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コミュニケーション

 先日紹介した対談ブログのところにカイタッチ・プロジェクトのえんどうさんからコメントをいただいてしまった。第1回目の対談相手がカイタッチ・プロジェクトであったということを書いただけだったので、なんとなく恐縮するのだが、そんなふうなコミュニケーションがなにか新しいものを生み出すのかもしれない。

 このところ聞いたり読んだりすることが多くなった、角谷さんが Ruby とどう付き合ってきたのかという経緯とも通ずるものがあるようにも思っている。

 斬新なことを求めなくても、できるところからやっていくというのは決して無駄なことでも、時代遅れな駄目なことでもないのだと思う。

 無駄を省くことは大切ではあるが、無駄のないものはうまく機能しないことが多いのもまた事実。

 一歩いっぽ着実に進むということも、必要なことなのだろうね。

 ということで、先のところにもリンクを追加するとして、ここでもカイタッチ・プロジェクトを紹介しておきます。

B00074C4KSコミュニケーション
グレープ さだまさし 吉田政美
ワーナーミュージック・ジャパン 2005-02-23

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そして少なくなった

 昨年の小麦の高騰を受けての諸物価の値上がりやらで、あれこれの商品が値上げをしたり、量を減らして価格は維持という実質値上げやらいろいろあった。もっともそれを明確に示していたものはそれほど多くはなかったのではないかとも思う。

 記憶にあるものとしては「ポッキー」は価格は維持してひと袋あたりの量を少し減らしますと発表していた。小袋のなかから1本とか2本減っていても、気になるというほどでもないだろうがそのあたりは正直にいっておくほうが、消費者の反応はまだよいだろうと思う。同じだと思っていたら後になって減っていたと知ると、なんだかだまされたような気分になってしまう。

 味の素の冷凍エビシューマイ。「海老がバナメイエビになっておいしくなりました」と宣伝し、パッケージにもそんな言葉が浮かぶ。いつものように買って食べてみたらなんだかおかしい。よくよく考えると以前は 15 個入っていたものが 12 個になっている。といってパッケージが小さくなったわけではなく、中のトレイの余白が多くなり大きさはほぼそのまま維持されている。

 海老がおいしくなったのはよいとして、量が減ったことも明確に示して欲しかったような。

 すりごまも 120g から 90g に減った。丸美屋の混ぜ込みわかめシリーズも今月から 3g だったか減量したはずだ。丸美屋のほうは広報されてもいたが。

 お気に入りの「あっさりショコラ」も減っていたと知ったのは、ふと家計簿をグレップしたときのこと。昨年は 210g 入りだったが今年は 190g になっている。わずかではあるけれどなんだか残念。大袋入りのチョコレートもスタンダードなものだと以前は 300g くらいはいっていたように記憶しているのだけれど、先日購入した名糖のアルファベットチョコは 222g だった。気のせいか袋の大きさそのものもやや小さくなっているような気がする。

 そしてこのごろ気づいたのが明治ブルガリアヨーグルトLB81。以前と同じペースで食べていくとなんだか終わりのほうの量が少なく感じた。ふとパッケージをみて量が減っているのをみつけた。500g から 450g に減っていた。うーん、価格は維持のようだが、他社製品が同じ価格帯であったら量で選びたくなるなあ。

 実のところブルガリアヨーグルトは昨年も減量があった。といってもヨーグルトそのものではなく付属の砂糖の量。もともと砂糖はなくてもよかったのだが、取っておいてもたまるだけなので使ってしまうようになったのだが、この砂糖の量が昨年 15g から 8g に減った。いっそなくてもよいのではと思わないではないけれど、中途半端に減らされるとなんだか損した気分になってしまう。

 今回のヨーグルトそのものの量についてもパッケージは基本的に変わらないので、まず気が付かないでいる人も多いのではないかなあ。なんだか少ない気がする程度で。

 このご時世なので減らさざるをえない状況もあるのだろうとは思うけれど、せめて「ごめんね、ちょっと減らしました」というのがわかるような姿勢は欲しいかなあ。

 ま、知らぬが仏ということもあるのかもしれないけれど。

Lb81


 ネタとしてはそれはないよ、なんだけれどね。

4151300805そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
Agatha Christie 清水 俊二
早川書房 2003-10

