発想としてのパズル
[ 日刊良スレガイド:【IQテスト?】就活で企業から聞かれた問題 ]
xiaoxia さん経由で見たら、分かるものもあるけれど分からないものも結構多い。こうしたパズル的な問題というのは総合的な力というか、柔軟な発想力というかが必要なので、マニュアルでしか動けないような人には不向きなのかもしれない、とは思う。
始めのほうに出てくる、蚊取り線香の問題などは比較的発想で補えると思うのだけれど、ただ現実的なところでは「厳密には計れないという点は考えないものとする」というような了解は前提としてあるなとか。
で、こうしたパズルでふと思い出すのが「SFパズル」(マーティン・ガードナー、紀伊国屋書店)。IASFM(アイザック・アシモフSFマガジン)に連載された「SFストーリーをまじえたパズル」が収められている。そのシチュエーションはあくまでも味付けでしかないけれど、単に問題として書かれているよりも読み物としての面白さが加わってまた一味違うというもの。先の問題同様になかなか一筋縄ではいかないものも多く楽しめるのだが、残念ながら絶版らしい。
脳トレが人気の昨今ではあるけれど、単純な作業だけでなくこうした知的な(というとゲームに失礼かしら)脳トレもじっくりと取り組めるという点で楽しいとは思うのだな。
マーティン・ガードナーといったらやはりこれ、
新版 自然界における左と右
マーティン ガードナー Martin Gardner 坪井 忠二
こちらは未読だけれど、ちょっと興味をそそられたので。
奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究
マーティン ガードナー Martin Gardner 市場 泰男
奇妙な論理〈2〉なぜニセ科学に惹かれるのか
マーティン ガードナー Martin Gardner 市場 泰男
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