再現性
再現実験を行うという死亡事故のおきたエレベータ。原因がどこにあるのかはまだわかっていないとはいえ、会社の体質的になにやら嫌な匂いを感じてしまうのは多くの人の感じるところでしょうか。まあ、あくまでも報道などから知るかぎりでしかないわけですが。
再現性の高い原因によるのであればよいでしょうが、そうでない場合はちょっと大変なのだろうなと。機械的なものの再現性は比較的高いだろうかとも想像するのだけれど、ソフトウェア的な原因での再現性は必ずしも高くない場合があるので、そうなるとかなり面倒な作業になるのでは。
石原藤夫の代表作とも言える「コンピュータが死んだ日」がいい例かも。コンピュータはそういう危険性をはらんだものだという認識はもっているべきでは。(もちろんそのあたりを回避できるように設計するのがソフトウェアの技術なのだとは思いますが)
![]() | コンピュータが死んだ日 石原 藤夫 早川書房 1976-11 by G-Tools |
この写真は徳間文庫のもの
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