表明
テストをはじめて体験して「表明」という言葉に出会った。なかなか使わない言葉だなあ。でも確かに説明をきけば、なるほどそういうものなのだなという言葉の理解はできる。「わたしはこうである」というようなものといってもいいのかもしれない。
そこでこの頃になって、別の視点で捉えるようになったのが、車のナンバープレートに取り付けられたグレーがかった半透明のプレート。いろいろ屁理屈をいう向きもあるようだけれど、ようは速度違反の監視カメラの赤外線から逃れようという機能のもの。つまり、それは「わたしは速度違反をしています。速度違反をします」という表明ではないか、と。
そもそも現状の道交法においてそれが禁じられていないというのが妙だとは思うのだけれど(ということで改正案がでているらしい)、逆に考えたら警察にとってはいいカモが見つけやすいということではないのかな、などとも思ってしまう。なんたって自分から表明してくれているわけだから。回りから分かりやすく。(別に警察の肩をもつわけでもないが)
とかく会話などであいまいにすることが多い社会のなかで、これほどまでに自主的に主張してくれるというのは、ある意味稀なことなのではないかな。
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