ウィルスバスター2006の不安な挙動
[ ウイルスバスター2006はトレンドマイクロの定義で言うところのスパイウェアである::高木浩光@自宅の日記 ]
[ ウイルスバスター2006は存在しないサーバ名もトレンドマイクロに送信する::高木浩光@自宅の日記 ]
知識にかけるので、正確なところを読み取るのは難しいのだけれど、なんだか嫌な匂いだけはする。わたしも先ごろウィルスバスター2006にしたところ。ツールバーの類は好きになれないので(多くの場合に、このように勝手に情報をサーバに送ろうとするのが嫌)、使っていなかったのだが、URL フィルタ機能にもデータを送信する仕様があるようにも読み取れる。
もちろんこれらの記事やそれを受けて急遽だされたトレンドマイクロの Q&A 記事によれば、それが大きな問題を呼ぶということがすぐさまあるということではないようなのだが、やはりちょっと気持ちの悪さは拭えない。
現代のネットワークがいろいろと対策をしても、様々な要因でなんらかの危険性をはらんでいるというのは認識すべきなのだと思うので、あとはそれに対しての対処の問題なのか。
トレンドマイクロ側にしても、この件に関してのインストール時や使用時の説明不足などは否めないわけで、対策方法そのものに問題がないというのであれば、それらをきちんと説明し安心してユーザーが利用できるようにするのが責務ということなのでしょう。
昨今はホームぺージで公開すれば、それですべての人に対して情報を公開したということと同義に扱われることが多いような気がするが、さながら先のハリケーン被害の時の情報提供にも似ています。
いたずらに危機感をつのらせるのもどうかという面はむろんあるけれど、ウィルスバスター2006利用者は少なくとも上記の記事やそこからリンクされている当該記事によく目を通した上で、判断されたほうがよさそうではあるでしょう。
[ 星澤裕二メモ - ウイルスバスター2006のフィッシング詐欺対策ツールバー ]
[ セキュリティホール memo ]
[ トレンドマイクロサポート情報 ]
この件とは関係ないけれど、以下の比較記事はなかなか興味深いです。あくまでも別件ですが。
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