マイクロコンピュータの誕生
更新日記に紹介されていた「4004 Dr.嶋ブログ:はじめに」を読んだ。マイクロプロセッサの開発に取り組まれた嶋正利さんのブログが始まったのだった。
今日のパソコンの歴史はすべてここから始まったといってよいはずで、4ビットのチップ4004の開発の物語が語られるようだ。かつて岩波書店から発行された『マイクロコンピュータの誕生 わが青春の4004』はすでに絶版となっているようなので、当時の様子などを知ることのできる貴重な場になることは間違いない。
かつてNHKで放映された『電子立国日本の自叙伝』というシリーズあたりでも紹介されていたかとは思うのだが(DVDを確認すればわかるとは思うが・・・)、当時は試行錯誤を重ねて作られたものが今となってはその何万倍(では足りないのか?)もの能力を有するチップへと進化を遂げている。
すでに64ビットへのシフトも始まっているようで、この先どこへいこうとしているのか。
なにより興味深いのはコンピュータの人や社会との関わり方への視点。しばらく追いかけてみたい。
岩波で復刊してくれないだろうか・・・
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