PS2で将棋
SuperLite 2000シリーズ 将棋 サクセス 2003-07-31 by G-Tools |
怪我をしたり手が不自由になっていたりという人が、ちょっとゲームでもして遊びたいかなというときにできるゲームというのは、あまりない。どうしてもアクション系のゲームのほうが多い。その少ないなかで好みにあうとなれば、なおのこと難しいことになる。
ひとりでできて、ゆっくりとできてそれでいてなかなか考えさせるので飽きの来ないという意味では将棋は結構おすすめ。まあ好みなので飽きはくるかもしれないし、合わないこともあるかもしれないが。
それでもこの値段ならそう悪くはないと思う。そもそも将棋ソフトで安いものはあまりない。中古もあまり出回らない。絶対数が少ないうえに、子供などと違って飽きたからといって中古店に売ってしまうということが少ないという購入層の事情もあるらしい。
まあ、このソフトにも問題がないわけではない。ゲームバランスの悪さは見事なくらいだ。まあ、そこが面白みと思えればこのソフトも悪くない。キャラクターが 10 人あまり作られており、そのキャラクターに強さや個性が割り振られている。強さは星の数で表示されているのだが、これがどう考えても実情に合わない。一番弱いはずの星ひとつが妙に強かったり、最強のはずの星五つが案外弱かったり。なので、将棋をはじめて間もないという人は星ひとつに負けてもがっかりせずに対戦相手を変えてみて欲しい。女子高校生キャラが一番弱いというのは間違いなさそうだ。
途中から妙な指し手をしだすというのも困りものだが、これもまあ楽しむ余裕をもてばいいことかもしれない。ことに入玉するととたんにおかしくなる。
初心者でも使える将棋のソフトは少ないので、興味があったら使ってみるのに遜色はないと思うというか、選択肢はこれくらいといってもいいのかもしれない。
ほかはこれくらいかな。
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