懸念
【けねん】不結果が・予測(予感)されて、先行きが心配に思われること。
新明解国語辞典第四版
NHK ニュースでオフィスのレイアウトなど、仕事の効率化であるとか、よりよいアイデアが出てくることを期待してさまざまな工夫をしているところを紹介。
そのうちのとある会社の偉い人(もしくは関わった担当者)が、「これによってよいアイデアとかがでてくることを懸念しています」みたいなことを言っていて、テロップにもそう表示された。
全国放送なんだから、放送側で気を使うということはなかったのだろうかと、それこそ懸念に思ってしまうよ。話した人はつい言ってしまったのか、本当に間違って認識しているのかはわからないけれど、そこは生ではないのだからきちんと収録しなおすとかするのが正しいメディアとしての対応ではないのかな。(つまりは、メディア側も「え? そういう意味じゃないの?」という認識しかもっていないということなのかもしれない)
まあ、あえて使い勝手を悪くして改善するという手法もあるにはあるわけで、そういう深い意味をもつ試みというのであれば、それは悪くないけれどね。「懸念」ではなく「期待」という意味で言いたかったのだととれる内容だったけれど。
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