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フィーチャーメン

 このところテレビでよく耳にするのは「家電タレント」とかいう呼び方。家電が大好きで、いろいろ詳しいタレントを呼んで量販店などでうんちくを語らせるといったような番組があったりする。

 で、だいたいが「ある番組で家電のことを話していたら、それがフューチャーされて」家電タレントと呼ばれるようになったと本人などが言ったりする。

 それをいうなら「フィーチャー」だろうなあ。

feature

名詞
1 (…の)目だつ点,特徴,特質,要点《 of, in... 》
peculiar ~s of the epoch  その時代の特色
a geographical ~  地理的特徴, 地勢.
3 (催物などの)呼び物;(バーゲンなどの)目玉商品.

━ 他動詞
1 …を特徴づける,の特色になる[である];…の特徴を描く.
2 …を呼び物[目玉]にする,〈新聞などが〉〈事件などを〉大々的に扱う,特集する
The front page ~d an air disaster.  新聞の第一面で飛行機事故が大々的に取り上げられた.

Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition (c) Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典 第3版 (c)小学館 1980,1987,1998

 「おー、いいねえ、それ。次の特番では頼むよ」と言われて早3年とかいうのであれば、フューチャーってのも想像できなくはないかな。

 フューチャーメンはスペオペの王道だね。

4488637116恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)
エドモンド・ハミルトン
東京創元社 2004-08-24

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 別件。「徐序に」という記述を見かけたのだけれど、いったいどの IM がそんな変換をしているのだろう? 「徐々に」もしくは「徐徐に」以外に変換のしようもないと思うのだが。謎。

 辞書的にしても、そういう言葉は認められていないような気がするのだけれど。知らないだけ?

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針の眼


448812903X針の眼 (創元推理文庫)
Ken Follett 戸田 裕之
東京創元社 2009-02

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 本が好き!経由で献本していただきました。ありがとうございます。

 日本においては架空戦記といわれる「もしもあの時こうであったなら」というところからイメージを膨らませた物語がたくさんある。多くを読んだわけではないけれど、そのいずれもなんだか作り物くささをぬぐいきれず単なるSFとしてしか読めない印象が強かった。

 それに比べてこちらの「もしも」はまったくそれを感じさせない。詳細をよく知らない異国の物語であるからということを割り引いても、手に汗握る展開と、詳細に描きながらも読み手のリズムを損ねずグイグイと引っ張っていくその文章によって一気に大団円へと突き進む。

 <針>と呼ばれるドイツの有能なスパイ。イギリスで諜報活動を行うほとんどのドイツスパイが秘密裏に捕獲され、一部が二重スパイとして偽の情報をドイツに送らされるなか、唯一その存在を隠して行動する彼がつかんだのは戦況を左右するほどの重要な偽装作戦の有無。しかしすでにその段階で MI5 による<針>捜索のための罠や作戦が展開されており、逃げるものと追うものとの手に汗握る攻防戦へと事態は転換する。

 一方で物語の冒頭では結婚式の直後に自動車事故で両足を失うことになり、パイロットとして戦闘に参加することがかなわなくなった夫と若きその妻が傷心をいやすためにとある島に移り住む物語が語られる。

 中盤までははたしてその両者がどう関わっていくのかとわからないまま物語は進むのだが、意外なくらいの展開を見せるあたりから俄然緊張感が増していく。

 最後のさいごまで伏線の張られ方が効いていて、読後ニヤリとさせられること必至。

 早川文庫時代から作品のよさは聞き及んでいたので、読みたいと思いつつもそのままに終わっていたが、ここへきてようやく読むことができた。これほどのめりこませる作品をもっと早くに読まなかったことが悔やまれるくらい。もちろん、当初の翻訳とは訳者が異なることを思うと、あるいは今回のこの訳が非常にすぐれているという面もあるのかもしれない(比較できないので、過去のものが悪いというわけではない)が、よどみない実にいい訳なのは間違いないと思う。

 面白い冒険小説が読みたい、と思う人には文句なくお薦めできる一冊。

追記:
 間違い部分を記載しわすれたので。(2009/2/27 初版)

P.129:「義父も同じことをいってますけどね。彼はわたしほどニシカルじゃないから。」

ニシカル → シニカル

シニカル(Cynical)
 冷笑する様子。皮肉。「--な笑い」(新明解国語辞典第4版)

