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古い新人さん

 本社から新人さんがやってきた。また一から教えなくてはならないのか。そしていつまで体がもつものやら。

 一年を通じて忙しさもあり、小さなものから重量物まで、細かな包装作業もあるかと思えば、大きな荷物をまとめて作ることもある。そんな仕事なのだが現在は女性のパートふたりだけ。形の上では係長が担当しているはずなのだが、自分がかかわることはまずないし、よって仕事のことも知らない。どんな作業が行われてどの程度時間を要するのかもしらない。

 とても女性のパートだけでこなせる仕事ではないし、以前はきちんと力仕事のできる人が担当してもいたしでよかったのだが、今では来るのはシルバー人材センターから来てもらっているお年よりがほとんど。

 そのたびに仕事を教えたりしなくてもいい、力仕事もできる人をよこしてください、と何度となく伝えているにも関わらず、このところやってくるのは定年になり嘱託として継続勤務することになった元社員ばかり。

 しかも、「これからずっとここで担当してもらって、仕事の手配などもやってもらうことになりましたから」といっておきながら、仕事にもなれてようやく覚えてもらったと思うと半年あまりで別の場所に移されてしまい、また新しい嘱託社員が回される。

 ここは教育所か。そのたびに教えなくてはならない。パートが社員に仕事を教える。別に”ない”話ではないけれど、それに頼っている状況というのはどうなのだと。自分たちが仕事を知らないからといってそれでいいのかと。

 その一方で、はいはいと指示通りに仕事をすすめているのに、ふいにやってきては勘違いして「なんでこれやってるの! これは後だっていったでしょ!」などと言った後で、それが指示通りの仕事だと説明を受けると、「あ、そうか。これでいいんだよ」などと言ってまたどこかへ消えていく。君よりもよほど優秀なのだから、余計な手間をかけさせないで欲しいと願うのはわがままだろうか。

 年金制度が壊れているからって、定年をなくしても、若者の雇用がますます危うくなるだけなのではないかなあ。

 若い者は体も使わず楽な仕事を、年よりは現場で体を酷使。で、使い捨てていくと。なんだかねえ。

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