.「つわり」によってコーヒーの害を排除した

 「コーヒーを飲まなくなった母親のほうは元々安全なグループだったと言えるでしょう」とも著者は言っています。すなわちコーヒーが妊娠前半には害悪であると認めている。4からもそれは確かです。

 しかし、3の結果が信頼できるといいながら、なぜ4の結果になるのでしょう。本来であれば「妊娠前半のコーヒーと流産とは関係ない」わけですから、「つわり」を感じない妊婦であってもコーヒーを飲んで、なんら問題ないという結論になるべきではないでしょうか?

 論理が支離滅裂です。


もう1つ重要なのは、「寝る子は育つ」の格言です。最近の調査によると、睡眠時間の少ない人は2型糖尿病のリスクが高いというのです。「寝る子は育つ」の中身は、単に大きくなるのではなくて、生活習慣病になり難い健康な身体を造るという意味だったのです。親や幼稚園の先生の都合で、子供に無理矢理に昼寝をさせるのはどうやら間違いのようです。夜寝なくなるからです。保育園や幼稚園のみんなで昼寝に「待った!」の声が掛かりつつあります。(P.167-168)

 論理の飛躍が激しすぎはしないでしょうか。昼寝をさせるので夜になっても寝ないで困るとどの親も思っているのでしょうか? むしろ夜更かしさせることが常態化している昨今の子育てでリズムが崩れているとか、特別楽しいことがあったときなどは興奮してなかなか眠ろうとしないということのほうが大きく影響しているのではないでしょうか。

 少なくとも一概に幼稚園や家庭で昼寝をさせるのは間違いだというのはおかしいのではないでしょうか。ましてそれが2型糖尿病のリスクをさけるためにだというのは。


風邪薬に何故カフェインが入っているのでしょうか。「昔の人が偉かった」からではなくて、昔からある薬の効き目を今時の専門家が忘れてしまっているのです。(P.171)

 ということは最近の製薬メーカーはなんとなくカフェインを風邪薬に入れていると。昔からそうだから入れているだけ、と考えているのだということになりますが、本当にそうなのでしょうか。実際に問い合わせて確認されたりしたのでしょうか。

 まして「昔の人が偉かった」から、などという答えがどこから思いつくのでしょう。


ぜん息の治療では素人には難しい点が多くあります。病院で治療を受けている患者でも救急車が必要になることさえあるくらいです。その確率を1として比べてみると、漢方薬で対応している人では 2.5 倍、コーヒーで発作を防ごうとしている人では 3.1 倍と頻度が高くなっています。一方、エフェドリンを含む市販の咳止めを飲んでいる人では逆に 0.8 と低くなります。でもこのデータは症状が軽い人が、病院へ行かずに家で治療している場合の話です。

ぜん息の発作は命の危険をともなうことがあるので、発作予防の治療法は医師の指導によらねばなりません。その上で、夕方になると咳が気になるという人は、夕方近くになったら1杯のコーヒーを楽しむ習慣も捨てたものではないということです。(P.172-173)


 「その確率」とはなにかを文脈から読み取ると、「病院で治療を受けている患者でも救急車が必要になること」がある確率、と読めるのですがどうでしょう。

 とすると、コーヒーで予防しようとしている場合には 3.1 倍も危険性が増すということになります。しかも、それは症状の軽い人の場合だといっています。病院で治療していても重篤になる可能性があるにも関わらず、病院にいかずに「ぜん息を悪化させる可能性のある」コーヒーを飲んで予防しようというのは、あまりに無謀な行為と読めるのですが、間違っているでしょうか?

 それでいて、続く段で「命の危険をともなうので医師の指導が必要」といっていたり。にもかかわらず夕方の1杯のコーヒーは捨てたものではない、などと書いていたりするわけです。


コーヒーが大好きな更年期の女性が、「骨粗しょう症に良くないのでコーヒーを止めましょう」と医者に言われたらがっかりです。(中略)1988 年に 40~76 歳だったスウェーデン女性 3 万人を調べた結果、10 年後までに約 10% にあたる 3279 人が何らかの骨の異常を経験しました。異常はカフェインの摂取量と関係していましたが、紅茶を飲んでいた人には骨の異常はありませんでした。(中略)1日に摂るカルシウムの必要量がちょっとだけ足りないと、骨粗しょう症のリスクが高まるということです。(中略)これで少しホッとします。牛乳をたっぷり入れたコーヒーを飲んでいれば、骨粗しょう症にはならないということだからです。(P.176-177)

 実に短絡的な発想ではないでしょうか。コーヒーを飲んでいるから骨粗しょう症になるのでしょうか? コーヒーさえ飲まなければ骨粗しょう症にはならないのでしょうか?