P.154:「だがそれらはみな古く、鯖が浮き、エンジンも内部の部品も抜き取られて、車体だけになっていた。」

鯖 → 錆

 毒でもまかれたのか、とかね。

P.205:「フェイバーは聞こえない振りをした。ドアの閉まる音がいた。」

音がいた → 音がした

#旧本が好き!サイトのドメイン処理の不備により、意図しないリンク先となってしまうということで旧アドレスへのリンクを消去しています。(2012/02/12)

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対談ブログはいかがですか

 [ talking.jp -対談ブログ- ]

 さまざまなニュースサイトとかでもよくあるインタビュー記事。気になる人やサービス・会社など、読んでみるとなかなか面白かったりするのですが、アンテナを広く張っていないので知らずにいることも多いのです。

 るびまなどでも恐らく一番人気の記事というのはこのところはお休み状態になっていますが、インタビューの記事というのは間違いのないところではないかと思っています。

 そんなインタビュー記事の概要をまとめたハブサイトをということで別のプロジェクトもされていた河野さんですが(今はちょっと状況が変化しているようですが)、みずからがインタビューしたことをまとめようということで対談ブログを公開されました。第1回目は貝印の「カイタッチプロジェクト」。詳しく知らずに読み始めたのですが、地道な活動でありながら、でも真摯な活動だなと。なんだか企業がウェブを利用しようとすると、ことさら派手なことに走り勝ちななかで、しっかりと足元を見ている、そんな感じがして好感がもてます。

 基本姿勢については、「talking.jpの作り方 | smashmedia」を読んでもらうとわかりますが、全文掲載。編集側の思惑による部分公開はないので妙な誘導はないです(と思います)。その上で、読みやすさに配慮した部分の編集は行う(「えーと」などは省くなど)ということで、十分に読みやすさも提供できているのではないかと。

 プログラム系のサイトでのインタビューであれば、どうしてもその方面に偏ることは避けられないことですが、対談ブログではマーケティング系が恐らく多いのは事実であろうと思いますが、河野さんの興味の赴くところをインタビューしたいという向きもあるようなので、多彩な話題に触れられる可能性は高いです。さらには対談相手のリクエスト(必ずしも採用されるとは限らないのは当然として)も受け付けてくれているあたりがうれしいです。

 ぜひリーダーに追加してみてください。


追記:3/31
 カイタッチ・プロジェクトのえんどうさんから、コメントをいただいたのでリンクを載せておきます。
カイタッチ KAI TOUCH Project!|貝印

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せっかくのテロップだから正しく表現したい、ほか

 メモしてから放置してしまったのですっかり時間がたってしまったので、そういうこともあったねというメモ。


げんじょう

 とあるテレビ番組で消防服を紹介し、タレントが消防服を実際に着てみたりした。それなりに重いので隊員に「これをきてほふく前進とかするんですか?」と尋ねたので、隊員が「ほふくぜんしんはげんじょうではおこないません」と答えると画面にテロップがでた。

「ほふく前進は現状では行いません」

 特殊な業界・職業には特別な言い回しであったり、隠語があったりする。テレビ業界などもその最たるもののひとつともいえるのだろうけれど、違うかもしれないという気持ちは必要かもしれない。

 正しくは、

「ほふく前進は現場では行いません」

 とすべきだった発言。前者だと「今はそういうことはしません」という意味にとられるが、実際は「火災現場ではそういうことはしない」という意味合いだったはず(もちろん現場の状況次第でせざるをえないようなことはあるかもしれないが)。

 通報を受けて火災現場に向かうのは「出場」であって「出動」ではないとか。

 違うかもしれないという前提で確認をしてもらうということは必要かと。


けんけんがくがく

 とあるニュースで政治家の偉い先生様の発言で、「けんけんがくがくぎろんをすればいいんだ」みたいなことがあり、これまたテロップで、

「喧喧諤諤」

 とわざわざ漢字をあてられていた。そもそもの使い方が誤用であるのだが、それをご丁寧にそして無理やりに漢字にしてしまうなどというのも。間違いやすいとはいえ、そろそろきちんと覚えておきたい。

