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データの活用

 今は Ruby を時折使ってますが、その前はもっぱら AWK でした。日常的なこととか仕事のなかで扱えるデータを活用できないか、というようなことで主に使っていました。ですから大層なプログラムとかは作ったことがほとんどないですし、ちょっとしたことに便利に使えないかな、というのがほとんどです。そんな用途にはやはりこれらのスクリプト言語ってのは手軽に使えて、その便利さを実感したものでした。

 以前に書いたかもしれないけれど、パレット積みされた荷物を自走式の機械で出し入れする収納システムを利用していたときにもいくつか使ってみたものでした。

 パレットあたりの重量制限が 800Kg なのですが、重さを検知するセンサーはついていません。扱う商品の一般的な荷姿であれば概ね制限内の重量でしたが、ものによってはそれを超えてしまうものもありました。しかしほとんど無視というのが現実でした。その意味では無茶なことをしていたものですし、それでいて定期的なメンテナンスをほとんどしていなかったというのは無謀を通り越しておバカというものだったかもしれません。

 また、出し入れをしているうちにはパレット上の荷物の量は減っていくわけですが、必ずしも毎日の作業のなかでそれらの整理ができないことが多く、わずかの商品しか載っていないパレット・棚の整理という作業が年に何回かは必要でした。

 本来であればこうしたデータの抽出は管理システムを通じて行えれば便利なのでしょうが、そうした機能まではもっていないために、とりあえずすべての棚の商品情報を打ち出してそれをもとにアタリをつけ、実際に棚を人が見て回ってチェックするという手法が使われていました。

 実際に見なくてはならない理由のひとつは、商品の在庫数が少ないからといって容積をとる商品であれば整理することは無理なこともあるためです。また、在庫数が多いからといって小さな商品であれば、容積的にはごくわずかで済んでいる場合もあります。すべての商品についての正しい知識を持った人が作業をすればよいかもしれませんが、なかなかそれも難しい。というか、本来そうした処理くらいはもっと簡単に抽出されてもよいはずです。そして最終的にどうするかは人が判断する。なんらかの予定があって整理できないものも時にはあるでしょう。

 そうした人力による作業はおよそ一日をかけて行われていました。とうぜん、その間はそのラインから商品を出すことができませんから、日常の作業への影響をできるだけ軽減するように進めるか、休日にでも行うしかありません。

 そこで、ここに重量のデータがもしも得られれば、ある程度抽出することができるようになります。容積的に場所をとってしまうものも含まれてしまいますが、全体に占める割合がごく少なければ、一般的な商品を部数の大小に惑わされることなく在庫量の大小で抽出できます。少なくとも基準以下を調べようというように抽出自体が単純化されます。

 幸いにしてシステムがバックアップするデータはテキスト形式だったので、そこから必要なデータがどこにどう配置されているのかを調査したうえで、それぞれの棚にある商品の部数を取り出すことができました。あとは、それぞれの商品の単位当たりの重量を登録したデータを容易できれば、計算により棚当たりのおよその重量を算出できます。

 実際そうして重量を計算させると、制限重量を超えたもののいくつか発見されたりしました。

 扱えるデータがテキストであったからできたわけではありますが、まあ、せっかく利用できるのであれば活用するというのが作業を楽にしてくれるというもの。無論、通常はあまり期待できないことかもしれませんので、いつでも使えるというわけにはいかないでしょうけれど。たまたまではありました。

 そんなものを AWK で作ってみたのですが、結局活用されることはなかったです。まあ、端から見ていったほうが楽、という考えがあったのかもしれませんし、なんだかそういうのは面倒な感じがして、というものもあったかもしれません。(パソコンはどうも・・・、というような)

 今ではシステムが多少変わっているようですから、もうそうした使い方はできないかもしれませんが、特に秘密にしなくてもよいデータなら汎用的な使い方ができる手段というのもあると、いざという時には便利なのでは、とも思っています。

 商品の分野ごとの棚使用率なんてのもおよその数字を把握できたりしましたし。

 まあ、昔はそんなこともしたっけなあ、という。

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