 そうではなくて、女性ホルモンは骨に蓄えられたカルシウムが使われるのを抑制する働きをしているのですが、それがなくなると骨からカルシウムが溶出しやすくなるためにカルシウム不足が起きやすくなるわけです。

 カフェインの摂取量と因果関係があるらしいということであっても、基本的なカルシウムの摂取量の多寡が一番の問題であると理解できます。

 牛乳に含まれるカルシウムはおおむね 100g 中に 110mg とされていますから、仮に牛乳だけで一日の必要量を摂取しようと思えば 600ml 程度必要ということになります。

 一日の必要量のうちの不足分が牛乳たっぷりのコーヒーでまかなえる量である人は、それでよしということでしょうが、すべての人がそうであるというわけではありません。安易にそれだけで大丈夫だという表現は適当とはいえません。

 カルシウムの摂取量はもちろん、その吸収率を高めるために他の食品をあわせて摂取したり、骨の形成を促すための努力が大切で、単純な話ではないと思います。


 以下は信憑性とは別のことですが、近年の出版・編集という観点からいえば、なんともみっともないという事例です。

縦書きの数式が哀しいことになっているの図
縦書きの数式が哀しいことになっているの図

ボールドにすると行の中心がずれるの図
ボールドにすると行の中心がずれるの図


 全般的なことでいえば、個人がさまざまな種類の生豆にしろ焙煎豆にしろ入手するのはなかなか難しい面が大きいです。ここまで仰るわけですから、著者みずからがこうしたコーヒー豆の処方箋販売を事業にされ、実地データを得られてはどうかと思います。

 もちろんきちんとした疫学調査が行われるべきであることはいうまでもありません。

 結論としては、フード・ファディズムに走るのではなく、コーヒーはおいしく、適度に飲み、余計な考えに惑わされずに楽しくつきあうのが、もっとも有効なところなのではないでしょうか。


#旧本が好き!サイトのドメイン処理の不備により、意図しないリンク先となってしまうということで旧アドレスへのリンクを消去しています。(2012/02/12)

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意見には個人差があります

 ひとまず担当者からメールが届いた。

おっしゃる意味は分かりました(恐らく)。筆者からの回答には問題があったと思います。あらためて問い合わせのメールを送りました。

掲載した紙面も再確認しました。
確かに図のティッシュの先端をもっと下まで伸ばしておくべきだったと思います。時間を含め、条件をより厳格にしておく必要があったのかもしれません。
ただ、以前頂いたメールにあったように今回のものが「明らかな誤り」なのでしょうか。明らかな誤りであれば、そのままにするつもりはありませんが、そう言い切れるのか、私自身にはまだ判断できません。まずは通信社と筆者からの返信を待たせていただきたいと思います。

 確かに図の形をまねするように努力すれば、ぴったりではないけれど(これは担当者みずからが下記のように体験されています)、近いような感じにはなります。

ご指摘に納得しましたので、自分で実験をしてみました。

結果は二つ目、三つ目のグラスに半分程度ずつ水が移動するという中途半端なものでした。

 だから、「明らかな誤り」とはいえないと思う、というのであれば、それは「意見には個人差があります」ってことかもしれません。ただ、だからこそ、科学に詳しい第三者に意見を求めるべきではないのかなと提案はしていたのですが。通信社や出題者に問い合わせたところで「間違いではない」と言い張るだけなのではないかなとも思うわけです。

 少なくとも不適切な内容であったことは認識されているとおりだと思いますし、その点はゆずりようのないところではないかなとは思うのです。

 さて、どう決着するものやら。


 ちなみに。藤岡さんの続きを読んで、「あ、少しばかり重力って言葉に偏った反応をしていたなあ」というふうに認識をあらためたところではあります。

 突き詰めると同じ意味になるのかなというところもあるのかも、と。とはいえ、水流の向きというのは本当のところとしてどうなのだろうか、という疑問はどうしても残ってしまうわけでもあるのです。ただ、もはやそこまでいくとわたしの知識と理解を超えているので、科学的に正しい解釈をくだすのは現状では無理そうなのですが。(無念だ)

追記:
 先の方を少し補足。少なくとも紙面の問題と解答だけからいえるのは、解答の結果を導くのに必要な情報が欠けていることから「不適切・不十分な問題」だったということ。明らかな誤りであるとまではいえない。

 問い合わせに対する出題者の回答では、「どのような状況で行っても、解答のようになるはず」というもので、これは「明らかな誤り」。その考え方に基づいて出題されたというところまで含めて判断するならば、「明らかな誤り」であるということも過言ではないでしょう。

 ただ、問い合わせに対する回答は紙面にはないものなので、そのあたりをどう判断するかは意見のわかれるところではあろうと思います。少なくとも、(追記で記した)上のふたつの状況のそれぞれについては整理しておく必要はあるのだろうと思います。


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探検しよう、そうしよう

 以前「ブックオフオンライン倉庫探検隊」という動画を作っているらしい、というのを河野さんのところで見たなとは思っていたけれど、正直すっかり忘れていたら、最近も新しく公開されているようで、気がつかない自分のクセのようなものを見つけたなどと書かれていた。

