ホワイトマジック
新聞広告にソフトバンクモバイルなぞが珍しくはいっていたので、しげしげと見ていたらなんとも不思議な感想を持った。
ホワイトプランは980円(税込み)だ。Wホワイトも980円(税込み)だ。うたい文句は「プラス980円で他社とも半額。Wホワイト」。けれども実際にはプラス981円になってしまうらしい。Wホワイトはホワイトプランだけの割引サービスであるから絶対にプラス980円にはならないという現実。これってどう?
家族で加入しても一括して請求だと2円高くなってしまう(3人の場合)。個々の請求だと980円のまま。家族割引がないのは基本料金がそもそも安いから仕方ないとして「家族割増」状態ってのもどう?
それらすべては、この小さな注意書きによるものらしいのだが、字がつぶれてしまうので以下に示すと、
本チラシに記載の商品、サービスなどの料金は消費税相当額を加算した総額表示となります。その際、小数点以下は切り捨てて表記しております(通話料・通信料は除く)。毎月のご請求については、税抜き価格の合計金額に消費税相当額を加算して計算しております(一部サービスを除く)ので、お客様が税込価格を基に計算された場合、実際のご請求額と異なる場合があります。
というのだけれどねえ。スーパーにしても税込み価格で表示され、レジでも税込み価格で処理されるけれど、支払い合計金額が税抜き価格の合計に対して消費税付加された価格になって単純に合計が合わないなどということは、少なくともわたしは経験がない。他のどんな買い物でもそんな計算をされたことはまずないと思う。
ホワイトプラン 980円
Wホワイト 980円
合計 1961円
(消費税 93円)
というレシートなのか。確かに本体価格で計算した場合にマジックが起きるのは消費税の始まった当初からのことで(というか当然の計算結果なので)、それは理解できなくはないのだけれど、税込み表記になっている(それが国のお達しによるとはいえ)以上なんだか妙な話だと思うのだがなあ。
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