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本当にNASAかどうかはともかく

 ガソリンも灯油も高くなり、もろもろの影響をうけてあらゆるものの価格が上がっている昨今。食べないわけにもいかないし、冬とあれば死なない程度に暖房だってしなくてはならない。ガソリンに関しては、自家用車の出番を少し控えるということで多少の対処はできるかもしれないが、寒さばかりはなかなか。

 そこでというわけではないのだけれど、昨年から使っているのがなにやら怪しい「スペース暖シート」とかいうやつ。NASA の技術だとかなんとかいうのだが、本当なのか? と今でも思ってはいるが、そのあたりはまあおくとして、過去からのサバイバルシート(昔はレスキューシートといったような)の例にもれず、アルミ蒸着シートの保温性はなかなか莫迦にしたものではない。

 実際使ってみた前の冬はかなり暖かにすごせたのは確か。体温を逃さないようにしてくれるので布団が重くならずに暖かさを享受できるというのはありがたい。この冬の灯油価格の高騰で、北国のお年寄りなどが布団を何枚も重ねて寝ているといったニュースもみかけたが、それじゃあ重くてかなわないだろう。これなら重さは変わらないといっていい。

 まあ本来的には、寒冷地の住宅設計そのものをきちんと寒冷地仕様で考えるべきなのが、最重要課題なのだと思う。日本の住宅環境問題として。寒冷地であってもつくりは温暖な地域のものと同じなのだから、そりゃ寒い。外にいるより多少ましというレベルでしかない。

 ただ、このシート、問題がひとつだけある。それはゴアテックスのような透湿素材ではないので体側の面に結露が少しばかりだができること。朝になるとうっすらと濡れているために、かならず広げて干しておく必要がある。ゴアテックス素材を使ったらもっと高くなるのかもしれないが、正直いって畳大の単純なシートでしかないので、素材の価格以外に手がかかるというものではないので、取り入れてみたらどうかなとは思う。もちろんそれによってどれほど効果がでるかはわからないのだけれど。

 正直やや高いという印象はあるものの、使ってみた感想としては強度的にも悪くないので案外いいかもしれないと思っている(サバイバルシートでは強度にやや不安があるので)。もちろん今年もお世話になっているし。寒冷地でなくても便利に使えるのは間違いない。

 いろいろのところで販売はしているが、ものは同じ(怪しい販売店でなければ)。わたしが買ったのも別のところだし。

B000RHKWT0スペース暖シート ポカポカ「ストロング」2枚組 シングル
株式会社アッドフィールド

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B000RHD1KCスペース暖シート ポカポカ「ストロング」2枚組 ダブル
株式会社アッドフィールド

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B000AR1HAUハイマウント サバイバルシート ゴールド 22134
ハイマウント

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 これでも同じに使えるかもしれない。ちょっと安いし。

B000BS01SWMPI オールウェザーブランケット オリーブ 152X213cm 13001551
MPI

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