 せっかくなので他も見てみようと思い、ブックオフオンラインに行ってみるが特にリンクなどはない。どうやら Youtube に行くしかないのかということで検索してひととおり見てみた。

 ゆるい感じがなんともいいです。

 まあ、基本的にずらりと並んだ棚の間を歩いていって、面白そうなものとかないかなと物色しつつ、見つけたあれやこれやをネタにするというだけなんですが、種々雑多、玉石混交といった棚の中から発掘されるのでなかなかに面白かったりします。

 残念なのは再生回数など見ても、初回の頃のものや今回紹介されたものなどは 100 のオーダーを超えていたり 50 回を超えていたりするわけですが、他は 20 回に満たないようなものも多く、せっかく作って置いているのに見てもらわなくては意味がないよなあと。

 工場とか倉庫とか、なかなか見学する機会ってのもないわけで、そんな様を見るだけでもちょっと面白いわけですし、たまたま目に付いて紹介した商品に興味を持ってもらうきっかけになる可能性だってなくはない。

 ブックオフオンラインのトップページにリンクを置くとか、倉庫探検隊のページを作ってみるとか。いや、それはちょっとというのであれば、せっかく始めたスタッフブログなのだから、新しく公開された動画があればそこで紹介していくくらいはしてもよいのではないかなあと。(というか、そうしてもらうとすぐ分かって助かります)

 そうして少しでも多くの人に見てもらうと、ほほうとか、それいいねえとか、そこは駄目だなあ、とか、まあいろいろ楽しんでもらえるのではないかなと。

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ひとつの結果(2)の2

 ちょっと取り急ぎな感じになったので、あるいはあとで修正するかも(と予防線を張っておこう)。

 藤岡さんが囲みで書かれていて(またちょっと更新されているような印象もありますが(だって更新日記))、気になったのは、次の箇所です。

おもしろかったのは、折り曲げたティッシュの両端の水面からコップの上端までの距離によって毛細管の流れの方向が決まるということ。

距離が短い側から長い側に流れる。
長い側の方が重力の影響を大きく受けるからだ。
そうだろうなあと思いながら試していたのだが。
ティッシュの両端の液面からコップの上端の距離が等しくなると水は流れなくなる。

 説明しやすくするために実際にはない改行を入れてあります。1行目の意味がちょっとうまく読み取れないところもあるのですが、まあそれは置くとして、2 行目 3 行目がちょっと気になりました。(あ、水面より上になっている部分の長さを比較しているわけか)

 たとえば、先にも出した次のような配置だった場合に、水が右から左に流れようとしているという意味に取れるのです(この図では右側のティッシュはコップ内の水には触れていないので、ティッシュが含んでいる水分だけではありますが)。
Sample1

 仮にこれが重力の影響で、すなわちティッシュの長さが長いほうがたくさんの水分を含んでいるので相対的に重くなっていて、そちらに流れようとしているのだとすると、はじめに空のグラスに移っていった水はなぜ反対の動きをしたのでしょう? 重力の影響は同じはずです。

 実のところ毛管現象の発生するリクツを思えば、重力で落ちる(流れる)というわけではないだろうというふうに予測できるのではと思います。

 で、たとえばということでこんな実験をしてみました。平らなところに置いた二つのコップにティッシュを渡してあります。一方を長く、一方を短くしてあります。また、あえてどちらもコップの底には届かないようにしてあります。このティッシュの真ん中に上においたコップからティッシュを垂らしておき、上のコップに水を入れます。

 もしも長い側のティッシュのほうへ流れようとするのであればそちら側だけに水が落ちるでしょうか? (まあ、厳密にはちょっと意図するところが違うとは思うのですが、面白そうなのでやってみました)

Jsg_01

左が先に水面に接する
Jsg_02

右も水面に接する
Jsg_03

Jsg_04

水の供給を止めた後
Jsg_05

 左側のティッシュ先端が先に水に沈むのですが、左向きの流れができて水が左に集中するということはなく、どちらも同じ水位を保ったまま完了します。最後の写真は直前の写真の段階で上のコップからのティッシュを外してあります。(上から供給しているので、まったく同じに考えてよいものかは疑問があるでしょうけれど)

 重力ははじめから終わりまで常に同じに影響しているので、水が隣に移動したのも、そしてその移動が止まったのも、移動させるために必要だったなにかがなくなったためと考えるのが適当なのではないかと、わたしは思います。

 水が流れようとする向きを変えたのではなく。

 この話とはまったく同一に扱うにはやや難があるかもしれませんが、紐でつながれた球を直角三角形のようなところに置いた永久機関が過去に考えられています。(「永久運動の夢」アーサー・オードヒューム所収)

Stevin_model


 左斜面のほうが長いので球の数が多く、当然左側が重いので回転するはずだ、というものですが、まあさまざまな要因でそういうことは起こりません。


 そんなわけで、先の重力うんぬんの考察はちょっと違うのではないかな、と思っているしだいです。

追記:
 もしも水面より上のティッシュの長さによる重力の影響の大小で水の流れる向きが変わるのだとすると、そもそもはじめに吸い上げられたところで隣のコップ側にまで進もうとしないのではないか、という考え方もできそうです。
 仮にそれは毛管現象(表面張力)のほうが大きいからというのであれば、なぜその後重力の影響のほうが勝ってしまうのでしょう。ということにもなりそうな気がします。


