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ふたつの訃報

 きょうはこの話題も多いのだろうな。というわたしもそのひとりということ。まあ、メモリアルとはそういうもの。

 氷室冴子はコバルト系列で特に名を馳せた。およそ 30 年あまりは前のことだったのではなかろうかと。確かによく売れていたっけ。新井素子か氷室冴子かという両雄という時代もあったような。

 やはりこれという代表作は、ジャパネスクがでてくるのだろうな。

4086145685なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)
氷室 冴子
集英社 1999-04

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 近年だとアニメでの評判もよかった「海がきこえる」とか。(これは読んでもいいかなと思っていた)

4198911304海がきこえる (徳間文庫)
氷室 冴子
徳間書店 1999-06

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B00005R5J7海がきこえる
近藤勝也 氷室冴子
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2003-08-08

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 野田昌宏といったらスペースオペラとポンキッキ。そして無類の SF コレクターとしても。キャプテンフューチャーしかり、銀河辺境シリーズしかり。オリジナルの「銀河乞食軍団」のシリーズも。若い頃の SF の多くをその翻訳から楽しませてもらったのだなと思い出す。

 近年合本で創元 SF 文庫から出版されなおしたのが幸いだったか。わたしが読んだ、そして持っているのはかつての早川 SF 文庫版。

4488637116恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)
エドモンド・ハミルトン
東京創元社 2004-08-24

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4150101604銀河辺境への道 (ハヤカワ文庫 SF 160 銀河辺境シリーズ 1)
野田 昌宏
早川書房 1975-03

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4150301530銀河乞食軍団 1 (1) (ハヤカワ文庫 JA 153)
野田 昌宏
早川書房 1972-06

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 うーん、軒並み画像もないし、古書くらいでしか入手できないわけか。

 シャンブロウも忘れてはいけない。

4150100365大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス (ハヤカワ文庫 SF 36)
仁賀 克雄
早川書房 1971-09

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20080607_noda


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コメント

こんばんは。

こちらの記事を読んで初めて知りました。
まだお若いのに残念ですね…。

トラックバックさせて頂きました。

投稿: tako | 2008.06.08 01:03

ニュースソースへのリンクもないというのに恐縮です。

確かにお若いですね。(本当に 51 歳だったのだろうか? と思っているわたしもいるのですが)

投稿: ムムリク | 2008.06.08 10:07

ムムリクさん、

ごめんなさい。先ほど記事をちょっと手直しして再保存したら、トラックバック先が残っていてダブってしまいました。
お手数ですが一つ削除お願いします。

>ニュースソースへのリンク

ニュース記事のページって更新が早いのですぐデッドリンクになってしまうんですよね。
なのでいつも付けようかどうしようか迷います。
「ウェブ魚拓」というのもありますが、そこまでして…とも思いますし。

投稿: tako | 2008.06.08 10:43

了解しました。削除しておきます。
スパム以外は重複しても構いませんのでお気軽に。

投稿: ムムリク | 2008.06.08 11:06

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■「なんて素敵にジャパネスク」 作家の氷室冴子さん死去(アサヒ・コム) 今日は朝から出掛けていてニュースも見ていなかったので、さっき帰ってきてムムリク [続きを読む]

受信: 2008.06.08 00:56

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