Rubyプログラミング入門
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まつもと ゆきひろ監修
オーム社
2000/10 初版発行
本体2800円 @niftyBOOKS
ずーっと昔、入門用のプログラム言語といえば BASIC だったりしましたが、今ではいずれも手軽にグラフィカルなプログラムを作れる言語が多くなりました。とはいえ、やはり初心者にとってはなかなか難しい。別にプログラムなんて出来なくてもパソコンを使うのに困るわけではないけれど、ちょっと知っていたら便利になる世界でもあるのは確かなのです。
そんなちょっとしたものから果ては巨大なものまで、なんとも不思議なくらい便利さを提供してくれるのが Ruby。
ただ基本としてはコマンドラインから使うということもあって、とっつきにくい印象をもつ人もあるかもしれない。けれども今では GUI 環境を使えるような手段が用意されてきているし、コマンドラインとはいってもそんなに怖がることなどない。
テキストで書いてすぐに実行して動作を確かめられるという便利さ。可読性のよさ。巨大なものはそれなりに大変が伴うけれど、小さな便利さならばお手軽にあれこれと試すことができる。ちょっと凝った処理をしたいと思っても標準的にもっていることで様々に対応しているので、一から書いていたら大変だろうということまであっさりすっきりと書くことができる。
たとえば配列データなら、
array.uniq.sort.each do
とするだけで、配列のデータの重複をまとめ、並べ替えをし、順に処理していく、ということができたり。もちろん期待通りの処理をさせるには理解しなければならないこともある。
そんなときには入門用の本を一冊。まったくの初心者にとって完全に「はてな?」がないとはいえないのだが、入門にちょうどよいのは確かです。っていうかわたしの入門書だからというのも理由ではありますが(^^;
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