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ひとつの結果(2)

 [ 毛細管現象::更新日記 - 日曜プログラマのひとりごと ]

 更新日記の藤岡さんが実験されたそうなのでご紹介。

 ティッシュに吸われている分などが減ってしまったので、結果的に「すべての水が一番下に移動する」ということになったようですが、それがなければ当初予想された答えになったのではないでしょうか。

 具体的にどういう配置にしてというデータもあるので考える材料になりますね。ありがとうございました。

 実験材料の違い、どのような設置にするかという違いで結果に影響を与えるのはもちろん、結果が出るまでにはとても時間がかかるということもわかります。5,6 時間で完了した例をわたしはまだ知りません。

 期待される答えがでているので、あえてその答えにならないようにするにはという設定で行ってみるのも面白いかもしれませんので、もしも実験してみたという方はご連絡ください。

追記:
 その後実験についての考察を囲みで書かれているのですが、うーん、中盤の解釈はちょっと違うような気がします。資料など準備してあらためて書きます。


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CMNはどうなるのだろう

 とある掲示板の巡回に使っている CMN 。ベータ版ということもあってか使用期限が設定されている。

 で、今月一杯で期限がくるのだけれど、いまだ更新される気配がない。

 前回だったかも割りと遅めだったようにも記憶しているのだけれど、そのときにほぼ一年くらい先の期限である今月末が設定されていたような。はじめのころは半年か数ヶ月くらいだったような気もする。

 もともとはといえば、ニフティの BBS サービスが消えることを受けてという意味もあったようだけれど(実際には汎用の掲示板巡回ソフトかな?)、昨今のブログであるとか RSS などのフィードとか、状況が変わってきたということもあって消えていくってことなのだろうか。詳細はわからないものの、このまま提供されずに終るのではという噂のような空気も感じていたり。

 しかし、今使っているところはパスワード保護されたところなので、できればこの手のソフトで回れるとありがたいのだがなあ。ブラウザで見ることはもちろん可能だけれど。

 作れってことか? うーむ。もう時間があまりないなあ。

 とりあえず使用期限の撤廃だけしてもらえたらそれでいいのだけれどねえ。フリーで提供していただいているわけだから。

 どうしたものか。


追記:
 などと愚痴っていたら公開された。といっても、また一年後までの期限付き。ちょっと考えてみよう。

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分かっているのかなあ

 先のようやく届いたメールの内容で、はたしてきちんと理解されているのだろうかと思うところがある。

「表面張力が重力に勝っているため、水が落ちることはない」ということはないことが分かりました。頂いた資料の永久機関のガラス管とは違い、ティッシュの場合は先端が濡れてグラスに張り付くため、水は下に落ちました。

 わたしが説明したのは、空のグラスに渡されているティッシュ先端の位置が、水の入っているグラスの水位との関係によって、空のグラス側に水が落ちるかどうかが決まるということであって、「ガラス管で落ちないように、ティッシュでも落ちることはない」といったわけではないのだけれどなあ。(ガラス管であっても落ちるように位置関係を用意すれば落ちるわけです)

 つまり理解できていない。ゆずりにゆずってわたしの説明が不十分だったのだとしても、大学卒業しているはずなのに、その理解力・基礎学力はちょっと哀しいのでは。

 ちなみにガラス管の図とは次のようなもので(「マックスウェルの悪魔」都筑 卓司、所収)、

Capillary_action_maxwell


 毛管現象による場合に、このような水位と毛管の端との位置関係では、水が落ちることはないですよ、ということの説明。下図のような位置関係では水は落ちませんよ、と。(あとで書いたように、この図をあらためてメールで送った)

Sample1


 そこから翻って、出題者の回答の、

2番目、3番目に垂らしたティッシュは長くても短くても構いません。水位とも関係ありません。

 ということを考えると、毛管の端(すなわち空のグラス側のティッシュの端)の位置が、上側にある水の入っていたグラスの水位よりも高くなっても(先の図面のような配置)水が落ち続ける、ということになり、それは間違っていますよ、ということなのだが。

 もちろん、大学卒業といっても「わたしは文系なので」というかもしれない。「理科は苦手で」という人も少なくないとは思う。ただ、それでも十分に文意を読み解く国語力はあるのだと思うのだけれど。一応新聞社の人間であるのだし。

 あらためて図面(直前の sample1 )を添付してメールしてはおいたけれど、はたしてきちんと理解してくれるのだろうか。

 というか、科学関係の記事を担当するのに、科学の素養がなくては、出稿元にいかようにも丸め込まれるわけか。

 とはいえ、一番悪いのは科学で嘘をつく輩(出題者)ではあるのだけれどね。(というか仮にも「実験クイズ」を記事にするような人がなぜこんな間違いをするのかが信じられない)