喧喧囂囂【けんけんごうごう】

 [おおぜいの人が勝手な意見を言って]やかましく騒ぎ立てる様子。
 [新明解国語辞典第4版]

侃侃諤諤【かんかんがくがく】

 正しいと信じる事を遠慮なしに直言すること。「--の議論」
 [新明解国語辞典第4版]


倦厭

 とあるサイトに「油を使うことを倦厭する向きがあるようですが」という表現があったのだけれど、「敬遠」としたかったのをタイプミスのまま変換したのではないかなとも思う。

倦厭【けんえん】

 あきていやになること。
[Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) (c) Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988]

敬遠【けいえん】

 不快・(めんどう)な事態になるのをいやがって、初めから、その物事に直面するのを避けること。
 [新明解国語辞典第4版]


乳離れ

 恥ずかしながら最近になって知った。乳離れは「ちばなれ」と読むということを。確かに「乳飲み子」など類似の言葉は「ち」としか読まないなあとあらためて思った。

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後巷説百物語


4043620047後巷説百物語 (角川文庫)
京極 夏彦
角川書店 2007-04

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 それほどたくさん読んでいるわけではないけれど、京極夏彦の作品でどれが好きかというと、一連の京極堂のシリーズよりもこちらの巷説百物語のシリーズのほうが好きだ。

 なにやら不可思議な事件がおきて、どうみてもこの世のものではない妖怪の仕業ではないかと解釈せざるを得ないような展開をみせる。結果そういうものであったのだろうと巷間では理解されるのだが、実は妖怪のすがたを借りてうまく事態を収めた、すべては仕込みであったと語られる。その仕込みが見事でなるほどとガテンのいくものであったり、そうであったかと地団太を踏みたくなるようなものだったり。

 その妖怪の特徴をうまく作品世界に生かしているあたりはさすがは京極夏彦の本領発揮というところ。

 語られるそのリズムも昔がたりを聞くようで、ときにワクワク、ときにしんみりと読ませる。

 その巷説百物語の時代としての終尾をかざるのが「後巷説百物語(のちのこうせつひゃくものがたり)」。かつて大いなる仕掛けをおこなってさまざまな事件を収束させていった又市、おぎんももういない。生きているものやら死んでしまっているやら。それもわからない。いくつもの仕掛けを目の当たりにしてきた一白翁(いっぱくおう)こと百介が、若い者がもちこんでくる不思議な事件と類似のかつての話を聞かせるという形で物語りは進む。

 ことに冒頭の「赤えいの魚」はテーマといい結末といい人の世の重い命題をつきつけられるようでつらい。続く「天火」「手負い蛇」「山男」あたりまではまずまずだが、正直だんだんとあっさりとしたものになっていくような気もした。始めに力を注ぎすぎて後半は少し疲れてしまったのではないかというくらいに。

 それでも最後の「風の神」で物語全体の締めくくりを見事にしてのけているのは確かで、これで終わりなのかという虚無感にも似たような放心状態を味わう。

 昔、山はある意味よくわからない神聖で謎に満ちた空間だったように思うのだけれど、今では基本としてそうしたことはまずなく、ひたすらに高い土地であるという以外は神秘性はなくなっているのかもしれないといったことを語っている。妖怪についても、昔からいると信じていた人など実際はいなかったのであろうが、いるということにすることで片付くこと、救われることというのもあったのであろうと。

 今の社会に照らし合わせてそんなことを思うと、便利ではあるがなんとも不便な世の中なのかもしれないなどとも思う。

 さいわいにして物語りの始まりをになう「前巷説百物語」がすでにでており、こちらは未読。文庫を待つのでいましばらく先になるが、もう少しこの不思議な語り(騙り)の世界を堪能できそうだ。

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TSNETスクリプト通信第4号でました

 [ TSNETスクリプト通信第4号 - TSNETWiki on TextWorld ]

 なんとなく瑣末なことに思考をとられていたので今頃になってしまったけれど、TSNETスクリプト通信第4号でてます。

 で、ひとまずざっと見た(読んだ)ところですが、今回も機械伯爵さんの Python 入門は力いっぱい全開です。ちょっと圧倒されそう。Yささんはいつものように awk ゲーム(まだ試してない)。そしてとうとう海鳥さんが Ruby と PostScript を連携させて迷路をつくるということで登場。jscripter さんはいわずもがな。

 いよいよ Ruby も入ってきたのですね。それにしてもどれも内容が濃いのでうっかり妙な気をおこさずによかったとホッとしているところ。

 ちなみに P.11 の「:(セミコロン)」との記載はコロンの間違いでは?

