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変化

 [ ■コンピュータは人間を進化させるか■アラン・ケイ氏インタビュー::後藤貴子の米国ハイテク事情 ] yuco さんのメモ経由

--大人は変えられないか。

ケイ:大人を変えるのは難しい。しかし子供はある程度変われる。

ローズ:Squeakが子供に取り組むのはそのため。子供はもっと改善のチャンスがある。

 中盤に出てくるこの言葉が一番興味深かった。ここでは科学に対する姿勢や知識・考え方などが主な主題なのだが、仕事や生活などに関しても大人を変えるのは非常に難しい。成長の過程で出来上がってしまった性格や主義といったものを変えることになるわけで、本人が特段の意識をもって変えようとでもしない限りはまず無理というべき。なにより、本人にとっては何の不便もないので「どうして変える必要がある?」と、端から受け入れる素地すらないことのほうが多いかもしれない。

 仕事の手順などについてよく思ったのは、「言われてやるくらいなら、初めからやっている」。つまりどれほど下手なやりかただったり手際の悪いことをやっているからといって、こうしたほうがよいと説明したりしても、子供ならいざ知らず大人(年齢を重ねれば重ねるほど)になってしまえば言われたところでなかなかその通りにやるものではないということ。

 それは自分のプライドのようなものもあるかもしれないが、何より「なぜそうしなくてはいけないのか」を理解できないとか、あるいは理解しようとしないとか、ひたすらに変えることが面倒であるとか。

 時には、たしかにそうだなと納得しつつもできない、やらないということもある。「大人」とはかくも面倒なものなのだ。

 そう思うと、なるほど子供のうちにできるだけきちんとした教育を与えるということはこれまでにもまして必要なことなのだろうなと。

 現状においては「変えることの困難な大人」の年齢はどんどん低下しているようにも思える。今なら 20 代前半くらいが境界線ではなかろうか。人によっては 20 歳前でも危ないかもしれない。

 ただ、少なくとも 60 歳よりは 20 歳のほうが、まだ変わることが出来やすいのではないかとも思うし、それである程度やっても駄目ならそれはもう諦めるしかないのかもしれない。(いや、60 歳を過ぎて変わる人もいないわけではないか。あるいは絶対数の問題か)

 そんな時に贈る言葉はもちろんこれ。「駄目なものは駄目」

#といいつつ自らも謙虚に学ぶようにしなくてはなあ。日々反省。

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