ドラマ「氷壁」
昨年秋頃から異例とも思えるほどの宣伝番組(製作舞台裏などを含めた 15 分番組)を流しつづけていた NHK 土曜ドラマ「氷壁」。新生 NHK を狙うひとつともいえる力のいれようで、それが空回りしないかと不安にも思えたのですが、そうでもなかったかなという印象。むしろ久しぶりに楽しみに見ているドラマといえます。
原案となったのは言わずと知れた井上靖の「氷壁」。おおまかな設定だけを下敷きに現代風の演出とアイデアも取り込んで、人間ドラマとしてしっかりとした作品に仕上がっている感じ。NHK らしいドラマに仕上がっているといってもいいかも。
昔から読みたいと思いつつずっと後回しにしていましたが、この機会にぜひ読もうと思ってもいるのですが、最近の文庫は高くなりました(笑)。ということでいまだに未読。クロミニさんにあやかってなんとか読んでしまわなくては。
いよいよ今週と来週で放送も終わり。このところ裁判シーンばかりで登山のシーンが少なくてちょっと残念ですが、最後はどう終わるのでしょうね。ハイキング程度しかしたことのないわたしですが、山岳小説にはなぜだか惹かれてしまいます。
氷壁
井上 靖
NHK土曜ドラマ「氷壁」オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ マイケル・ホーンキャッスル リベラ
彼方の光~Welcome to Libera’s World~
リベラ マイケル・ホーンキャッスル ジョセフ・プラット
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