#ひっそりと参加したのでまだROMしてます。TSNET。

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携帯電話の意地

 3G に変更したので前の 2G は基本的に不要になった。それでもしばらくは使い慣れた目覚ましとかキッチンタイマーとかだけに使おうかと思っていたのだけれど、一応それらもあたらしいほうで使うかという段階になった。

 ただ、メーカーの差がでるのは細かな作りの部分で、そのあたりが以前はなかなかに便利だったこともあってちょっと物足りなさも感じている。

 たとえば目覚ましのアラーム。以前は時刻の読み上げもしてくれたのだが今度はない。ただ鳴るだけ。まあこれは問題ないともいえる。キッチンタイマーでは5分前とか1分前とかに音声で教えてくれたのがなかなかよかった。いきなり時間だといわれるよりも、そろそろだなというのがわかるので何かをしていてもそのつもりでいられる。このあたりはちょっと残念。

 とはいえ、前の端末を使うといってもそうした特定のときだけなので、それならと電源は切っておいたのだった。

 ところが、朝になって急に時刻を読み上げはじめた。新しい端末にも読み上げ機能があったのかと一瞬誤解したが、ふとそうではなく古いほうだと気づき止めた。確かに電源は切っておいたはずなのに。

 どうやら携帯電話の電源ボタンというのは待機状態にするだけのものなのではないかと(すべてがそうかはわからないけれど、少なくとも手持ちのものについては)。バッテリーが使える状態でさえあれば電源オフでもアラームなど予定された行動をしようとするらしい。

 自分の存在を主張されても、もはや電波を受発信できるわけでもないし、サービスそのものがあと一年たらずなのでその機能に限って便利に使うことも確かに可能ではあるのだけれどね。ま、それでもなんだか意地のようなものを感じた次第。逆にそれであれば電池の消耗も普段は少なくてすむかもしれないとはいえるか。

 しばらくはそんな声にこたえてあげてもいいかな。長い付き合いではあったわけだし。

 必要かなあ。

B001BY5B94エレコム 携帯電話用USB充電&データ転送ケーブル/コンパクトタイプ FOMA/SoftBank 3G対応 MPA-BTCFUSB/BK
エレコム 2008-07-24

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数学の深き沼

 [ NHKスペシャル|アンコール放送 100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~ ]

 9日月曜日の 22:00 から再放送だそうな。

 宇宙の形を解き明かすきっかけになるという偉大な証明をしたというのに、その後数学界からも社会からも姿を隠してしまったという数学者の話。

 証明されたポアンカレ予想についても映像をつかって説明してくれて、われわれ素人にもその雰囲気は十分に理解できる。

 天才というのはどこか違った特異なものを持っているからこそ天才なのだろうなとも思うけれど、彼がそれほどまでに社会との関わりを断つ理由は誰にもはかりしることはできないのかなあ。

 世の中にはさまざまなところにそうした深い世界が存在しているってことか。

4152088850ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者
志摩 亜希子 永瀬 輝男 坂井 星之
早川書房 2007-12-19

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4140812826NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (NHKスペシャル)
春日 真人
日本放送出版協会 2008-06

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ネコを撮る


4022731338ネコを撮る (朝日新書 33) (朝日新書)
岩合 光昭
朝日新聞社 2007-03-13

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 ずいぶん前になってしまったけれど diary.yuco.net で見て、そりゃ読まなきゃと思っていた本。ようやく読んだ。

 「ネコを撮る」とは題されているものの、猫の写真の撮り方について書かれたというよりは、猫にまつわるエッセイやら猫とのつきあい方について、これまでの撮影経験から思ったことがさらりと書かれているというのが正しいかも。

 もちろん、こんなことに気をつけるといいよとかの話はあるにはあるのだが、全体から受ける印象は猫っていいよねえという空気のようなものといっていい。

 いくつかの写真が収められているのだが、いくつかは残念ながら暗い仕上がりで(印刷の関係かとも思うのだけれど)よく見えないのがなんとも惜しい。モノクロだからというところもあるのか。