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全・東京湾


4022612819全・東京湾 (朝日文庫)
中村 征夫
朝日新聞社 1999-12

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 NHK 「プロフェッショナル仕事の流儀」で中村征夫というので見る。22 年前に出版された「全・東京湾」と出会ったときの驚きとかが思い出される。当時は東京湾で魚が獲れるとか漁業が成り立っているということすら、なんだかもはや過去のことのように思っていたにも関わらず、汚れた海ではあるけれど魚たちは生きているし、文字通り江戸前の海産物が存在していたということ。

 ヘドロのなかでそれでも行きつづけている生き物達の姿やら、そんな海で生活を支えている漁業関係者の姿やらが丁寧に描かれていて、非常に面白かった。

 最近は多少改善されてきたのだという話も聞くけれど、まだまだというところもあるのだろうなと映像を見ながら思ったり。日本テレビ「鉄腕ダッシュ」でも東京湾に干潟再生企画が成り立つくらいでもあるし。

 番組では出てこなかったが、椎名誠らとの出会いというのも大きな影響があったのだろうなとあらためて思ったり。

 東京に住む人はもちろん、東京湾を知らない人びとにも身近な海に置き換えて読んで欲しい一冊。

 しかし、もはや情報センター版はないのか・・・。

4795806225全・東京湾
中村 征夫
情報センター出版局 1987-05

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 この本は話題になったので知っている人も多いはず。

4795801738海中顔面博覧会
中村征夫
情報センター出版局 1987-09-11

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 当時はこんなところにも登場。

B00008NX3P想い出にかわるまで DVD-BOX
内館牧子
TBS 2003-04-23

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 松下由樹の演技が光っていたなあ。

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ひとつの結果

 残念ながらどなたからもお知らせをいただけなかったのだけれど、直接連絡してみたところ試してくださった河野さんの結果。答えをまだ示していないときに見てもらって試していただいた。

 なるほどというグラスとか、おそらくコミックかなと思う段差材料とか。やっぱりそれぞれというものでしょう。もっと多くの人のそうした違いが見られたらよかったのですが。

 結果については、

だいたい1/3になったような気がします。

厳密にはいちばん上のが少ないようですが。

 とのことでした。

 かならずCになるはずらしいのですが、なぜでしょうねえ。

#河野さんに許可をいただいたので画像を貼ります。都合によりサイズはブログにあわせて縮小してあります。

Img_3285_rs


Img_3286_rs


#新聞社からの連絡がまったくないので、さてさてと思っていたらようやくメールがきました。担当者が実際にやってみたけれどCのようにはならなかったとのこと。あらためて出題元に問い合わせてみるとのことですが、さてどうなりますやら。


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謎なUSB

 ふだん使っているデスクトップ。USB 端子が 4 つあって、うち 2 つは常につないでいる。残ったところには USB のカードリーダーなどをつないで使ったりしているのだけれど、なぜか認識したりしなかったり。で、違うもう 1 つに刺してみると認識するときとやはり認識しないときと。

 やむなく常に使っているところに刺してみると認識したり。はたまた、やはりそこでも認識しないので、ふたたびはじめのところに戻してみると今度は認識したり。

 遊ばれているのか、調子が悪いのか。なんとも不思議。

 まったく問題なく使える日が続いたり、連日差し替え直す繰り返しをしなくてはならなかったり。

 そうかと思えば、別の USB 接続の機器は問題なく認識できたりすることもあるので、リーダーのほうの問題?

 占いとでもいうか、ギャンブル的というか、黒ひげ危機一髪みたいな日々。(え、おもちゃの名前は「一発」なのか?)

B0002U3IRU黒ひげ危機一発NEWパッケージ
タカラトミー 2000-07-27

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ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます

 デジカメで撮影したものはやや荒かったので、スキャナで取り込んだきれいなものをあらためて載せておきます。

 「親子で実験」というタイトルからも思うように、あれこれと分析して準備することなく、家庭にある適当なコップと段差が作れるものを用意して、こんな感じにやってみてください。こんな面白い結果が見られますよ。というのが趣旨だと、わたしは理解するのですが。

Question_clear_resize


 図の部分の拡大も載せておきます。

Question_clear_closeup


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ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
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ほぼ日のイべんとう

 [ ほぼ日刊イトイ新聞 - イべんとう ]

 11 周年記念のイベントとして、みんなでお弁当を買ってきてあれこれしよう、という企画だそうで。

 それで面白いのかなとも思ったけれど、これだけ並ぶとなかなか壮観。一人ひとりの選択がさまざまで、おいしそうやら、きれいやら、豪華やら。

 なんとなく女性のほうが、どちらかというと「おいしそうだなあ」と思う組み合わせが多いような気がする。男性はどちらかというと食べたいものをひたすら食べるみたいな。

 おいしそうなんだけどポップがもうひとつとか、ポップはいいのにというのもあったりで、ただただお弁当を買ってきて食べるというだけなのに(アンケートやらポップ作ったりはしてますが)、立派にイベントになっているところがすごいなあ。

