レイルは続くよ
演習は一応終わり。演習できていないところは大雑把ではあるけれど、全体として一通り読むこともできた。
7日目は Yahoo! ID を持っていないということもあってひとまずパス。取得してもよいのだけれど、なにかとアカウントが増えてしまう昨今、管理も大変だしできればあまり無用に増やしたくはないので。いずれ必要が生じたらそのときということで。こんな風に使えるということが分かっているだけも有効かと。
9日目についてはまるっきり現状では無理。公開できる URL がなくてはならないようなので。Rails が使えるとなるとかなり限定されてしまうだろうし、自分でサーバーをという技量はないし。ということでこれも将来的な課題。
10日目については、FreeBSD(98) マシンがあるのでこれで擬似的にという方法もあったりするけれど、そもそも整備してないので(ほとんどデフォルトでインストールしただけ状態。samba が使える程度)面倒だったりする。てっとり早い擬似環境なら Cygwin でというのもありそうかなとは思うけれど。
なんにせよ、示されたリストをひたすらに打ち込んで動作したと喜んでいただけなので、果たしてこれからが本題。実現したい動作をきちんとプログラムできるのかというのは一番の問題。ただ、それにかかる数々のヒントはすでに演習に出てきているので、必要に応じて振り返ることである程度はなんとかなるかなとも。
Ruby が初めてという人にとっては、この本であっても何をしているのかちんぷんかんぷんで分からないから止めたなどという感想も見受けられたけれど、確かに Rails を始めるには多少 Ruby に触れておくほうがよりよいのだろうなとは思う(というかそれが当たり前か)。けれど Ruby の基本についてもある程度丁寧に説明されている本書は入門に適した一冊であることは間違いないと思う。
特に課題を学びながら進めていけるという演習テキスト形式であるというのは大きな特徴。ただ、付属 CD のサンプルをコピーして「動いた」と感動するのだけはやめたほうがよいかとは思う。あくまでもそれは答え合わせの作業であるべきかと。多少大変でもみずからキーボードを叩いて入力することで自然と身に着くことも少なくないと思うし。
ということで他の書籍を見ずしていうのもなんではあるけれど、Ruby on Rails の手始めの一冊として正直にお薦めします。
| 固定リンク
コメント