 それでも猫ってこんな表情が撮れるんだねえという驚きというか、面白みというか、そんなものも感じさせてくれるのはやはりプロたるゆえんか。

 もっとも読み終わると「これで自分も」などと不遜にも思ってしまうわけではある。

 ようやく暖かなひざしがそそぐ季節なのでカメラを持って猫探しにでかけるのもちょっと楽しみになれそう。

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機種変更といいつつの契約変更につらつら思う

 ソフトバンクモバイルの 2G サービスが 2010 年 3 月に終了するのを受けて、3G に変更しなくてはならずあらためて機種の選定とか料金プランやオプションサービスなどいろいろ確認する。もっとも料金プランに関していえばほとんどホワイトプラン以外を選択する必要性がないような状況ではある。

 それはともかく、新スーパーボーナスとかいろいろ間違って理解しやすいことやら、意外ともはや意味をなくしつつありそうなポイント制度(マイレージポイントといっているもの)とか、方向性があきらかに変わっているのかもと感じたり。

 カタログにも記載はあるものの、「実質負担0円」とかいう記述はやはり誤解を招くような気はするのだが。新スーパーボーナスで契約すると、月々の支払いから特別に割り引いてくれる金額というのが、購入した携帯電話機ごとに設定されていてその分支払いが少なくなる。今はこれを「月月割り」という名称にしている。最近は比較的分かりやすく図示されているとは思うけれど、割り引いてくれるのは端末代金からではなくて、基本使用料やオプションサービス料、通話料などの合計に対して。端末代金の分割支払い金からは割り引かれない。

 仮に基本使用料などの合計が月月割りの割引額で相殺される金額だったとしても、端末代金の分割支払い金は必ず支払いが発生する。

 月月割りの割引額よりも基本使用料などの合計が少なくても、余った分が端末代金の分割支払い金から割り引かれるということはない。

 これまでにたまったポイントを端末代金に充当することができるけれど、購入時に設定されている端末代金、月月割りの割引額によっては使い方が異なる。

 分割端末代金と割引額が異なる場合に、その差額分だけにポイントを使うことができる。

 もしも、分割端末代金と割引額が同じ場合(これをもってして実質0円機種といったりするらしい)には、分割払いではなく一括払いであればポイントを使うことができる。

 ゆえに、分割で購入するのであればどこで購入してもさほど差はないが、一括であれば家電量販店などで購入したほうが得だったりすることもある。一括で購入するので量販店のポイントがついたり、あるいは量販店のポイントを購入費用にあてることもできるので。

 ただ、ポイントを使うにも昨年あたりから制限ができて、使用可能な上限ポイントが価格設定によって設けられることになった。先ほどの分割端末代金と割引額との差額によって使用可能ポイントの上限が決まってしまう。ボーダフォン時代も含めたアフターサービスのための保証サービスに加入していると、端末購入代金から一律 3150 円(3000 ポイント)を割り引くというのもこの上限の範囲に含まれる。

 計算式は、

(差額 * 24 - 3150 )/ 1.05

 ただし、ポイントの使用は 1000 ポイント単位に限られる。ということで使用したいポイント数と差額との関係を表にしてみる。(2009/3 現在においての上限設定)

ポイント差額ポイント差額
1000175210001050
2000219220001094
3000263230001138
4000307240001182
5000350250001225
6000394260001269
7000438270001313
8000482280001357
9000525290001400
10000569300001444
11000613320001532
13000700330001575
14000744340001619
15000788350001663
16000832360001707
17000875370001750
18000919380001794
19000963390001838
200001007400001882
410001925
420001969
430002013


 保有している、あるいは使用したいポイント数(必要であれば保証サービスの 3000 を加えた数字)に該当する差額の数字よりも実際の差額が大きい端末を選択すればポイントはすべて使うことができる。もちろん反対に差額から使用可能なポイント数を見てもよい。(たとえば、保有ポイント 7000 + あんしん保証パック 3000 = 10000 ポイントを使いきりたいならば、差額 569 円以上の機種を選べば使い切ることができる)

 で、現状ではポイントの使い道としては端末購入の際に利用するか、オプション品(充電池や充電器、充電ホルダーなど)を交換するしかないので、長く使う人にとってはポイントを失うことも多くなるかも(ま、以下で試算するようにさほどたまらない可能性も高いわけではある)。

