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タダより高いものはない

 [ 本当にオトク? ソフトバンクの「全機種0円」::ケータイWatch ]

 「新機種0円」の仕組みの解説がこれまでになく分かりやすい。いや他でもそういう解説だったのかもしれないのだけれど、わたしにはなかなか理解できていなかったということなのかもしれないけれど。

 これまで「頭金」としてきた従来の端末販売価格・機種変更価格も月々の支払いに分割しました、と説明されればすっきりと理解できる。言葉というのは難しい。

 ただ、26 日の新聞各紙に掲載された全面広告のうたい文句、

「複雑怪奇な従来の料金システムをゼロからリセット」

というには少々難があるのではないかなという印象は否めないと思うのだけれど。それは、新規や契約会社変更であれば、今回宣伝されているプランなどだけになるのである程度すっきりかもしれない。無料通話分を含んだこれまでのパック料金はそれだけでいくつも料金ランクが存在するわけではあるから。とはいえ、既存の料金体系も存続しているわけであって、さらに遡ると旧旧プランをそのまま利用しているというユーザーも少なからずいたりする現状もある。

 いずれそうした旧来のプランは廃止の方向で進められるのだとは思うけれど、現状でどれほど分かりやすいものかというのはちょっと違う気がする。話している本人には内容が頭の中で分かっているが、相手にはさっぱり話が見えていないという状況にも似ているような気がするのだけれど。

しかし、現状のソフトバンクの説明で、ユーザーがしっかり理解した上で契約できるだろうか。本誌のような専門媒体のスタッフであっても、理解するまでに相当の時間を要する料金体系である。

「通話0円」「メール0円」「頭金0円」は確かに事実であるが、同時に、非常に多くの但し書きがあることもまた事実だ。今回の料金体系はシンプルになったと言えるのだろうか。

 いっそ、携帯電話機はレンタルかリースという扱いにしてしまったほうが、あるいは考え方が楽なのではないかとすら今回のゴールドプランなどを見ていると思ってしまう。その代わり月々の基本使用料をさらにもう少し下げて(割賦支払いの相殺分が実質不要になるので)、分割された頭金と同等レベルのリース代金を毎月支払う。一年や半年くらいでリース代金の見直しがなされ、月々の支払いもそれに準じて変更される。リースであるから使いつづける限り代金は発生するが、機種変更しても負担はリース代金の変更程度で済む。リースであるから機種変更の際には必ず端末は回収されるのでリサイクル率は格段に上がるかと。短期間で機種変更しても余計なローンをユーザーに残すこともないので、安心して最新の機種を試す気持ちにもなるのではないかな。

 まあ、ことは単純ではないのだろうけれど、ここまできたらいっそそんな仕組みの方がより分かりやすくなるのでは。

 毎日まいにち修正されていくプランの瑣末な部分。いずれある日突然に「止めることにします」といわれるかもしれない。そうした「予想外」にも備える必要はあるのだろうなあ。

#ソフトバンクがよくないというものではなく、十分に理解して納得する必要があるということですので。念のため。

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