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宝くじの当選本数は正しく認識されているのか

 [ 宝くじの残りに当たりがあったらどうなるの? | エキサイトニュース ]

 かねがね思っていた。毎年ジャンボ宝くじなどで高額当選金のくじが引き換えられていないと報道していることに。売れ残ったくじからも当然あたりがでるのだろうが、その分をきちんと差し引いて発表しているのだろうか? と。

 どうやらこれを読む限りでは、売れ残った番号のデータベースはつくるが、それをもって売れ残ったなかであたった番号があったのかどうかなどを照合して最終的な当選の本数などをだしているわけではないようだということ。すなわち、仮に1等が1ユニットあたり1本で2等が2本ということだったとして、10ユニット分販売されたとする時に、1等は9本で2等が20本でたという結果になるほうがむしろ正しい場合もあるということだと思うのだが、とにかく販売されたユニット数に該当する本数でしか発表していないということなのではないのか、と(1等10本、2等20本とみなすということ)。つまり絶対に換金できない当選本数が含まれているということに。

 だいたい1億だ2億だという当選金を当てながら、換金しないというのだったら、はなから宝くじなんて買う必要もないし、買うはずもないのではないのかなとも思うし。あまりに高額なので怖くなってとか、うっかりしていて確認や換金にいくのを忘れていた、ということもなくはないかもしれないが、ちょっと考えにくい。それも毎年かなりの本数が換金されないままだから早く確認してください! とあおるのは、ひょっとして「そんなもったいないことをする人がいるくらいなら自分が当ててやる!」という購買欲をあおるための姑息な作戦なのではないのか、などということまでかんぐりたくなるというもの。

 実際のところ、売れ残りデータを残すとはいえ、それは不正を防止するためでしかないといっているようであるから、具体的な当選本数の把握に使っているとも思えない(いざ持ってくることがあったら、そこで照合はして不正だとするのだろうけれど)。

 これまではなんとなく、そうではないのか? というレベルで思っていただけだったのだが、それが裏づけられたようで、なんだかがっかりだよ。

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