はいらんせ、とおりゃんせ、かえりゃんせ
発売と同時に購入していながら、一年半あまりもたった今になってようやくに見たというのは、まあ諸般の事情というものがあったわけだけれど、それにしても長すぎて存在を忘れるところであった。逆に言うと却って新鮮であるかもしれない。
ということで、このテレビ番組改編期の時間ばかり長くて面白くもない番組ばかりなので、ということで見てしまうことにしたのだった。
やっぱり歌は声だなあ。いや、詩や曲ももちろん大切ではあるけれど、なにげなく日常に流れていて耳に残るとか、記憶に残るというのはやはり声が気に入るかどうかというのは大きな位置をしめていると思う。
同じ歌をいろいろの歌手が歌っているものでも、それぞれに味が違うわけで、人それぞれでどの歌手のものがよいのかは好みの分かれるところではないのか。たとえば「涙そうそう」を夏川りみと BEGIN と森山良子が歌ったときに、どれが一番好みかとか。
途中、懐かしの昭和歌謡メドレーがはいるのだが、なるほどあの頃の歌によく合う声なのだな。辺見マリの経験の出だしで「やめて」と歌ったら歌そのものも止めてしまって次に移るなんて演出も面白かったし。舞台が京都祇園甲部歌舞練場ということも含めると、若いファンよりもある程度年配の人にとってこそ、楽しめる「歌謡ショー」だったのかもしれない。
中国人が話すよりも中国語が似合うというのも、不思議な感覚ではある。
残念なのはテレビサイズの関係で左右がギュッと圧縮されて、皆、痩身になっていたことくらい。なので改めて PC ででも見てみることにしよう( PC-BSD 上で)。
全薬工業のジキニンの CM を見た。(曲は「ドミノ」のほう)
つないで手
一青窈
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