雨も好き
[ 徹也: 梅雨入り ]
その先の惑さんのところも見てきて、懐かしい歌の数々にしばし昭和の人となってきた。それにつけても涼さんの書かれている「あめふりくまのこ」を歌える自分。さすがに歌詞の最後までは覚えていないのだけれど、冒頭部分はしっかり覚えている。
どうやら 1960 年に作詞されて、1962 年に NHK で放送されたのがはじめらしい。その後のどこかできっと見聞きしていたはず。
その優しい言葉でつづられる物語がとても叙情豊かで、昔の童謡のすばらしさを改めて認識させられる。
もちろん、今でもよい歌があたらしく生まれているのであろうことは、確かだろうけれど、こうした穏やかさというのは子供時代にこそ特に必要とされるものだろうな。
雨を嫌う向きもあるだろうけれど、雨もまたよしと思えるようなそんな余裕のようなものも時には大切なのかもしれない。
さしづめ今なら、「ぼくはくま」とかになるのだろうか。いや、ちょっと違うか。
どうようベスト25~おつかいありさん/あめふりくまのこ~ 童謡・唱歌 日本クラウン 2004-09-29 by G-Tools |
ぼくはくま(DVD付) 宇多田ヒカル 冨田謙 EMIミュージック・ジャパン 2006-11-22 by G-Tools |
ちなみにこちらは絶版。無理もないか。
雨が好き (中公文庫 A 167)
高橋 洋子
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