 参考までに差額 5000 円までのポイントを算出してみるなら、

# coding: sjis
d = 1
t = 1000
while d < 5001
p = ( d * 24 - 3150 ) / 1.05
if p / t >= 1
puts "差額:#{d}, ポイント:#{p}"
t += 1000
end
d += 1
end

 とはいえ現状のポイント付与体制を見ると、あまり膨大なポイント保有というのはあまりないかもしれない。

 というのも、まず支払い料金の 100 円ごとに 2 ポイントというのが基本ポイントなのだが、現状では概ねこれ以外にポイントがつくオプションサービスがない。説明には「オプションサービスによってはサービスポイントがつく」とあるのだが、現行の「あんしん保証パック」などには以前の類似のものにはあったポイント付与に関わる明記がない。ウェブサイトで調べてみても具体的には出てこないので、基本ポイント以外は最新のサービスにおいては存在しないとすると、さほどポイントは増えないのではないかと思われる。

 仮にホワイトプランで、パケット定額をつけてあんしん保証パックも入ったとして、

980 + 4410 + 315 + 498 = 6203

 携帯電話機は最新の高機能のものだと分割代金が 3980 円で割引額が 2000 円くらいなので、これとして、

3980 + ( 6203 - 2000 ) = 8183

 ここにあとは通話料も加味してなのだが、ソフトバンクへかけるならほとんどの時間帯が無料でかけられるので、その他への通話としてももはやそれほど多くないと仮定して(もはや通話よりもパケット通信が主流なのではという情勢を思えば)、ざっと、

合計 10000 円

 としてみる。(ポイント割引をいれてないが、仮定のはなしなので)(さらに 2 万、3 万はざらという使い方の人も案外多いかもしれないけれど)

 毎月のポイントは 10000 / 100 * 2 = 200 ポイント。年間で 200 * 12 = 2400 ポイント。ポイントの有効期限は 3 年なので最大でも 2400 * 3 = 7200 ポイント、となる。

 あんしん保証パックでの購入代金割引の 3000 ポイント相当とあわせても 10000 ポイント分なので、端末分割代金と割引額との差額が 569 円以上の機種でようやくポイントをすべて使えるという状況。先に使っていた端末と同等の 3980 円するような機種を買うとしてもあまり安くはならない。

 もっとも、そもそも毎月 10000 円を支払うことに抵抗もなく、高機能な最新機種を買えるという人にとっては、あまり関係のない話かもしれない。

 ただ、以前よりはポイントに関わるメリットが薄いような印象はあるような気がする。

 ホワイトプランのこともあって、ソフトバンク同士の通話(あくまでもホワイトプランからかける場合ではあるものの)は無料となる時間がほとんど。家族割引であれば 24 時間無料だ。

 となればどこで収益をあげるかといったらパケット代金に求めるしかないのは当然で、ゆえにパケット通信を多用するウェブサービスに力をいれている昨今というわけになる。実際、ウェブに限らずともメールで用事を済ませることも多いわけで、とすればもはや携帯電話機は電話機というよりもパケット通信端末という意味合いが強くなっていて、「え、電話もできるんだ、これ」といった話にもなりかねない本末転倒な状況になってきているのかもしれないか。

 であれば、もはやホワイトプランにおいての通話料”有料”時間帯の廃止を行っても帯域を逼迫させる影響はあまりないのではないか、などとも思ってしまう。(あくまでも素人考えで)

 2G サービス終了とともにボーダフォン時代につくられた「ラブ定額」という 1 回線のみ指定で通話料無料になるサービスも終了になるのだが、その代わりが出てくるというような動きはない。

 ここまでパケット料金に依存する動きが加速しているのだから、4 時間あまりの有料時間帯などという面倒な規制を廃して、よりすっきりしたプランにしてくれるとうれしいのだがなあ。

#2G から 3G への変更に際しての料金プランなどの変更は当日から適用されると知らずにいたので、うっかりまだ定額サービスなど使えるつもりでいた。あぶない。なにごとも慎重に確認・検討しておかなくてはなあ。

#ふと気づいたけれど、テーブルタグの無駄な空白問題や引用タグでの改行不具合が修正されている様子。

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