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主催者側の発表

 いろいろのイベントなどがあると集まった人数などが発表されるが、「主催者側の発表」と「所管警察の発表」などとがあって、得てして「主催者側の発表」は丼勘定になりがちな傾向があるような気がする。まあ、どちらにしても正確に数えているというものではないので、どちらが正しいというわけにもなかなか言えないものなのだとは思う。

 「落談 まさし版 三国志英雄伝」にも言うように、中国のお話というのはとかく大きくなっている。あくまでも主催者側の発表なので、実際はこれくらいであったろうと割り引いて解釈しておくのがよかろうか、などと。

 さて。

 arton さんにコメントいただいたように、自分では気づかなかった視点を気づかせてもらえるのはありがたいです。ただ、解答を早く出さないとなにが問題なのか見えてこないので、遅れていたけれど公開します。

 では、例の実験クイズの出題者側の解答です。

 クイズそのものは次のようなものでした。(実際の記事のスキャン画像は先のページをごらんください)

水を七分目ほど入れたグラスと空のグラスに、八つ折りにしたティッシュの帯を二本掛けます。五、六時間置くと水は半分だけ空のグラスに移ります。次に、グラスを三個、台を使って段違いにして置きます。最上段のグラスにだけ水を入れ、それぞれのグラスにティッシュの帯を二本ずつ渡します。五、六時間すると、さて、今度は水はどうなっているでしょう。

A 中段のグラスにほとんど移り、下段は空のまま。
B 中段、下段のグラスに半分ずつ移っている。
C 下段のグラスにほとんど移っている。

 解答は次の通り。

C「水は、ティッシュの繊維の毛管現象で、まず上まで吸い上げられます。上まで引き上げられると、水は高い方から低い方へ流れます。この原理で、ティッシュが吸収した水を除いたほとんどの水が、次々と下段のグラスに移るというわけです」
Answer


 どうもわたしの実験はやりかたが間違っていたようです。

 そこで新聞社に問い合わせてみました。


4月6日付け朝刊に掲載の「頭のストレッチ 親子で実験」の解答は間
違っているのではないでしょうか?
少なくとも図示されたものと解説文から判断するに、ティッシュに吸収
される分を除いた水のすべてが一番下のグラスに移ることはありえない
かと思われます。(少なくとも5・6時間でそのようになることはない
と思います)
もしも、すべてが移動するとすれば、グラスの底面よりもしたまで次の
グラスへたらしたティッシュの先がこなければなりません。問題からは
そのようには見受けられませんでした。

また、2番目から3番目に移動し始めるのは、3番目にたらしたティッ
シュの先端よりも、2番目のコップの水位が高くなるときにはじめて移
動を開始します。しかし水位とティッシュ先端との高さの差が小さいう
ちはその移動速度は微々たるものでしかありません。
したがって、5・6時間後に半分ほど移動したという前提でみても、そ
のすべてが3番目に移動することは無理です。

#次のグラスに垂らしたティッシュの先端と、前のグラスの水面の高さ
が同じになった時点で水の移動は止まってしまいます。

実際に手元で検証してもこの通りのようですので、ご確認をお願いでき
ればと存じます。


 この問い合わせに出題者側(新聞社ではなく、配信元の通信社)は次のように回答してきています。

 「どうなる?グラスの水」について、ご質問をいただきました。

 この実験は毛管現象のおもしろさについての実験です。圧力の違いで水が流れるサイフォンの原理と混同しがちですが、この場合はティッシュの繊維をグラスの水が表面張力によってはい上がり、ティッシュの折れたところからは重力で流れ落ちるという仕掛けです。ですから、ティッシュの長さが関係するとすれば、はい上がる高さの方で、2番目、3番目に垂らしたティッシュは長くても短くても構いません。水位とも関係ありません。
 私が行った実験では水は3つ目のグラスにほとんど移りました。貴殿の検証ではうまくいかなかったようですが、何が原因か分かりません。もう一度行ってみてください。水の移動が目に見え、ご理解いただけると思います。


 なるほど、一番下のグラスにほとんどすべて移るのが「科学的に正しい」ようです。ティッシュの長さも水位も関係ない。(這い上がる高さは確かに計算で求められる限界があります。arton さんにご指摘いただいたティッシュの長さは関係ないと、出題者はいわれていますね)

 世紀の大発見がこんなにも身近で簡単に実現できたなんて。これはすぐにでも特許庁へ申請にいかなくてはなりませんね。まさに神業!

#詳しい解説は、現在再度の問い合わせ中につき、後日に。(なんていわずにすぐに公開すべか?) あえて言えば、先の標準モデルとした実証実験においても、本来であればすべての水は一番下のコップに移動しなくてはおかしい、といっているわけです。水面よりも上にあるティッシュ先端から水が出てくるといっているわけです。さて、これでいったい何ができるでしょう?

