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FD

 [ 更新日記: [Computing] WinFDを使ってみよう ]
 [ RetroPC.NET: FD開発者、出射厚氏が御逝去 ]

 更新日記で知り、slashdot japan の書き込みもザッと目を通しました。昨年の 11/7 の訃報ということであるいは間違いなのでは、という書き込みもありましたが、WinFD のサイトや RetroPC.NET を見てもまず間違いのないところのようです。(もともと WinFD から発信されたもののようですね)

 DOS 時代、すべてがコマンドラインから始まっていた時代は、今ほどのソフトの利用もなかったですし、不自由ななかでいろいろ工夫するという楽しみもあったのは確か。とはいえ、やはり日常的に行うファイル操作などはもっと便利でわかりやすくあったらと誰しも思ったのでしょうね。まさに画期的なソフトであったと思います。

 わたしはおもに 98 ノートで利用していましたが、FD は今風にいえばデスクトップといった感じでした。電源を入れるとまず起動され、よほどでないかぎりアプリケーションもそこから起動して終了すればまた FD に戻る。ファイル操作の視認性であるとか、テキストファイルの閲覧、特に便利に使ったのはやはりオンラインソフトの解凍作業でしょうか。

 当然、コマンドラインで LHA を使うのも嫌ではありませんでしたが、それでもこまかなスイッチを覚えきれるわけでもなく、うっかりディレクトリを間違えていようものならズラズラとファイルが解凍されてしまって青ざめたことも何度か(^^;

 それが FD を使うことでより簡単に、そして確実に作業することが出来るようになったのでした。よほど特殊なオプション指定を求めない限りはまったく支障がなかったと思います。さまざまな連携ツールも多くだされ、ひとつの統合環境という趣だったかもしれません。

 そんな FD などのファイラーも、 Windows の登場で次第に必要が減っていき、いまだに Windows 用があるものの、需要としてはそう多くはないでしょう。

 けれどもやはりあのシンプルな画面と使い勝手は今も記憶に残ります。貴重な仕事をされたのだと改めて感謝するばかりです。

 Windows がうまく動かないといったときに、いよいよ活躍するのがこうした過去の遺産と知識、経験だったりするのは、哀しいながらもいまだ現実。そんなときにも FD があればどれほど助けられることか。まだまだ手放すわけにはいかない、そんなソフトです。

 FD + MIEL + LHA + Vz + HSB 。たまにはエミュレータで起動してみましょうか。

 謹んで出射厚さんのご冥福をお祈りいたします。

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