#ちなみに、間違っても本当に特許庁へ申請になど行かれませんように。門前払いされるだけですので。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
LE PETIT PRINCE: つらつらぐさ

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標準モデル結果

 「人に名前をたずねるときには、まず自分から名乗るものだ」という例にもれず、自分の結果は先にだすべきだろう。ということで。

 というか、初期に試したときははじめと終わりしか記録しなかったので、もう少し細かく記録したいと思っていたら時間がかかってしまった。

 できればビデオで記録と思ったのだけれど、残念ながら昔むかしに購入したウェブカメラもどきは実用に耐えないということが分かったので断念。今なら 2000 円弱で購入できるらしいが、それもなんだかもったいない。

 それでもスライドショームービーにしてみたので、はじめて @niftyビデオ共有を使ってみる。

 なんとか状況はわかりそうな出来かなと。

 ちなみに、出題の図のイメージに近い材料を家庭で用意した場合の 設定での実験。08:00-23:00 までは 15 分きざみで。最後は翌 06:30 。

追記:6/11
 「図のイメージに近い」というのは、arton さんご指摘のようにやや不適切なので改めました。ただ、問題では具体的にグラスの大きさなどを指示しているわけではなく、家庭にあるものを使って実験を設定した場合、多くの場合にこのような形に近いものになるだろうという考えのもと、行ったものです。


追記:2011/4/21
 @niftyビデオ共有が 2011/6 でサービスを終了するというので、当該ビデオを Youtube へ変更しました。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
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連星

 「ふたつのスピカ」が NHK でドラマになるということで、最近宣伝している。女の子が宇宙飛行士を目指すって内容だったのか。

 「スピカはふたつの星からできているんだよ」みたいな台詞をお父さんらしき人がいうのを聞いて、スピカって二重星だったのか? と思っていたら連星だった。

 久々に「星座図鑑」など開いてみると、白色に輝くふたつの高温の星がわずか4日の周期で回りあっているとか。そりゃすごい。というかまったく覚えていなかったというのも情けない。

 ちょっと見てみようかと思っているところ。

#主人公の女の子はいまひとつ冴えない感じではあるのだけれど。

484010428Xふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
柳沼 行
メディアファクトリー 2002-01

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4309252206ヴィジュアル版 星座図鑑
藤井 旭
河出書房新社 2008-04

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あなたの結果を教えてください

 信濃毎日新聞 2009 年 4 月 6 日付け掲載の実験クイズです。この答えは科学的に間違っていると思うのだけれど、出題者側は「間違っていない」とのこと。自分の実証実験では考えたとおりの結果になったし、友人に試してもらっても同様ではあったのでした。

 できればより多くの方に試してほしいので、できればその結果をコメントなどしていただけないでしょうか。写真も添えてもらえればより分かりやすいです。ただ、コメントには画像を貼れませんので URL を示していただくかトラックバックなどいただければありがたいです。

 掲載されていた答えなどについては後日アップすることにします。

 基本的放置しておくだけなので、ご協力いただけると幸いです。

Question


追記:
 写真を公開していただく場合は、実験開始時と終了時の2枚があると変化がわかりやすいです。

追記:6/10
 デジカメの画像はやや荒かったので、あらためてスキャンしたきれいなものをこちらにおきました。ご参考まで。


あなたの結果を教えてください: つらつらぐさ
標準モデル結果: つらつらぐさ
主催者側の発表: つらつらぐさ
ひとまずきれいな画像をあげなおしておきます: つらつらぐさ
ひとつの結果: つらつらぐさ
分かっているのかなあ: つらつらぐさ
ひとつの結果(2): つらつらぐさ
ひとつの結果(2)の2: つらつらぐさ
意見には個人差があります: つらつらぐさ
Cのための2つのモデル: つらつらぐさ
問題の問題と回答の怪と: つらつらぐさ
LE PETIT PRINCE: つらつらぐさ

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にゃめんにゃよ


 誰かがアマゾンでポチッとしてくれたらしい本。

 何かと思って見てみたら、実写版ねこ漫画だそうな。

 BoBA さんとこのニャルホランドドライブに癒されてしまう身としては、なんとも引かれてしまうなあ。

 ということでひとまずメモ。


4167753774女番(スケバン)社長レナ (文春文庫)
URA EVO
文藝春秋 2009-05-08

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#なめねこブームの再来か。

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30日後

 Gmail の迷惑メールフォルダ。

([迷惑メール] のメールは 30 日後に自動的に削除されます)

 と書かれているのだけれど、もっとも古いものを見ると 3/29 付けになっている。

 すでに 60 日以上経っていると思うのだけれど。

 アメリカとはかなり時差があるってことでしょうか?

 それとも 30 日後というのは、なにか別の意味があるのでしょうか。

#本当は 60 日後だったとか?

 別に困るわけでもないけれど、ふと気になった。

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NHKの画面から時刻表示が消えた?

 お昼のときから不思議だったのだけれど、NHK の画面から時刻表示が消えている。朝のニュースの時にはあったはずなのだけれど。

 お昼の時間も夕方のこの時間も左上にいつもなら表示されている時刻が出ていない。アナログだからということでもなくワンセグで見ていてもない。

 NHK オンラインを見ても特にアナウンスがあるわけでもないし、やめたのか不具合なのか?

 もともと地上デジタルでは 10 秒ほど時間が遅れてしまうので、それを嫌って止めたのか。はたまたエコでしょうか。

 お昼とか夕方とか特定の時間には出していたものがないのは、やはり不便な気がするなあ。

追記:18:27
 アナログでは時刻表示と「アナログ」の文字が出ていた。ワンセグには「NHK G」の表示もないところを見ると、なんらかの事故ということかも。

さらに追記:6/3
 アナログでは基本的に以前のように表示されている様子。昨夜 18:53 頃からの気象情報になってから消えてしまったままだったけれど(以前はでていたような記憶が・・・)。
 少なくともワンセグ(地上デジタルは確認できる機材がないので)では表示がいっさいないようだ。なんとなく先月くらいまではあったような気がするのだけれど、今となっては定かでないなあ。
 ちなみに TBS 系でも表示がないようだ。こちらもしばらく前まではあったと思うのだけれど。
 タイトルに「?」をつけました。

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そんなに普及していたとは

 [ 開発者必見! Excelデータを活用した効率的業務システムの構築:第3回 帳票への対応はどうする?|gihyo.jp … 技術評論社 ]

 まったく本題ではないところに反応してしまったので。

さらに,日本では帳票に加えてバーコードという独自の二次元コードが存在するため

 携帯電話で読ませることから普及してきた二次元コードのひとつ QR コードにしても、まだまだ一般の企業で普及するにはいたっていないのでは、という認識を持っていたのですが違ったのでしょうか?

 おそらくそれは旧来の食品とか書籍などでよく見るバーコードのことだと思うのですが、それだとするならば一次元コードですね。面積があれば二次元というものではないです。リーダーで読み取りやすいように広さを持っているだけで、情報としては一次元方向にしかないわけですから。

 それとも真の二次元コードによる商品管理はもはや一般的なのでしょうか? 情報量に比して面積が小さくすむので理想的な形ではあるので普及するのはよろこばしいことです。

バーコード - Wikipedia


 やっぱり古すぎて絶版ですか。次元世界の理解が深まる楽しい本なのになあ。

4061179152二次元の世界―平面の国の不思議な物語 (ブルーバックス 315)
高木 茂男
講談社 1977-01

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 と思ったらよそで復刊されていたようだが、そちらもいまや絶版状態か。無念。

4489003927多次元・平面国―ペチャンコ世界の住人たち
Edwin A. Abbott 石崎 阿砂子 江頭 満寿子
東京図書 1992-09

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あらしのあと

 5 月 26 日のアクセスログを見ていたら驚いた。カウント間違いなんじゃないかと。ふだんはせいぜい 100 から 200 程度がいいところなので。

20090526アクセス急騰


 どうやら人気のあるサイトからリンクされていたということらしい。しかも 4 年あまり前のページに。

 まあ、あれは統計学的な分析をしたかったとかいうわけではなく、なんとなく非常にパターン化が激しいような気がしたので、ちょっと記録してみようか、ということだった。まるで順位表一覧があって( 1 位が決まれば必然的にそれ以下も決まっている)それを毎日交換しているだけなのではないかといったような。そういった限定的なパターンに見えたので。

 実際、AD さんが担当して作っているといった噂も聞く。同じ星座が異なる順位に存在した。なんてこともあったらしいし。

 まあ、ネタとして記録してみたけれど、きちんとした分析をしているわけではないので。正直なところ一年も記録したらいい加減疲れてしまったので、なにかをしようという気力が失せてしまった。

 もっとも、占いが統計だと思っているわけではなくて、占っているというよりはさながら六曜のように単純に順繰りにしているだけなんじゃないかといういい加減さを感じただけだったりする。

 そもそもこの地球上からたまたまそういう配置に見えているだけの星座を、コスモスの真理をつかさどるかのような占いの根源にすえるということ自体がインチキなので。

 もちろん、そうしたことを踏まえたうえで、気分的なまじないとして占いがあると思えば、つまりあくまでもお遊びにすぎないのだと理解していれば特段かまわないことではありますが。

 閑話休題。

 ひょんなことから瞬間最大風速まで観測し、やっぱり人気サイトってのは違うなあと実感したのでした。すでに嵐は去ったものの(トップページからはリンクがフェードアウトした)、いまだに余韻が続いていることも不思議な気分で見ているのであった。

アクセス急上昇ブログ 5/26 第3位
 しかし当該ページが出ていないというのはどういう基準なのだろう?


4152083417虹の解体―いかにして科学は驚異への扉を開いたか
Richard Dawkins 福岡 伸一
早川書房 2001-03

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